台湾のメーカー 東芝・三菱など提訴

6月26日 13時39分

台湾の大手電子機器メーカー、「ホンハイ精密工業」は、液晶ディスプレー関連の複数の特許が侵害されたとして、「東芝」と「船井電機」、それに「三菱電機」などを、アメリカの連邦地方裁判所に提訴したと発表しました。

発表によりますと、ホンハイは、グループ会社が持つ液晶ディスプレー関連の複数の特許が侵害されたとして、今月２４日、東芝と船井電機、それに三菱電機などをアメリカのデラウェア州の連邦地方裁判所に提訴したということです。
ホンハイは、提訴の詳しい内容については明らかにしていません。
今回、侵害されたと訴えている特許について、ホンハイは、テレビやタブレット端末、それに携帯電話などに幅広く使われていると主張し、ホンハイグループが全世界で手がけるディスプレー関連の特許戦略の一部だと説明しています。
ホンハイ精密工業に提訴されたことについて、東芝、船井電機、三菱電機はいずれも「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。