社会

異動後も入札記録を不正に閲覧
(北海道)
市立札幌病院の業務の入札で、事前に業者に情報を漏らしたとして逮捕された札幌市の係長が、病院を異動したあとも病院の入札記録を不正に閲覧していたことがわかりました。

札幌市の係長・宮川貴行容疑者はおととし11月、当時勤務していた市立札幌病院が発注した入札をめぐって業者に情報をもらしたとして、きのう逮捕されました。
宮川容疑者は、去年4月に豊平区役所に異動したあとも外部から病院のサーバーに接続し、複数回にわたって入札記録を不正に閲覧していました。市によりますと、閲覧した記録から価格を推測することは可能ということです。宮川容疑者はきょう送検されますが、警察は今後、業者側との金銭のやりとりなどについて調べる方針です。
[ 6/26 13:27 札幌テレビ]