海難事故:コンテナ船と漁船衝突、重油流出 山形沖
毎日新聞 2014年06月26日 11時14分(最終更新 06月26日 12時02分)
26日午前0時50分ごろ、山形県酒田市の酒田港の西約15キロの沖合で、韓国籍のコンテナ貨物船「SINOKOR TOKYO」(9030トン、趙錫洙船長ら乗組員19人)と、鳥取県岩美町のイカ釣り漁船「福昇丸」(19トン、浜田富晴船長ら乗組員3人)が衝突したと、福昇丸から118番通報があった。けが人はない。
酒田海上保安部によると、漁船の船底タンクに穴が開き、燃料の重油約1.9トンが漏れ、海上に長さ約1キロ、幅約20メートルにわたって重油が広がっている。
貨物船の船首と漁船の左側船尾が衝突したといい、同海保が原因を調べている。【野間口陽】