< 2011年 07月 >この月の画像一覧
- 花火大会中止の理由は東日本大震災だけではなかった[ 2011-08-01 23:19 ]
- 鉄筋工がいなくなる~都内の鉄筋職人二ヶ月で400人が異業種へ[ 2011-07-31 20:29 ]
- NHKスペ未解決事件~グリコ森永事件2~新聞業界の衰退[ 2011-07-30 22:04 ]
- NHKスペシャル未解決事件~グリコ森永事件~日本のタブーに迫れるか[ 2011-07-29 23:02 ]
- 中国政府の腐敗とコネが中国人の心情に影を落とした[ 2011-07-28 23:14 ]
- 裸婚時代と結婚難に苦しむ日中韓の男女たち[ 2011-07-27 22:02 ]
- 雲[ 2011-07-26 23:54 ]
- 米国デフォルト危機・日本円高・中韓超インフレ~勝者なき世界経済[ 2011-07-25 22:15 ]
- コネ・腐敗・手抜き社会が集約された中国高速鉄道事故[ 2011-07-24 23:26 ]
- 何故、昔の人生は楽しかったのか~父と嫁が昔を懐かしむ[ 2011-07-24 00:03 ]
花火大会中止の理由は東日本大震災だけではなかった
全国で花火大会中止が相次いでいる。東京近辺では八王子花火大会、いたばし花火大会、調布市花火大会、立川まつり国営昭和記念公園花火大会、横浜開港祭花火、横浜港花火大会、東京湾花火大会、江戸川花火大会、江東花火大会が中止に追い込まれた。もちろんこの中止となったことは、東日本大震災の影響が非常に大きいことは周知の通りだが、もう1つは、協賛金が集まらないと言うことも大きい。
この協賛金を出しているのは地元の地域産業なのだが、もうここ10年以来、地域産業は衰退してきていたことで協賛金を出しているのも厳しい状態であった。
そして地方であれば、地域建設業界も花火大会のスポンサーとなってきたのだが、この建設不況で協賛金を出すのも厳しくなった。スポンサーとしてのメリットは名前が読み上げられることやスポンサー席を確保してくれることなのだが、安くない協賛金は地域建設会社も含む地域産業には随分と負担であった。
それに今回は、そのぎりぎりのお金を東日本大震災の義援金として出した地域会社も多かった。さらにその上に、花火大会の協賛金を捻出するのは、相当厳しいものと言えた。実際、地域産業の中には、花火大会がなくなってほっとしたところも少なくなかった。毎年、普通に開かれている花火大会も実のところ、毎年、危うい綱渡りで成り立ってきたというのが実情だった。あるスポンサーがいなくなると別のスポンサーで埋めるという作業の繰り返しで、花火実行委員会の人の苦労は並大抵ではなかったのだ。
ある花火大会に毎年、スポンサーになっている建設会社の社長と雑談している際に、「あの花火大会のスポンサーはいくらかかりますかね」と聞いたところ、実際の金額は答えなかったのだが、「安くはない金額だよ」と答えていた。
そして、地方に行けば行くほど、建設会社がスポンサーになることが多い。安くない金額を地元とのつきあいと言うことで、建設会社も含む地域会社が頑張ってきたのだが、そろそろ限界に近づいてきたのだろうかと思うことが多い。
もちろん、計画停電によって電力の供給が十分でないことや警備が万端であることも大きな理由の1つであることは否定しない。実際、それも大きな理由の1つだろう。
しかし、各自治体とも火の車とは言わないが、花火大会の予算を捻出しているのも一苦労しており、地域産業の協賛金に頼ることも事実。小泉・竹中改革によってその地方の底力が失われつつある現状にあり、東日本大震災はその地域の底力を完全に弱めてしまった。
そして今はどこの地方でもショッピングモールが整備され、人の動きが完全に固定化してしまった。本来であれば、もっと人の動きは流動化していたものであったのだが、固定化すると、買い物の場所も限られ、人の移動から離れたところは全くモノが売れなくなった。これは以前も書いたように東京郊外も決して例外ではない。そしてそのことが地域の底力を失わせてしまったのではないだろうか。
花火大会は私も楽しみにしているのだが、随分と減ってしまい、夏の楽しみも半減だ。その影には、地域の衰退があることも我々は忘れてはならない。
南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)Ⅱ
南原千畳敷から見た八丈小島


溶岩の固まりの隙間でたくましく!

赤灰

南原千畳敷から見た八丈富士

2009年8月 八丈島にて
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この協賛金を出しているのは地元の地域産業なのだが、もうここ10年以来、地域産業は衰退してきていたことで協賛金を出しているのも厳しい状態であった。
そして地方であれば、地域建設業界も花火大会のスポンサーとなってきたのだが、この建設不況で協賛金を出すのも厳しくなった。スポンサーとしてのメリットは名前が読み上げられることやスポンサー席を確保してくれることなのだが、安くない協賛金は地域建設会社も含む地域産業には随分と負担であった。
それに今回は、そのぎりぎりのお金を東日本大震災の義援金として出した地域会社も多かった。さらにその上に、花火大会の協賛金を捻出するのは、相当厳しいものと言えた。実際、地域産業の中には、花火大会がなくなってほっとしたところも少なくなかった。毎年、普通に開かれている花火大会も実のところ、毎年、危うい綱渡りで成り立ってきたというのが実情だった。あるスポンサーがいなくなると別のスポンサーで埋めるという作業の繰り返しで、花火実行委員会の人の苦労は並大抵ではなかったのだ。
ある花火大会に毎年、スポンサーになっている建設会社の社長と雑談している際に、「あの花火大会のスポンサーはいくらかかりますかね」と聞いたところ、実際の金額は答えなかったのだが、「安くはない金額だよ」と答えていた。
そして、地方に行けば行くほど、建設会社がスポンサーになることが多い。安くない金額を地元とのつきあいと言うことで、建設会社も含む地域会社が頑張ってきたのだが、そろそろ限界に近づいてきたのだろうかと思うことが多い。
もちろん、計画停電によって電力の供給が十分でないことや警備が万端であることも大きな理由の1つであることは否定しない。実際、それも大きな理由の1つだろう。
しかし、各自治体とも火の車とは言わないが、花火大会の予算を捻出しているのも一苦労しており、地域産業の協賛金に頼ることも事実。小泉・竹中改革によってその地方の底力が失われつつある現状にあり、東日本大震災はその地域の底力を完全に弱めてしまった。
そして今はどこの地方でもショッピングモールが整備され、人の動きが完全に固定化してしまった。本来であれば、もっと人の動きは流動化していたものであったのだが、固定化すると、買い物の場所も限られ、人の移動から離れたところは全くモノが売れなくなった。これは以前も書いたように東京郊外も決して例外ではない。そしてそのことが地域の底力を失わせてしまったのではないだろうか。
花火大会は私も楽しみにしているのだが、随分と減ってしまい、夏の楽しみも半減だ。その影には、地域の衰退があることも我々は忘れてはならない。
南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)Ⅱ
南原千畳敷から見た八丈小島
溶岩の固まりの隙間でたくましく!
赤灰
南原千畳敷から見た八丈富士
2009年8月 八丈島にて
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鉄筋工がいなくなる~都内の鉄筋職人二ヶ月で400人が異業種へ
都内にある準大手ゼネコンの購買関係者によると、今は職人の取り合いがものすごい。職人貸してくれと言えば、いや逆に紹介して貰いたいとそんな会話が飛び交っている。それだけ建設職人が不足している。とりわけ、東京都内・千葉県内・神奈川県内での建設職人の不足は顕著である。
理由はこれまで書いてきたように建設職人よりも、コンビニやレジ打ちのバイトの方がまだマシということを考える人が増えているのだろう。あとは、関係者によると職人を辞めて生活保護を申請してそれで食べている人も増えたと言うことだ。
特に不足している職種は、鉄筋工・鳶・土工・大工だという。工事にそれほど変動がないにも関わらずこれだけ不足しているのは異常事態だと言う。鉄筋工の不足は前々から言われてきたが、東京都鉄筋業協同組合がまとめた鉄筋工の総数がこの二ヶ月で約400人も減少していることが分かった。
5月9日の時点での会員企業に所属する鉄筋工の総数は、回答のあった40社で6,466人だったが、7月11日の調査では39社で6,069人となり、397人減少した。この回答の無かった1社は、10人規模の会社なので数字に変動がないという。そして、400人は異業種に転身した人が多いという。
建設業界でのメルトダウンや溶融化がいよいよ本格的に始まったと言える現象なのかもしれない。確かに鉄筋工は儲からない。しかも仕事は楽ではない。それなら、生活保護を受けるか、レジ打ちをした方がずっと楽な生活と言えるのだろう。職人の犠牲によって成り立ってきた建設業界が崩壊する兆しがこのニュースだったのかと感じた。
ハッキリ言うと鉄筋工の組合首脳を代弁するわけではないのだが、「払うモノを払わなければ人を集まらない」ということだ。
「払えばいいじゃないか」という声もあるのだが、実際、赤字に近い受注工事ではできるだけ人件費を抑えるのは当然の流れ。無い袖は振れないと言うことで、専門工事業業界が危機感を訴えても、元請けが賛同しないのはそういうことである。
そういうことで、職人の会社も計画倒産が多いとも言う。体力のあるうちに、職人にお金を渡して、引退すると言うことだ。実際、職人の会社は中小同族会社が多い。親が一生懸命やっても儲からない仕事を子どもに無理に引き継がせる必要もないと親は考え、子どもも、サラリーマンの方がマシと考え、親子で相談して自然消滅するという。
建設業界に長くいて今は顧問の仕事をしている人から言わせると、「モノづくり日本」という理想は崩壊してしまうのかも知れない。「モノづくり日本」という国がそういえばあったよねと言われる時代がそれほど遠くない時期に来るのだろうと悲観的な予想の見立てをしている。
続けて、鉄筋工が不足すると、最終的にはプレキャスト工法を採用するかも知れない。その場合、日本で工場を作る必要もなくベトナムで工場を建設する時代が来るかも知れないと予測を立てている。
私は以前、東北の早期復興は職人の数から考えても難しいのではという予測を立てていた。今はとりあえず瓦礫撤去で、忙しく3年はかかると言われる。その間、3年の間で都市計画を作ると言うが本格復興に入ったときには、考えていた時点よりもさらに職人の数が減った。
その際、復興は一体誰が担うのかと考えると極めて憂鬱になる。今は、建築申請を出している個人もそれなりにあるのだが、すべて建築はストップしている。理由は、今後、都市整備をするためだが、皆それぞれの地方公共団体が理想とする都市のあり方を考えている。
東北のゼネコンの社長が言うには、「あと5年遅ければ東北の復興は困難であった」と話していたのだが、溶融化を起こしている建設業界が奮起したとして、市場原理主義に晒された建設業界が一体どこまで耐えられるのか、そうした不安感を持ちつつ建設業界の人間は働いているというのが現状なのである。
南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)Ⅰ
八丈富士が大噴火した際の溶岩流が作り出した地形


海もとても綺麗です


2009年8月 八丈島にて
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理由はこれまで書いてきたように建設職人よりも、コンビニやレジ打ちのバイトの方がまだマシということを考える人が増えているのだろう。あとは、関係者によると職人を辞めて生活保護を申請してそれで食べている人も増えたと言うことだ。
特に不足している職種は、鉄筋工・鳶・土工・大工だという。工事にそれほど変動がないにも関わらずこれだけ不足しているのは異常事態だと言う。鉄筋工の不足は前々から言われてきたが、東京都鉄筋業協同組合がまとめた鉄筋工の総数がこの二ヶ月で約400人も減少していることが分かった。
5月9日の時点での会員企業に所属する鉄筋工の総数は、回答のあった40社で6,466人だったが、7月11日の調査では39社で6,069人となり、397人減少した。この回答の無かった1社は、10人規模の会社なので数字に変動がないという。そして、400人は異業種に転身した人が多いという。
建設業界でのメルトダウンや溶融化がいよいよ本格的に始まったと言える現象なのかもしれない。確かに鉄筋工は儲からない。しかも仕事は楽ではない。それなら、生活保護を受けるか、レジ打ちをした方がずっと楽な生活と言えるのだろう。職人の犠牲によって成り立ってきた建設業界が崩壊する兆しがこのニュースだったのかと感じた。
ハッキリ言うと鉄筋工の組合首脳を代弁するわけではないのだが、「払うモノを払わなければ人を集まらない」ということだ。
「払えばいいじゃないか」という声もあるのだが、実際、赤字に近い受注工事ではできるだけ人件費を抑えるのは当然の流れ。無い袖は振れないと言うことで、専門工事業業界が危機感を訴えても、元請けが賛同しないのはそういうことである。
そういうことで、職人の会社も計画倒産が多いとも言う。体力のあるうちに、職人にお金を渡して、引退すると言うことだ。実際、職人の会社は中小同族会社が多い。親が一生懸命やっても儲からない仕事を子どもに無理に引き継がせる必要もないと親は考え、子どもも、サラリーマンの方がマシと考え、親子で相談して自然消滅するという。
建設業界に長くいて今は顧問の仕事をしている人から言わせると、「モノづくり日本」という理想は崩壊してしまうのかも知れない。「モノづくり日本」という国がそういえばあったよねと言われる時代がそれほど遠くない時期に来るのだろうと悲観的な予想の見立てをしている。
続けて、鉄筋工が不足すると、最終的にはプレキャスト工法を採用するかも知れない。その場合、日本で工場を作る必要もなくベトナムで工場を建設する時代が来るかも知れないと予測を立てている。
私は以前、東北の早期復興は職人の数から考えても難しいのではという予測を立てていた。今はとりあえず瓦礫撤去で、忙しく3年はかかると言われる。その間、3年の間で都市計画を作ると言うが本格復興に入ったときには、考えていた時点よりもさらに職人の数が減った。
その際、復興は一体誰が担うのかと考えると極めて憂鬱になる。今は、建築申請を出している個人もそれなりにあるのだが、すべて建築はストップしている。理由は、今後、都市整備をするためだが、皆それぞれの地方公共団体が理想とする都市のあり方を考えている。
東北のゼネコンの社長が言うには、「あと5年遅ければ東北の復興は困難であった」と話していたのだが、溶融化を起こしている建設業界が奮起したとして、市場原理主義に晒された建設業界が一体どこまで耐えられるのか、そうした不安感を持ちつつ建設業界の人間は働いているというのが現状なのである。
南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)Ⅰ
八丈富士が大噴火した際の溶岩流が作り出した地形
海もとても綺麗です
2009年8月 八丈島にて
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NHKスペ未解決事件~グリコ森永事件2~新聞業界の衰退
このグリコ森永事件を今更ながらテレビで見ているのだが、犯人は思った以上に人数が多く、犯意のない子どもも含めると10人くらいに及ぼうか。その10人共々犯行について一切沈黙してのけるというのは相当な結束力でなければならないと無理だろう。
嫁さんと一緒にNHKスペシャル未解決事件「グリコ森永事件」を見たが、犯人たちは相当日本や社会に対して不満が強く、そして半端ではない結束力を持つ組織もしくは家族であるという意見で一致した。そもそもグリコ森永事件には犯意はないにしても子どもも参加しており、その子どもも黙り通せるというのはかなり困難であったと思う。
そして今まで捜査上に浮かんだ「在日韓国人説」「株価捜査説」「B元暴力団組長説」「X説」「元左翼説」「右翼説」があるが、どれもそれなりに根拠があるのだが、実は、都合の悪いところを書いていない。今回、NHKでも登場した当時の警察が描いた相関図があって、この相関図通りに動いたと一時は警察も思ったのだが、あの相関図は失敗したモノであった。
そして相関図を描くときに、容疑者の疑わしきところのみを羅列して、都合の悪いところを削除すれば全く意味がない。作家の宮崎学氏も「最重要参考人M氏」として疑われたのだが、実際、本人も当時東京におり、完全なアリバイがあった。そして、宮崎氏と面談した当時、「キツネ目の男」と会った捜査員たちは一様に、違うと述べている。
昨日も書いたように捜査員たちはB元暴力団組長の周辺を洗い、一斉に捜査に乗り出して最後の大勝負かけたB作戦を展開したが、大阪府警が描いた相関図自体を各人が否定した。各人とも「疑われていること自体は分かっていたと言うが、知らない人のことを言いようがない」とも言った。
何よりも教訓としなければならないのは、報道機関であったのだろう。人が誘拐されていないのにも関わらず、報道協定を締結して、結局犯人を逮捕出来なかった時点でも報道協定が続けられることになるのだが、これは雑誌に破られることになる。協定に関係のない左翼系の「人民新聞」や「噂の真相」が書いたため、結局、報道協定は解除される。「怪人21面相」が報道の自殺やないかと声明文を発表しているがあれは全く正しい。
そのため、新聞に対して非常に不信感が生まれ、新聞社は情報を独占して隠している情報があるのではないかという投書が寄せられたからだ。しかしそんなことはなかった。当時、報道協定をしていても寄せられる情報というのはたいしたものはなかった。しかし、書く記者にとっては非常に楽だったと言える。
それに、この報道協定という前例で当局からの情報操作が上手くいったためか、比較的、当局の顔色をうかがう記事が本当に多い。例えば、小沢一郎元代表に課せられた疑惑が次々と記事になり、一時は小沢氏の記事無くして新聞が成り立たないような書き方であったが、裁判では次々と提出された証拠書類を却下している。
今新聞をつまらなくしているのは、報道協定無き報道協定である。報道協定を結んではいないが、当局に対して顔色をうかがい記事を書くため、新聞全体におおっているのは横並びだ。あのような横並びはグリコ・森永事件以降だった気がする。
このあたりは、別に一般紙に限らず専門紙にもいえる。専門新聞には業界によって数多くあるのだが、同じような記事が並んでいる。中には全く独自取材なしで、プレスリリースを丸写しして、記事を書く新聞社も存在する。
新聞の自殺というのは、グリコ・森永事件から始まった気がする。
そういう意味で、新聞の衰退というのは今後も続いて行くだろうし止まらないというターニングポイントがグリコ森永事件ではなかったのだろうか。
美しい景色と強い生命力



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嫁さんと一緒にNHKスペシャル未解決事件「グリコ森永事件」を見たが、犯人たちは相当日本や社会に対して不満が強く、そして半端ではない結束力を持つ組織もしくは家族であるという意見で一致した。そもそもグリコ森永事件には犯意はないにしても子どもも参加しており、その子どもも黙り通せるというのはかなり困難であったと思う。
そして今まで捜査上に浮かんだ「在日韓国人説」「株価捜査説」「B元暴力団組長説」「X説」「元左翼説」「右翼説」があるが、どれもそれなりに根拠があるのだが、実は、都合の悪いところを書いていない。今回、NHKでも登場した当時の警察が描いた相関図があって、この相関図通りに動いたと一時は警察も思ったのだが、あの相関図は失敗したモノであった。
そして相関図を描くときに、容疑者の疑わしきところのみを羅列して、都合の悪いところを削除すれば全く意味がない。作家の宮崎学氏も「最重要参考人M氏」として疑われたのだが、実際、本人も当時東京におり、完全なアリバイがあった。そして、宮崎氏と面談した当時、「キツネ目の男」と会った捜査員たちは一様に、違うと述べている。
昨日も書いたように捜査員たちはB元暴力団組長の周辺を洗い、一斉に捜査に乗り出して最後の大勝負かけたB作戦を展開したが、大阪府警が描いた相関図自体を各人が否定した。各人とも「疑われていること自体は分かっていたと言うが、知らない人のことを言いようがない」とも言った。
何よりも教訓としなければならないのは、報道機関であったのだろう。人が誘拐されていないのにも関わらず、報道協定を締結して、結局犯人を逮捕出来なかった時点でも報道協定が続けられることになるのだが、これは雑誌に破られることになる。協定に関係のない左翼系の「人民新聞」や「噂の真相」が書いたため、結局、報道協定は解除される。「怪人21面相」が報道の自殺やないかと声明文を発表しているがあれは全く正しい。
そのため、新聞に対して非常に不信感が生まれ、新聞社は情報を独占して隠している情報があるのではないかという投書が寄せられたからだ。しかしそんなことはなかった。当時、報道協定をしていても寄せられる情報というのはたいしたものはなかった。しかし、書く記者にとっては非常に楽だったと言える。
それに、この報道協定という前例で当局からの情報操作が上手くいったためか、比較的、当局の顔色をうかがう記事が本当に多い。例えば、小沢一郎元代表に課せられた疑惑が次々と記事になり、一時は小沢氏の記事無くして新聞が成り立たないような書き方であったが、裁判では次々と提出された証拠書類を却下している。
今新聞をつまらなくしているのは、報道協定無き報道協定である。報道協定を結んではいないが、当局に対して顔色をうかがい記事を書くため、新聞全体におおっているのは横並びだ。あのような横並びはグリコ・森永事件以降だった気がする。
このあたりは、別に一般紙に限らず専門紙にもいえる。専門新聞には業界によって数多くあるのだが、同じような記事が並んでいる。中には全く独自取材なしで、プレスリリースを丸写しして、記事を書く新聞社も存在する。
新聞の自殺というのは、グリコ・森永事件から始まった気がする。
そういう意味で、新聞の衰退というのは今後も続いて行くだろうし止まらないというターニングポイントがグリコ森永事件ではなかったのだろうか。
美しい景色と強い生命力

2009年8月 八丈島にて
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NHKスペシャル未解決事件~グリコ森永事件~日本のタブーに迫れるか
最近、テレビ欄を見る習慣がなかったので、たまたま、NHKを付けていたら、「グリコ森永事件のドキュメント番組」をやっていた。登場キャストで演技派男優を集め、新聞記者の視点から描いていた。見ている内容は自体は、みんな知っている内容であるのだが、明日、ひょっとしたら新事実が出るかも知れないことを匂わせている。その意味では、明日がNHK取材班の真価が問われる。
それはともかく、あの当時の新聞記事って面白かったのだなという感想がある。今は書きたくても書けないことが多いのだろう。そして当時から記者クラブがあったが、今は本当に新聞がつまらなくなった。つまらない理由は、皆同じ記事で溢れているからだ。違うのは論説と社の方針の違いだろうか。私が大学生の時代は、東京本社の記事は政治や経済ネタをトップに持ってきたが、大阪本社は伝統的に事件記事をトップに持ってきた伝統がある。そして今回、主役となった読売新聞大阪社会部は、「事件の読売」と言われていた時代もあり、それだけ事件記事に強かった。しかし、このあたり、読売新聞OBが告白しているのだが、政界とつながりが強くなり、政治ネタを大きく扱うようになり、社会部の力を落としてしまった。
そういう意味では、グリコ森永事件の終了と共に、新聞が一気につまらなくなった。例外はオウム真理教事件で、洪水のようなニュースが一気に流れたのだが、あれは基本的には事件当初の発表ネタは全くなく、ひたすら、夜討ち朝駆けで記事書いたのも事実。
そしてグリコ・森永事件のドキュメント番組だが、これ放映できないモノが山ほどあるのではと考える。一橋文哉氏の「闇に消えた怪人 グリコ森永事件の真相」では本だから日本のタブーにも触れることが可能であったが、果たして本当にNHKでそれが実現できるのかという疑問がある。その一橋氏にしても日本最大のタブーである問題について実名について書くことをはばかり「X」と書いているのである。
そして、本ブログではこの「X」の問題についてはほとんどと言っていいほど触れていない。意図的に触れていないといってもいい。触れていないが、歴史民俗学の中では1つの重要な問題であるし、関東における「X」の問題やその発生についても自分なりの私見はあるのだが、ここでは書くことははばかっている。
グリコのOB社員、左翼、右翼、暴力団、韓国コネクション、産廃業界、食肉業界、元警察官、元自衛官、総会屋等々。同書に登場する人物たちはそれぞれが疑わしいが、犯人と確信を持ってコレだと言える人物は本当に難しい。逆に言えば、このルートで犯人を追えば、この人が確実に怪しいと思えるし、別のルートから追えば別の犯人も成立してしまうと言う奇妙な事件であった。あえていえば、ルートを変えれば、誰しもが犯人と疑わしいと思えてしまう、
グリコ・森永事件での最後の大勝負に出た話としては「B作戦」が有名だが、不発に終わった。警察幹部ではグリコ・森永事件の犯人は当然複数と睨んでおり、B作戦は各府県が最初にして最後の合同調査であった。
しかし、この警察の大勝負は水泡に帰した。何故ならば容疑はおろか、お互いの関係についても頑強に否定したからである。そして、刑事たちの嘆き節として、「日本国内では捜査できないモノはないと思っていたが実態は違う。日本にはまだまだ触れてはならないタブーがあるんだ」という台詞も登場するのだが、果たしてこうした内容についても掘り起こすことが可能であるのかと思う。
そうした意味も含めて明日、NHKがどこまで真相に迫れるか、非常に興味深く見ている。それにしても最近のテレビ業界はNHKの独り勝ちという感じだ。民放地上波でトイレを我慢するという番組はほとんどないが、今日のNHKは久し振りにテレビに釘付けになった。
大坂トンネル展望台から



2009年8月 八丈島にて
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それはともかく、あの当時の新聞記事って面白かったのだなという感想がある。今は書きたくても書けないことが多いのだろう。そして当時から記者クラブがあったが、今は本当に新聞がつまらなくなった。つまらない理由は、皆同じ記事で溢れているからだ。違うのは論説と社の方針の違いだろうか。私が大学生の時代は、東京本社の記事は政治や経済ネタをトップに持ってきたが、大阪本社は伝統的に事件記事をトップに持ってきた伝統がある。そして今回、主役となった読売新聞大阪社会部は、「事件の読売」と言われていた時代もあり、それだけ事件記事に強かった。しかし、このあたり、読売新聞OBが告白しているのだが、政界とつながりが強くなり、政治ネタを大きく扱うようになり、社会部の力を落としてしまった。
そういう意味では、グリコ森永事件の終了と共に、新聞が一気につまらなくなった。例外はオウム真理教事件で、洪水のようなニュースが一気に流れたのだが、あれは基本的には事件当初の発表ネタは全くなく、ひたすら、夜討ち朝駆けで記事書いたのも事実。
そしてグリコ・森永事件のドキュメント番組だが、これ放映できないモノが山ほどあるのではと考える。一橋文哉氏の「闇に消えた怪人 グリコ森永事件の真相」では本だから日本のタブーにも触れることが可能であったが、果たして本当にNHKでそれが実現できるのかという疑問がある。その一橋氏にしても日本最大のタブーである問題について実名について書くことをはばかり「X」と書いているのである。
そして、本ブログではこの「X」の問題についてはほとんどと言っていいほど触れていない。意図的に触れていないといってもいい。触れていないが、歴史民俗学の中では1つの重要な問題であるし、関東における「X」の問題やその発生についても自分なりの私見はあるのだが、ここでは書くことははばかっている。
グリコのOB社員、左翼、右翼、暴力団、韓国コネクション、産廃業界、食肉業界、元警察官、元自衛官、総会屋等々。同書に登場する人物たちはそれぞれが疑わしいが、犯人と確信を持ってコレだと言える人物は本当に難しい。逆に言えば、このルートで犯人を追えば、この人が確実に怪しいと思えるし、別のルートから追えば別の犯人も成立してしまうと言う奇妙な事件であった。あえていえば、ルートを変えれば、誰しもが犯人と疑わしいと思えてしまう、
グリコ・森永事件での最後の大勝負に出た話としては「B作戦」が有名だが、不発に終わった。警察幹部ではグリコ・森永事件の犯人は当然複数と睨んでおり、B作戦は各府県が最初にして最後の合同調査であった。
しかし、この警察の大勝負は水泡に帰した。何故ならば容疑はおろか、お互いの関係についても頑強に否定したからである。そして、刑事たちの嘆き節として、「日本国内では捜査できないモノはないと思っていたが実態は違う。日本にはまだまだ触れてはならないタブーがあるんだ」という台詞も登場するのだが、果たしてこうした内容についても掘り起こすことが可能であるのかと思う。
そうした意味も含めて明日、NHKがどこまで真相に迫れるか、非常に興味深く見ている。それにしても最近のテレビ業界はNHKの独り勝ちという感じだ。民放地上波でトイレを我慢するという番組はほとんどないが、今日のNHKは久し振りにテレビに釘付けになった。
大坂トンネル展望台から
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中国政府の腐敗とコネが中国人の心情に影を落とした
今日の「外国人奥さんが書く私の国際結婚」の執筆者である「るる」さんの今日の文章を見て考えさせられた。面白い文章やコラム、考えさせられる話をうちの嫁さんが報告するのだが、今日の「るるさん」のブログに対しては特に共感できたという。
詳しくは「るるさん」の今日のブログを見て欲しいのだが、ひょっとしたら、「るるさん」が中国5000年に及ぶ中国人の歴史と「中国人の自己中心的な性格」が何に起因するかを明らかにしてしまったのかも知れないのである。
今日、温家宝中国首相が現地を訪問し、記者会見をしたのだが、「我々は腐敗を許さない。腐敗を見つければ断固たる措置を取る」と語った。恐らく温家宝中国首相は、鉄道関係者の腐敗や賄賂、コネ等の証拠はつかんでいるのだろう。そして、いつも共産党の幹部を粛正していたのだが、問題はいくら規律を正そうとしても、コネ・腐敗・賄賂がなくならないのである。
割合に温家宝中国首相は人気が高い。今回の高速鉄道事故は言うまでもなく、中国人に衝撃を与え、特に人命軽視と利権構造には相当憤りを与え、中国人の不満がより高まっており、鉄道利権にメスを入れると言わなければ収まらなかったのだろう。それでも腐敗はなくなるのかと中国人に聞けば誰しもが難しいだろうなと答える。その意味では諦観の中で中国人は生きている。
中国人の巷の話では、「確かに共産党のトップレベルの幹部は賄賂の話はないが、問題は、市長とか区長とか部長とか、そのレベルの汚職が酷いのでいつまでたっても腐敗が収まらない現状がある」という。また、高速鉄道事故を見るに付けて、人命尊重の文化がないことを「るるさん」は指摘しているのだが、不正が大小とも多く、中国政府が人命を守ることに熱心でないとすれば、「家族と自分を守ることが第一優先になる」という。
中国共産党は、確かに中国の歴代政権ほど酷くはなかったが、腐敗、コネ、賄賂などが蔓延していて、その体質は、文化大革命をもってしても、排除できず、中国が資本主義にカジを切った際、そうした体質が一気に噴出し、明るみに出てしまったのだろう。
こう書くと日本にも腐敗や賄賂も多く、それはあまり関係ないのではと言われそうだが、それ以上に、中国で面倒臭いことはちょっとした書類を申請し、通して貰うこともお金が必要なのである。
「中国ではコネと金がないと何も出来ない」とため息をつくように、うちの嫁も言うのだが、これをどうすればいいのかと言われると本当に難しい。いい解決策が思い浮かばないのだ。
一方、3.11以降の日本を見ると、様々なコトで劣化していると感じる。復興をどうしたいのか、原発の解決方法、そして東電がらみの腐敗を見ると、本当に頭を抱えてしまうことが多い。また、市場原理主義の歪みが生じ、明日詳細に書いていくが、私は、もはや、「日本はモノづくり国家」を放棄してしまうのかということで苛立ちを感じることが多い。
今、もし、中国人から逆に、あなたは日本政府に全幅の信頼を寄せているのかと質問されれば、半分は信頼しているが半分くらいは疑うと回答するだろう。
そこで懸念されることは日本が中国化してしまうのではないか。自分や家族は国をあてにできず、自分たちで守るような社会に日本もそういう方向で進んでしまうのかという懸念がつきまとう。
中国と日本は隣国であるしそれぞれ参考にする部分もある。もちろん、大きな間違いを国家がすればそれに対して批判することは自由だが、今の日本はそれを参考にして、自らの政策に生かすときに来ている。
登龍峠(のぼりょうとうげ)
展望台から見た景色



2009年8月 八丈島にて
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詳しくは「るるさん」の今日のブログを見て欲しいのだが、ひょっとしたら、「るるさん」が中国5000年に及ぶ中国人の歴史と「中国人の自己中心的な性格」が何に起因するかを明らかにしてしまったのかも知れないのである。
今日、温家宝中国首相が現地を訪問し、記者会見をしたのだが、「我々は腐敗を許さない。腐敗を見つければ断固たる措置を取る」と語った。恐らく温家宝中国首相は、鉄道関係者の腐敗や賄賂、コネ等の証拠はつかんでいるのだろう。そして、いつも共産党の幹部を粛正していたのだが、問題はいくら規律を正そうとしても、コネ・腐敗・賄賂がなくならないのである。
割合に温家宝中国首相は人気が高い。今回の高速鉄道事故は言うまでもなく、中国人に衝撃を与え、特に人命軽視と利権構造には相当憤りを与え、中国人の不満がより高まっており、鉄道利権にメスを入れると言わなければ収まらなかったのだろう。それでも腐敗はなくなるのかと中国人に聞けば誰しもが難しいだろうなと答える。その意味では諦観の中で中国人は生きている。
中国人の巷の話では、「確かに共産党のトップレベルの幹部は賄賂の話はないが、問題は、市長とか区長とか部長とか、そのレベルの汚職が酷いのでいつまでたっても腐敗が収まらない現状がある」という。また、高速鉄道事故を見るに付けて、人命尊重の文化がないことを「るるさん」は指摘しているのだが、不正が大小とも多く、中国政府が人命を守ることに熱心でないとすれば、「家族と自分を守ることが第一優先になる」という。
中国共産党は、確かに中国の歴代政権ほど酷くはなかったが、腐敗、コネ、賄賂などが蔓延していて、その体質は、文化大革命をもってしても、排除できず、中国が資本主義にカジを切った際、そうした体質が一気に噴出し、明るみに出てしまったのだろう。
こう書くと日本にも腐敗や賄賂も多く、それはあまり関係ないのではと言われそうだが、それ以上に、中国で面倒臭いことはちょっとした書類を申請し、通して貰うこともお金が必要なのである。
「中国ではコネと金がないと何も出来ない」とため息をつくように、うちの嫁も言うのだが、これをどうすればいいのかと言われると本当に難しい。いい解決策が思い浮かばないのだ。
一方、3.11以降の日本を見ると、様々なコトで劣化していると感じる。復興をどうしたいのか、原発の解決方法、そして東電がらみの腐敗を見ると、本当に頭を抱えてしまうことが多い。また、市場原理主義の歪みが生じ、明日詳細に書いていくが、私は、もはや、「日本はモノづくり国家」を放棄してしまうのかということで苛立ちを感じることが多い。
今、もし、中国人から逆に、あなたは日本政府に全幅の信頼を寄せているのかと質問されれば、半分は信頼しているが半分くらいは疑うと回答するだろう。
そこで懸念されることは日本が中国化してしまうのではないか。自分や家族は国をあてにできず、自分たちで守るような社会に日本もそういう方向で進んでしまうのかという懸念がつきまとう。
中国と日本は隣国であるしそれぞれ参考にする部分もある。もちろん、大きな間違いを国家がすればそれに対して批判することは自由だが、今の日本はそれを参考にして、自らの政策に生かすときに来ている。
登龍峠(のぼりょうとうげ)
展望台から見た景色
2009年8月 八丈島にて
■
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裸婚時代と結婚難に苦しむ日中韓の男女たち
愛読している「るる」さんの「外国人奥さんが書く私の国際結婚」に、中国テレビドラマ「裸婚時代」が紹介されていた。
結婚問題というのは、日本・中国・韓国共通の悩み。結婚しにくい現象が起き、中国では様々な流行語も作られていて、この「裸婚」もその1つ。「結婚式もしない、家も買わない、指輪も買わない」、裸一貫で結婚するというものだ。ちなみに、昭和初期生まれのうちの両親なんてこんなものだったし、文化大革命時代の中国ではむしろ贅沢は禁じられていて、文字通り、「裸婚」だった。
それが今や中国の結婚はものすごく贅沢になっていて、「家を買うのが当たり前、車も当然、指輪は高価なもの」ということで、大都会北京や上海あたりでは、結婚するだけで1000万円以上軽くかかるのだ。
日本でもバブル時代の際は、「家つき、カーつき、ババ抜き」という言葉が流行したのだが、酷い話だったと思う。東京都内で家を買うと言えば当時、5000万円くらいになろうか。人々も全体が浮かれていて、贅沢だった時代の時のことである。
ちなみに、私たち夫婦は東北の大都会瀋陽市で結婚式を行ったが、それでも結納、アルバム、式、料理、旅費など全部込みで200万円ほどかかった。これは車と家が必要なかったため、これくらいの費用でおさまったのだが、普通ならもっとかかっていたのだろう。ただ200万円と言えば私にとっても大金である。結局、中国では結婚式を行ったが日本ではしなかった理由はそういうことである。
韓国でもかなり前から、男余りの現象は続いていて、結婚する人の約10%が国際結婚と言われている。日本も間違いなくそうなるのだろう。いや、日本だけではなく中国も国際結婚の比率が高まっていくことは間違いない。また、最終的には、こんなに結婚が面倒で特に好きな人もいないというのであれば、非婚という生き方を選択する人も登場している時代となった。
女性の希望も高く、また、男性も非婚を選択するようになると、結婚自体しなくなる。どうする、日中韓の三国の男女たちというのが今の共通の問題だ。
そして、「裸婚」の問題に戻るが中国で「裸婚」が1つの潮流となりうるかと聞かれれば、ならないと思う。理由は男性が「裸婚」について約80%が肯定的であっても女性は約70%の人が納得していないこともあるが、中国は親子関係が日本以上に濃密である。そして、中国朝鮮族は漢族と比較すればさらに濃い。
私と嫁が結婚するときに、嫁は「お母さんが納得しないと結婚しない」と言われたのだが、本人の同意を得ることも無論、重要なことだが相手の親御さんの同意を得ると言うことももっと大切である。
だからこそ、本人同士が仮に、「裸婚」に同意しても親が「裸婚」に同意するとは限らない。というかハッキリ言うと無理だろう。ドラマ「裸婚時代」では「できちゃった結婚」で結婚することになるのだが、現実的には仮に「デキ婚」でも、それなりの結婚式を行うことになるのではないか。
ただ、私はそれでも日韓中の結婚のあり方については苦言を呈したい。最初はお互いに苦労しつつも夫婦で協力して頑張って家や車を購入する方がいいのではないか。例えば女性が男性に求める条件があるにしても、行きすぎた条件では日中韓の非婚化はますます進行してしまうのではないか。そしてひいてはそれが「無縁社会」にもつながってしまう。私個人の理想的な夫婦という姿は朝ドラ「ゲゲゲの女房」だったのだが、夫婦というのは常に協力することが大切だと思う。
また、「裸婚」が極端にしても、結婚の条件に家や車を購入する習慣が続けば、男親の負担は相当なモノになるし、新婚夫婦はローンを支払うことに汲々とするのではないか。実際、ローンを払い続けるのが馬鹿馬鹿しくなって離婚する夫婦も少なくないと聞く。ローン漬けの生活なんて面白くも何ともないからである。
そういうことで、「裸婚時代」というドラマが中国で話題になる気持ちは私にはよく理解できる。人間贅沢せずにローンのない生活というのが一番いいのではないか。うちの嫁さんが「借金のない人が一番のお金持ち」「お金があればあるなりの苦労はあるし、無ければ無いなりの楽しみもある」と口癖のように言うが、これがこの言葉が実は正解ではないかと思うのだ。
ふれあい牧場

放牧されている牛と風力発電
しかし、風力発言の羽が無いです
台風で飛ばされたのかな?

空港と三原山などが一望できます。


八丈小島も見えますよ

素敵な雲

バニラアイス&明日葉アイス

八丈牛乳

2009年8月 八丈島にて
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結婚問題というのは、日本・中国・韓国共通の悩み。結婚しにくい現象が起き、中国では様々な流行語も作られていて、この「裸婚」もその1つ。「結婚式もしない、家も買わない、指輪も買わない」、裸一貫で結婚するというものだ。ちなみに、昭和初期生まれのうちの両親なんてこんなものだったし、文化大革命時代の中国ではむしろ贅沢は禁じられていて、文字通り、「裸婚」だった。
それが今や中国の結婚はものすごく贅沢になっていて、「家を買うのが当たり前、車も当然、指輪は高価なもの」ということで、大都会北京や上海あたりでは、結婚するだけで1000万円以上軽くかかるのだ。
日本でもバブル時代の際は、「家つき、カーつき、ババ抜き」という言葉が流行したのだが、酷い話だったと思う。東京都内で家を買うと言えば当時、5000万円くらいになろうか。人々も全体が浮かれていて、贅沢だった時代の時のことである。
ちなみに、私たち夫婦は東北の大都会瀋陽市で結婚式を行ったが、それでも結納、アルバム、式、料理、旅費など全部込みで200万円ほどかかった。これは車と家が必要なかったため、これくらいの費用でおさまったのだが、普通ならもっとかかっていたのだろう。ただ200万円と言えば私にとっても大金である。結局、中国では結婚式を行ったが日本ではしなかった理由はそういうことである。
韓国でもかなり前から、男余りの現象は続いていて、結婚する人の約10%が国際結婚と言われている。日本も間違いなくそうなるのだろう。いや、日本だけではなく中国も国際結婚の比率が高まっていくことは間違いない。また、最終的には、こんなに結婚が面倒で特に好きな人もいないというのであれば、非婚という生き方を選択する人も登場している時代となった。
女性の希望も高く、また、男性も非婚を選択するようになると、結婚自体しなくなる。どうする、日中韓の三国の男女たちというのが今の共通の問題だ。
そして、「裸婚」の問題に戻るが中国で「裸婚」が1つの潮流となりうるかと聞かれれば、ならないと思う。理由は男性が「裸婚」について約80%が肯定的であっても女性は約70%の人が納得していないこともあるが、中国は親子関係が日本以上に濃密である。そして、中国朝鮮族は漢族と比較すればさらに濃い。
私と嫁が結婚するときに、嫁は「お母さんが納得しないと結婚しない」と言われたのだが、本人の同意を得ることも無論、重要なことだが相手の親御さんの同意を得ると言うことももっと大切である。
だからこそ、本人同士が仮に、「裸婚」に同意しても親が「裸婚」に同意するとは限らない。というかハッキリ言うと無理だろう。ドラマ「裸婚時代」では「できちゃった結婚」で結婚することになるのだが、現実的には仮に「デキ婚」でも、それなりの結婚式を行うことになるのではないか。
ただ、私はそれでも日韓中の結婚のあり方については苦言を呈したい。最初はお互いに苦労しつつも夫婦で協力して頑張って家や車を購入する方がいいのではないか。例えば女性が男性に求める条件があるにしても、行きすぎた条件では日中韓の非婚化はますます進行してしまうのではないか。そしてひいてはそれが「無縁社会」にもつながってしまう。私個人の理想的な夫婦という姿は朝ドラ「ゲゲゲの女房」だったのだが、夫婦というのは常に協力することが大切だと思う。
また、「裸婚」が極端にしても、結婚の条件に家や車を購入する習慣が続けば、男親の負担は相当なモノになるし、新婚夫婦はローンを支払うことに汲々とするのではないか。実際、ローンを払い続けるのが馬鹿馬鹿しくなって離婚する夫婦も少なくないと聞く。ローン漬けの生活なんて面白くも何ともないからである。
そういうことで、「裸婚時代」というドラマが中国で話題になる気持ちは私にはよく理解できる。人間贅沢せずにローンのない生活というのが一番いいのではないか。うちの嫁さんが「借金のない人が一番のお金持ち」「お金があればあるなりの苦労はあるし、無ければ無いなりの楽しみもある」と口癖のように言うが、これがこの言葉が実は正解ではないかと思うのだ。
ふれあい牧場
放牧されている牛と風力発電
しかし、風力発言の羽が無いです
台風で飛ばされたのかな?
空港と三原山などが一望できます。
八丈小島も見えますよ
素敵な雲
バニラアイス&明日葉アイス
八丈牛乳
2009年8月 八丈島にて
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雲
八丈富士の七合目の所にある
ふれあい牧場に行く途中に展望台があります。
展望台からの眺め
八丈島空港が一望できます。
展望台からみた雲です
ブーメランみたいですね!
2009年8月 八丈島にて
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米国デフォルト危機・日本円高・中韓超インフレ~勝者なき世界経済
米国債が不履行に陥る可能性がでできた。アメリカの法律では、約1130兆円までしか借金できないのだが、それを与党民主党は引き上げたいとの意向を持つが、野党共和党は引き上げに反対である。アメリカの借金も一杯一杯限度で、これまで超法規的に、借金につぐ借金を重ねてきたが、この引き上げ案が与野党で合意しなければ本当に、米国債は債務不履行に陥る可能性が高まり、今後の金融市場は円高にぶれるのは必死な情勢にある。合意期限は8月2日。
しかし、アメリカ経済に詳しい人に言わせると、これは民主党と共和党のプロレスだから債務不履行になることはありえないという。アメリカはそういう国だと説明する。最終的には何らかの案を提出し、矛を収めることで、債務不履行はないと確信を持って断言していた。
もし、仮に米国債がデフォルトになれば、米国債を保有する日中経済に相当な打撃を与えることは理解できるのだが、そのショックの度合いは、リーマンショックをはるかに超えるものだと言う。そんな最悪なシナリオは誰もが予想したくもないし、私もそうだ。
ただしこのまま手をこまねいていつまでも放置していれば、相当な円高になる。日本としては非常に困ったことになる。日本の円高は75円あたりまで進むのではないかという観測を持っている。今、意外なことだが最も安定した通貨は、「円」だという。だからこそ「円」が買われるのは必然だと言うことだ。
ギリシャも事実上デフォルトになり、EUが必死にギリシャを支えているが、どこまで支えきれるか全く不透明。ドイツとフランスがEUの盟主ではあるものの、同じ国の国民でもなく、ギリシャのような怠け者国家を何故、救済しなければならないのかという意見もある。EUはギリシャ、ポルトガル、スペイン等の国々に足を引っ張られて、救済するのに必死で、ユーロも下がるのだろうなと予測できる。
日本の新聞紙上では絶好調と言われる韓国・中国経済が本当にいいかというとおおいに疑問を持っている。というのは韓国・中国製品が売れるカラクリとは自国貨幣を安く誘導し、不自然にウォン安・元安に誘導しているためだ。
ウォン・元を大量に印刷しているため、ものすごいインフレが起きている。韓国では6月前年同月比では4.4%上昇。特に韓国人が好きな主要品目別では豚肉(46.3%)、ニンニク(43.7%)、コメ(12.9%)が上昇。生活に相当な打撃を与えている。
事情は中国も全く同じである。中国の元安に誘導していることで韓国同様インフレが凄い。よく分からないが韓国同様、豚肉が1年か2年くらいで2倍くらいに値上がりしている。豚肉だけでなく、値上げ率から見れば、穀物が12.4%、鶏卵が23.3%、魚などの水産品が13.9%、野菜が7.3%、果物が9.8%、それぞれ上昇していた。豚肉ほど突出していないが、値上がりは食物全般にわたっている。
このあたり、うちの嫁さんの解説だが、何故、中国や韓国が、ウォン安・元安に誘導するかといえば、お金持ち優遇のためと力説する。何しろ、ウォン安・元安にすれば、製品は売れるから、会社の社長にとってはメリットが大きい。その反面、庶民が困る。何しろ、瀋陽市民の月給であれば2000から3000元ほどだが、あまりにも物価高が急なため生活がきつくなった。もちろん、韓国も中国も、月給は上げるのだが、この急のインフレに追いついていない。
現実問題このままでは本当に中間層から貧困層まで生活が出来ない状態になる。だから、時々報じられる賃金あげろという労働者の要求も理解できる。だからといって、韓国や中国がウォン高・元高に誘導すると海外への製品が売れなくなると言うジレンマがある。
そういう意味で一部の富裕層にとっては、中韓は住みやすいのだが、大多数の庶民にとっては相当厳しい生活を余儀なくされている。韓国の最低賃金は、ウォン安が進みすぎて、約342円。韓国で白菜(2.5キロ)を買うと110円くらいだから、相当キツイ。日本と韓国もそれほど物価が違わないので、皆青息吐息だろう。
これからの中国人の行く道は、エリート官吏になる、日韓に出稼ぎに行く、商売人になって成功になるという限られたコトしか選択できないのではないかという気がしてきた。
アメリカはデフォルト寸前、円高に苦しめられ、海外移転が進み、仕事が無くなっていく日本、インフレ進行で苦しむ韓国、中国、破産寸前のギリシャに足を引っ張られるEU諸国。こうして見ると世界経済に全く勝者が見当たらない。こういう方法であれば、勝てるという処方箋は今や世界を見渡しても全くない。一体グローバル経済というモノは誰のためにあったのだろうか。
カフェで太陽が沈むのを待ってる間に緑色の虫発見!

綺麗な色ですね
名前は分かりません!
アヤムネスジタマムシ
Mさんがご親切に調べてくださいました。
もっと詳しく知りたい方はコメント欄をご覧くださいませ。
本当にありがとうございました!

午前中は晴れだったのに
3時くらいから雲が押し寄せて来たので
綺麗な夕日を見ることはできませんでした!
残念!前日も同じだったので残念!


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しかし、アメリカ経済に詳しい人に言わせると、これは民主党と共和党のプロレスだから債務不履行になることはありえないという。アメリカはそういう国だと説明する。最終的には何らかの案を提出し、矛を収めることで、債務不履行はないと確信を持って断言していた。
もし、仮に米国債がデフォルトになれば、米国債を保有する日中経済に相当な打撃を与えることは理解できるのだが、そのショックの度合いは、リーマンショックをはるかに超えるものだと言う。そんな最悪なシナリオは誰もが予想したくもないし、私もそうだ。
ただしこのまま手をこまねいていつまでも放置していれば、相当な円高になる。日本としては非常に困ったことになる。日本の円高は75円あたりまで進むのではないかという観測を持っている。今、意外なことだが最も安定した通貨は、「円」だという。だからこそ「円」が買われるのは必然だと言うことだ。
ギリシャも事実上デフォルトになり、EUが必死にギリシャを支えているが、どこまで支えきれるか全く不透明。ドイツとフランスがEUの盟主ではあるものの、同じ国の国民でもなく、ギリシャのような怠け者国家を何故、救済しなければならないのかという意見もある。EUはギリシャ、ポルトガル、スペイン等の国々に足を引っ張られて、救済するのに必死で、ユーロも下がるのだろうなと予測できる。
日本の新聞紙上では絶好調と言われる韓国・中国経済が本当にいいかというとおおいに疑問を持っている。というのは韓国・中国製品が売れるカラクリとは自国貨幣を安く誘導し、不自然にウォン安・元安に誘導しているためだ。
ウォン・元を大量に印刷しているため、ものすごいインフレが起きている。韓国では6月前年同月比では4.4%上昇。特に韓国人が好きな主要品目別では豚肉(46.3%)、ニンニク(43.7%)、コメ(12.9%)が上昇。生活に相当な打撃を与えている。
事情は中国も全く同じである。中国の元安に誘導していることで韓国同様インフレが凄い。よく分からないが韓国同様、豚肉が1年か2年くらいで2倍くらいに値上がりしている。豚肉だけでなく、値上げ率から見れば、穀物が12.4%、鶏卵が23.3%、魚などの水産品が13.9%、野菜が7.3%、果物が9.8%、それぞれ上昇していた。豚肉ほど突出していないが、値上がりは食物全般にわたっている。
このあたり、うちの嫁さんの解説だが、何故、中国や韓国が、ウォン安・元安に誘導するかといえば、お金持ち優遇のためと力説する。何しろ、ウォン安・元安にすれば、製品は売れるから、会社の社長にとってはメリットが大きい。その反面、庶民が困る。何しろ、瀋陽市民の月給であれば2000から3000元ほどだが、あまりにも物価高が急なため生活がきつくなった。もちろん、韓国も中国も、月給は上げるのだが、この急のインフレに追いついていない。
現実問題このままでは本当に中間層から貧困層まで生活が出来ない状態になる。だから、時々報じられる賃金あげろという労働者の要求も理解できる。だからといって、韓国や中国がウォン高・元高に誘導すると海外への製品が売れなくなると言うジレンマがある。
そういう意味で一部の富裕層にとっては、中韓は住みやすいのだが、大多数の庶民にとっては相当厳しい生活を余儀なくされている。韓国の最低賃金は、ウォン安が進みすぎて、約342円。韓国で白菜(2.5キロ)を買うと110円くらいだから、相当キツイ。日本と韓国もそれほど物価が違わないので、皆青息吐息だろう。
これからの中国人の行く道は、エリート官吏になる、日韓に出稼ぎに行く、商売人になって成功になるという限られたコトしか選択できないのではないかという気がしてきた。
アメリカはデフォルト寸前、円高に苦しめられ、海外移転が進み、仕事が無くなっていく日本、インフレ進行で苦しむ韓国、中国、破産寸前のギリシャに足を引っ張られるEU諸国。こうして見ると世界経済に全く勝者が見当たらない。こういう方法であれば、勝てるという処方箋は今や世界を見渡しても全くない。一体グローバル経済というモノは誰のためにあったのだろうか。
カフェで太陽が沈むのを待ってる間に緑色の虫発見!
綺麗な色ですね
名前は分かりません!
アヤムネスジタマムシ
Mさんがご親切に調べてくださいました。
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本当にありがとうございました!
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綺麗な夕日を見ることはできませんでした!
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コネ・腐敗・手抜き社会が集約された中国高速鉄道事故
今回の中国版新幹線の事故は中国人に大きな衝撃を与えたことは間違いない。
「この事故は、コネのやりとり、腐敗、手抜き工事、賄賂社会に集約されている。今、我々の幸福指数は全世界で上から数えるよりも下から数えた方が早い。こんな悲しい現実社会に我々が生きている現実を知るべきではないのか」
今回の中国人にとっても普段乗ることが多い新幹線がこれほどまでに脆弱だったことに相当な衝撃を受けたことを掲示板に吐露したのがこの発言だ。実際、中国のコネ社会は酷いということを常日頃感じるが、それが土木工事や建築工事についても反映され、手抜き工事が多いのもそれが原因だ。
背景を念のために説明すると、鉄道建設の責任者である劉志軍・鉄道部部長の汚職による失脚だ。劉前部長は、高速鉄道建設に絡む汚職で、不正に8億元(約99億2600万円)を得たとされる。また、政府・鉄道部の技術部門トップ張曙光総工程師も2月28日に、汚職の疑いで身柄を拘束された。張容疑者は不正に得た金のうち、同類の事件では過去最高の海外で28億ドル(約2246億円)を預金していたとされる。
人民日報陜西分社の杜峻暁社長によると、中国では高速鉄道の建設に携わった技術者が「自分は絶対に乗らない。親友にも乗らないように勧める」と公言する場合がある。安全面で自信が持てないからだ。
だから、この中国新幹線はビックプロジェクトであるがゆえに、汚職も酷く、手抜きも多かったのだろう。そのため、中国人も新幹線はいつか大きな事故が起きるかも知れないという感覚に捕らわれていたことも事実。
今回の事故はそうした予感が見事に的中してしまった。さらには新幹線の技術を中国のイノベーション独自技術であると主張し、海外での特許申請も行っていることから、日本をはじめ各国から反発をくらっている。それだけではなく、今後、中国の新幹線技術を今後、日本が新幹線を作ることがあれば、我々が提供する準備があるとまで発言し、日本人の自尊心までいたく刺激した。
しかし、最も端的に示しているのは、この言葉ではないだろうか。「スピードは上がったが、安全は下がってしまった」「列車のスピードも速まったが、人が死ぬスピードも速くなってしまった」という中国人のコメントだ。中国は新幹線のスピード世界一を競うために、無理なスピードで進めたが、その分、安全に対してはおろそかになってしまった。スピードを上げれば当然、ヒューマンエラーも生じる。今回の事故はそうしたヒューマンエラーの可能性もあるが、その原因はスピードを上げすぎた点にあると掲示板にある中国人は、分析しているのだ。本来は、国民の命が第一というのが鉄道のあり方だが、単にスピード競争に挑むというのは中国社会がそうでないのがよく分かる。
また、ある上海の大学生は、怖くて新幹線に乗れなくなったとも告白した。中国人でも42人以上の死亡者、負傷者が211人が出るというのは大事件であり、鷹揚な民族性でもやはりショックも大きいのだろう。これから重要なことは事故分析だと考えるのだが、中国はもう今日の夜6時に運転再開するというのだが早すぎないか。
事故が起きれば、その原因を徹底して調査し、そして今後、事故の要因を潰していくことが肝要である。
私の所属する建設現場でも事故が多いため、リスクの要因を潰すことが重要ということは、業界の常識であるのだが、今回は中国にとっては事故要因を探る絶好の機会であった。ピンチをチャンスに変えるときであったのだが、それを放棄してしまったことは非常に残念なことであった。
こうした高速鉄道は、鉄道土木と新幹線車両のハードだけではなく、運行システムのソフトが整備されて初めて完璧な鉄道システムが完成される。嫁さんも、NHKの仕事ハッケン伝で小田急線の仕事を見て、日本の運行システムが完璧な理由の裏には、本当に多くの人が関わっているのだなと驚嘆したという。鉄道業務は毎日が「想定外」だが、その「想定外」を想定する仕事のやり方は非常に参考になったと話した。中国には、今回は車掌と司令室に責任があるという声もあるのだが、ハードだけではなくソフトも追いついて来なかったことを露呈した。
私の予想だが、中国が今の運行システムを続行させていけば、当然、事故は続くものと思う。これは別に私が予想しなくても多くの日本人や中国人も同意すると思うが、しっかりした運行システムをつくるまでには相当な犠牲が必要になるのではないか。そうならないように本当に事故の原因を真剣に考えなければならないのだが、中国の人命はあまりにも軽すぎる印象を今回の事故でも受けた。
歩き始めたのに走ろうとすると転けちゃうんだよね。
今回の事故で亡くなった人のご冥福をお祈りいたします。
八丈小島を眺めることができる素敵なカフェで
夫は八丈島ミルク、私はかき氷をいただきました。




2009年8月 八丈島にて
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「この事故は、コネのやりとり、腐敗、手抜き工事、賄賂社会に集約されている。今、我々の幸福指数は全世界で上から数えるよりも下から数えた方が早い。こんな悲しい現実社会に我々が生きている現実を知るべきではないのか」
今回の中国人にとっても普段乗ることが多い新幹線がこれほどまでに脆弱だったことに相当な衝撃を受けたことを掲示板に吐露したのがこの発言だ。実際、中国のコネ社会は酷いということを常日頃感じるが、それが土木工事や建築工事についても反映され、手抜き工事が多いのもそれが原因だ。
背景を念のために説明すると、鉄道建設の責任者である劉志軍・鉄道部部長の汚職による失脚だ。劉前部長は、高速鉄道建設に絡む汚職で、不正に8億元(約99億2600万円)を得たとされる。また、政府・鉄道部の技術部門トップ張曙光総工程師も2月28日に、汚職の疑いで身柄を拘束された。張容疑者は不正に得た金のうち、同類の事件では過去最高の海外で28億ドル(約2246億円)を預金していたとされる。
人民日報陜西分社の杜峻暁社長によると、中国では高速鉄道の建設に携わった技術者が「自分は絶対に乗らない。親友にも乗らないように勧める」と公言する場合がある。安全面で自信が持てないからだ。
だから、この中国新幹線はビックプロジェクトであるがゆえに、汚職も酷く、手抜きも多かったのだろう。そのため、中国人も新幹線はいつか大きな事故が起きるかも知れないという感覚に捕らわれていたことも事実。
今回の事故はそうした予感が見事に的中してしまった。さらには新幹線の技術を中国のイノベーション独自技術であると主張し、海外での特許申請も行っていることから、日本をはじめ各国から反発をくらっている。それだけではなく、今後、中国の新幹線技術を今後、日本が新幹線を作ることがあれば、我々が提供する準備があるとまで発言し、日本人の自尊心までいたく刺激した。
しかし、最も端的に示しているのは、この言葉ではないだろうか。「スピードは上がったが、安全は下がってしまった」「列車のスピードも速まったが、人が死ぬスピードも速くなってしまった」という中国人のコメントだ。中国は新幹線のスピード世界一を競うために、無理なスピードで進めたが、その分、安全に対してはおろそかになってしまった。スピードを上げれば当然、ヒューマンエラーも生じる。今回の事故はそうしたヒューマンエラーの可能性もあるが、その原因はスピードを上げすぎた点にあると掲示板にある中国人は、分析しているのだ。本来は、国民の命が第一というのが鉄道のあり方だが、単にスピード競争に挑むというのは中国社会がそうでないのがよく分かる。
また、ある上海の大学生は、怖くて新幹線に乗れなくなったとも告白した。中国人でも42人以上の死亡者、負傷者が211人が出るというのは大事件であり、鷹揚な民族性でもやはりショックも大きいのだろう。これから重要なことは事故分析だと考えるのだが、中国はもう今日の夜6時に運転再開するというのだが早すぎないか。
事故が起きれば、その原因を徹底して調査し、そして今後、事故の要因を潰していくことが肝要である。
私の所属する建設現場でも事故が多いため、リスクの要因を潰すことが重要ということは、業界の常識であるのだが、今回は中国にとっては事故要因を探る絶好の機会であった。ピンチをチャンスに変えるときであったのだが、それを放棄してしまったことは非常に残念なことであった。
こうした高速鉄道は、鉄道土木と新幹線車両のハードだけではなく、運行システムのソフトが整備されて初めて完璧な鉄道システムが完成される。嫁さんも、NHKの仕事ハッケン伝で小田急線の仕事を見て、日本の運行システムが完璧な理由の裏には、本当に多くの人が関わっているのだなと驚嘆したという。鉄道業務は毎日が「想定外」だが、その「想定外」を想定する仕事のやり方は非常に参考になったと話した。中国には、今回は車掌と司令室に責任があるという声もあるのだが、ハードだけではなくソフトも追いついて来なかったことを露呈した。
私の予想だが、中国が今の運行システムを続行させていけば、当然、事故は続くものと思う。これは別に私が予想しなくても多くの日本人や中国人も同意すると思うが、しっかりした運行システムをつくるまでには相当な犠牲が必要になるのではないか。そうならないように本当に事故の原因を真剣に考えなければならないのだが、中国の人命はあまりにも軽すぎる印象を今回の事故でも受けた。
歩き始めたのに走ろうとすると転けちゃうんだよね。
今回の事故で亡くなった人のご冥福をお祈りいたします。
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夫は八丈島ミルク、私はかき氷をいただきました。
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何故、昔の人生は楽しかったのか~父と嫁が昔を懐かしむ
人生にとって何が楽しくて何がつまらないかということは中々、確定したことは言えないのだなとつくづく感じる事が多い。
父が育った1930年代というのは、教科書では暗黒時代の突入とされていたが、現代とあの当時の楽しさはそれほど大きく変わらないというのだ。これは私にとって意外だった。今と昔の利便性は違うし、今の方が楽しいのかなと考えていたが、昔は昔でそれなりに楽しいことはたくさんあった。
昔の農家は農機具がないため、親戚・近所・一族郎党で農作業をしていたことは、紹介したが、そうした集団作業のことを「ゆい」というのだが、「ゆい」は普段みんなが集まる機会がないため、皆でわいわい農作業すること自体、面白かったという。話ながら農作業して、田植えも競争をしていて、私なら面倒だなと感じる事であっても当時としてはそれが娯楽の1つだったのだろう。そしてそれが仕事の1つでもあった。遠い親戚の1人が久し振りに手伝って最近の近況を話す機会もそうそうなかった時代である。今は1人で孤独に農機具を使って、農作業をすることと比較すれば、話し相手のいない農作業よりもはるかに楽しかったのだろう。
一方、嫁の昔というと80年代である。中国では文化大革命の傷痕が生々しく残っていて、まだまだ豊かさを実感できなかった時代とされる。これから豊かになれるかも知れない。そう中国人が感じていた時代である。その時、嫁は農家であった。
ある日、嫁と友人の何人かで話していたコトがある。そのうちの1人が、昔は、いろんな遊びがあって本当に楽しかったわねえとつぶやくと、皆が同調するように、昔の子どもの時の遊びを披露して、こんなコトがあったとそれぞれ話すようになった。その表情は、ゲームやネットでは得られない表情であった。
嫁が言うには、80年代中国はのんびりしていて、子どもも一応、農家の働き手ではあるが、働きながら遊ぶと言うことも覚えていた。例えばバッタ取りを皆でやって、その取ったバッタを今度は母親に渡すと、母親はバッタの唐揚げを作ってくれたという。後は、田植えが終わった後、田んぼの一部を囲い、女の子たちが泥団子を使って、餃子なども作っていた。ままごと遊びなのだが、そういうことも女の子数人で行えたと言うことなのだろう。
農業は集団作業だった時代、皆が結構楽しんでいたことは父も嫁も証言しているのだが、一方、嫁は、現代人はお金もあるのかも知れないが借金も多い。借金を返すのに汲々としている。また、日々の生活に追われて本当に大変だという。
今は結婚するのに、家と車を買わなくてはいけない。
そしてお金持ちと貧乏人になるかと言うことも1つ方法を間違えると貧乏人になる時代で、お金持ちも多くなったのかも知れないが、そのお金持ちも借金が非常に多い。華やかな生活をしつつも、裏の借金が多いのも日中韓に共通しており、お金持ちも楽ではないだろう。そして、お金持ちが貧乏人になると誰も相手にしなくなる社会も世知辛い世の中だとも言う。
本来であれば、どう考えても1930年代と現代の日本では、現代の方が幸福な世界に生きていると感じ、また、中国でも1980年と現代ではどう考えても今に生きる方が幸福だと思うのだが、人間とはそれほど単純な生き物ではないらしい。
陳腐な言葉で申し訳ないのだが、あの時代に生きた父や嫁の子ども時代について、それぞれが生き生きと語り、何故楽しかったと昔を懐かしむのか。その理由についてもう少し今の我々は考察してもいいと思う。
午前中は晴れていたのに
午後は雲が押し寄せて来まして
八丈富士には雲がかかっておりました。

八丈富士の麓にすごく狭い道路を車を走らせたところに
カフェがありますが、せっかく登ったのに休業中でした!

アロエ園



2009年8月 八丈島にて
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父が育った1930年代というのは、教科書では暗黒時代の突入とされていたが、現代とあの当時の楽しさはそれほど大きく変わらないというのだ。これは私にとって意外だった。今と昔の利便性は違うし、今の方が楽しいのかなと考えていたが、昔は昔でそれなりに楽しいことはたくさんあった。
昔の農家は農機具がないため、親戚・近所・一族郎党で農作業をしていたことは、紹介したが、そうした集団作業のことを「ゆい」というのだが、「ゆい」は普段みんなが集まる機会がないため、皆でわいわい農作業すること自体、面白かったという。話ながら農作業して、田植えも競争をしていて、私なら面倒だなと感じる事であっても当時としてはそれが娯楽の1つだったのだろう。そしてそれが仕事の1つでもあった。遠い親戚の1人が久し振りに手伝って最近の近況を話す機会もそうそうなかった時代である。今は1人で孤独に農機具を使って、農作業をすることと比較すれば、話し相手のいない農作業よりもはるかに楽しかったのだろう。
一方、嫁の昔というと80年代である。中国では文化大革命の傷痕が生々しく残っていて、まだまだ豊かさを実感できなかった時代とされる。これから豊かになれるかも知れない。そう中国人が感じていた時代である。その時、嫁は農家であった。
ある日、嫁と友人の何人かで話していたコトがある。そのうちの1人が、昔は、いろんな遊びがあって本当に楽しかったわねえとつぶやくと、皆が同調するように、昔の子どもの時の遊びを披露して、こんなコトがあったとそれぞれ話すようになった。その表情は、ゲームやネットでは得られない表情であった。
嫁が言うには、80年代中国はのんびりしていて、子どもも一応、農家の働き手ではあるが、働きながら遊ぶと言うことも覚えていた。例えばバッタ取りを皆でやって、その取ったバッタを今度は母親に渡すと、母親はバッタの唐揚げを作ってくれたという。後は、田植えが終わった後、田んぼの一部を囲い、女の子たちが泥団子を使って、餃子なども作っていた。ままごと遊びなのだが、そういうことも女の子数人で行えたと言うことなのだろう。
農業は集団作業だった時代、皆が結構楽しんでいたことは父も嫁も証言しているのだが、一方、嫁は、現代人はお金もあるのかも知れないが借金も多い。借金を返すのに汲々としている。また、日々の生活に追われて本当に大変だという。
今は結婚するのに、家と車を買わなくてはいけない。
そしてお金持ちと貧乏人になるかと言うことも1つ方法を間違えると貧乏人になる時代で、お金持ちも多くなったのかも知れないが、そのお金持ちも借金が非常に多い。華やかな生活をしつつも、裏の借金が多いのも日中韓に共通しており、お金持ちも楽ではないだろう。そして、お金持ちが貧乏人になると誰も相手にしなくなる社会も世知辛い世の中だとも言う。
本来であれば、どう考えても1930年代と現代の日本では、現代の方が幸福な世界に生きていると感じ、また、中国でも1980年と現代ではどう考えても今に生きる方が幸福だと思うのだが、人間とはそれほど単純な生き物ではないらしい。
陳腐な言葉で申し訳ないのだが、あの時代に生きた父や嫁の子ども時代について、それぞれが生き生きと語り、何故楽しかったと昔を懐かしむのか。その理由についてもう少し今の我々は考察してもいいと思う。
午前中は晴れていたのに
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