• 韓国大統領が不幸な晩年を送るのは、青瓦台の場所が悪いため～現代韓国の風水
  [ 2012-02-29 23:04 ]
• 韓国のゴルフ業界のもう一つの真実～青春をゴルフで過ごした青年とは?
  [ 2012-02-28 23:51 ]
• 借金で賄われている韓国の恋人へのイベントや記念日
  [ 2012-02-27 21:16 ]
• 韓国でも借金総量規制の実行を～借金での自転車操業体制を改めよう
  [ 2012-02-26 23:34 ]
• 在日韓国民団新体制～日本の地域社会と向き合えるか?
  [ 2012-02-25 21:45 ]
• 何故、民団は民主党に裏切られてしまったのか～膠着状態の地方参政権
  [ 2012-02-24 22:28 ]
• お礼
  [ 2012-02-23 22:58 ]
• 欧州・日本の不景気が中国の工場に悪影響も～瀋陽市の今
  [ 2012-02-22 21:40 ]
• 中国の最低賃金１５年までに８０%増とｉＰａｄ販売停止問題
  [ 2012-02-21 22:54 ]
• 中国版なんでも鑑定団は偽物と分かったら、たたき割る～偽物にも良い味がある
  [ 2012-02-20 22:39 ]

　歴代韓国大統領が自殺や暗殺等で不幸な晩年を過ごすのは、青瓦台の風水が悪いからではないのか。この話はかなり昔から公然と語られていた。先日の朝鮮日報ではこのような記事が掲載されていた。執権初期の李明博（イ・ミョンバク）大統領の報道機関幹部招請懇談会で想像もできない「大統領府風水論争」があったとのことだ。内容はこうだ。「大統領府の場所が悪い。だから朝鮮総督はみな末路が不幸だった。李承晩（イ・スンマン）大統領は追い出され、朴正煕（パク・チョンヒ）大統領は殺害された。金泳三（キム・ヨンサム）大統領はIMFで国をつぶし、金大中（キム・デジュン）大統領の息子は監獄に行った。盧武鉉（ノ・ムヒョン）大統領は自殺し、イ・ミョンバク大統領も高い支持率で始めたが今はどうかという論争があった。
　ところで大統領府の風水は韓国のプロの見立てではどうか。文藝春秋発行で韓国伝統文化の碩学にして一流の行政官であるカン・ヨン・スウ氏が書いた「青瓦台の風水師」という本に詳しく書かれている。本自体はかなり前の本になっているので絶版になっているのだが、この本でも青瓦台が風水的にどうなのかということが触れられていて大変興味深い。
　そこでプロの風水師が語っている雑誌記事を紹介しているのだが２人の風水師とも、青瓦台は不吉な土地である、だから早く良き地を選んで移転すべきであると語っている。同書は２５年ほど前に発刊されていたのだが、この当時から風水師が青瓦台を移転すべきと提起していることについては面白い。
　私個人は風水、占い、呪いの類については一切信じていない。信じていないが、確かに上記に挙げたように一部朝鮮総督を努めた人々や歴代の大統領が不幸な晩年を送っていることについては、考えることがある。２５年前に同書を読んだときの感想は、「へー韓国人は風水信じるんだ」ということだったのだが、今となれば、これだけ居住者に不幸を及ぼしているのだから、移転しても良いと思うように至っている。風水に国運を委ねるのは賛成しかねるのだが、李明博大統領も韓米FTA等の問題もあり、これまでの大統領の末路と同様な結果を生む可能性もある。
　ある風水師によると、「青瓦台は神の権威を授かるのだが、外勢の干渉と下克上の気を孕む。そのため安定した生地になりえず、留地としか活用できない」という。別の風水師では、「この地局にある者は、人敗を免れない。青瓦台が今の地にある以上、不幸は免れず、これは単に韓国大統領個人だけではなく、韓国民全体が不幸になるのだから、良い地を選んで移転すべき」と提起している。
　まるで韓国人が不幸なのは青瓦台の場所が悪いというイメージで語られるのだが、韓国人に取って風水は非常に重要なポジションを占めていることの表れであろう。そして中国朝鮮族も風水を気にしているのだが、中国も南に行くほど風水の力は大きい。風水の発祥は中国の南方ではないかと思う。朝鮮での風水は昔どこかで書いたが、墓の置き場所等で発展したが、その後拡大解釈され、今や大統領府の場所までが議論されるようになった。




ロウバイ






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　私は一切、ゴルフはしない。様々な人から「ゴルフ面白いからやろう」と言われてきたが、すべて断っている。ただ、建設業界の人間にとってゴルフ必須であるし、ゴルフで大きな商談が決まることもしばしばある。あまりにも頑なにゴルフを断ってきたせいで、いくつかの人々から不興を蒙ってきたこともある。ゴルフ嫌い、お酒嫌い、合コン嫌い、パチンコ等のギャンブル嫌いなので、どうも私も中々いいポジションにいることもない。これも仕方がないと思う。ただ、ゴルフがらみで不愉快に思ったことも少なからずあるので、ゴルフについてあまり考えたくはない。
　ところで、先日どこかのテレビで、韓国の若者がゴルフで食おうとするために、終日ゴルフ漬けの人生を送っている人々がいると報じられていた。これを見て、私は、「ゴルフで食べられるのはごく少数なのに、これで失敗したらどうするんだ」と嫁さんに言うと、嫁さんは、「親がお金持ちだから何とか食っていけるのでは」と答えた。さらに、私が、「ゴルフ漬けの人生でお金持ちでもなく一般人もいるだろう。ゴルフで失敗したらどうするんだ」と再度質問するとさすがに嫁さんも分からないと答えていた。
　日本のマスコミにはあまり望みはないが、相変わらず下らないコメンテーターが、「韓国の若者はしっかりしていますね。こうしてみると韓国ゴルフ業界が日本で打ち負かす姿も理解できますね」と話していた。こういうコメンテーターは失敗したときのことは全く想像していないのだろう。
　私もゴルフに人生をかけた韓国人も親がお金持ちだから何とかなるんだろうなと漠然と考えていた。ところがそうでもなく、一般人の韓国人もそれなりにいることが分かった。テレビではゴルフ業界でも韓国に負けているとか韓国ゴルフ業界の華やかな部分しか伝えないのだが、これはちょっとした影の部分である。
　知り合いの韓国在住の中国朝鮮族が話したところによると、ゴルフで食べようとする人々は一般人も少なくないという。やはり青雲の志というのか、ゴルフで一発当てれば人生も変わり、親にもお金が入るという。私が見たテレビでは親が一生懸命に子供にゴルフをやらせようとしていたのだが、子供がゴルフをやりたいというケースもあった。
　そのケースを追跡してみると、ずっとゴルフ漬けの人生を送っていたことで、中学生時代もまともに送っていないと言うことだった。だから事実上、中卒なのだが、中学時代も学校にまともに通わずゴルフに夢中になっていたことから、その期間はすっぽりと抜けている。韓国では大学まで通う人が８割ほどなので、こうしたケースはかなりレアであるといえる。多くの人は勉強で一発当てようと思うが、ゴルフで一発当てる人生も中々悲惨である。青春時代をまともに過ごしていないのだ。
　そして大人になると自分もゴルフで食べることが困難であると分かってくる。この頃になるとコンビニ等のバイトと親のお金で生活しつつ、ゴルフをやる。中には軍隊にも行っていないことから、これから軍隊に行かなければいけないケースもある。
　そこで自分の人生には中途半端なゴルフ技術しかないことに気がつき、さらに就職先がないことが理解し、大きな重圧がかかってくることをはじめて理解できるのである。
　もちろん韓国では正社員になることは凄く大変である。日本の比ではない。だから勉強漬けの生活を送ったとしても成功する可能性も低い。しかし、ゴルフ業界で生き抜くこともそれ以上に大変である。テレビでは韓国のゴルフで活躍する人々だけを取り上げていて、「韓国のゴルフは凄い」ともてはやしているのだが、一方、ゴルフ漬けの人生で青春を完全に棒に振った若者も多いことも事実だ。こうした光と影を報じることによってはじめてテレビ局の意義があるのだが、日本のテレビ局に期待すべくもないため、ブログで書いているのである。





白菜とクラゲの和え物






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　私の通っていた大学の近くに学生ローンという看板があった。学生ローンなのだから借りたら安いのかなと思ったが、借りることはなかった。理由はお金を使うことが無かったからだ。お金を使うことが無かったのは、女性に縁が全く無かったからと言う身も蓋もない理由だ。ところで、韓国はカード社会であることはよく知られていることだが、若い時から借金漬けになることはあまり知られていない。学生時代からの借金は様々だが、「学費」「ブランド品購入」「生活費」「デート代」などが挙げられる。
　「学費」や「生活費」であるならば、同情の余地はあるのだが、ちょっと問題なのが、「ブランド代」や「デート代」だ。
　特にデート代が凄い。よく韓国からの報道では、「何々記念日」が多いと好意的に語られることが多い。しかし、記念日が多いと言うことは当然、出費も多い。
　韓国・統計庁の「2011年家計金融調査」によると、昨年生活費調達のために信用融資を受けた20代の世帯主の割合は22.4％と前年11.2％のちょうど倍に増え、40代（17.1％）・50代（13.8％）を上回った。世帯主だけの調査なのでこの数字だが、他の20代も多くの融資を受けているであろうことは容易に推測出来ると朝鮮BIZは報じているのだが、借金への誘惑というのは我々が想像する以上に大きい。
　韓国の求人情報サイト「ジョブコリア」が今年２月卒業予定の大学生７７４人を対象に
調査した結果、「借金がある」と答えた学生が全体の６７．７％を占めた。１人当たりの平均借金額は１３０８万ウォン（約９３万円）だった。２０１０年の調査より１１．４％増えている。借金の理由（複数回答）では「大学の授業料」が８４．４％で最も多かった。次いで、「家庭生活」（３５．７％）、「語学研修費」（１６．４％）、「私教育費」（１０．５％）などと続いた。
　特に女性から好意を持たれたいと思う男性は様々なサプライズを演出する。サプライズを演出する企画会社もある。例えば、ビルにある電光掲示板にはニュースが流れることが通例だが、演出のため、「金さん誕生日おめでとう。愛しているよ」という１行広告も流す。こうした演出について、割合に日本のメディアは好意的に語っており、日本の男性はロマンがないと言われることが多いのだが実態は借金によって行われることが多いのだ。
　借金でロマンを買うというのは好きではないのだが、飲み食いも男性がご馳走することがほとんどなのでこれも大きな負担だ。さらに、女性と出かけるとなればこざっぱりな服も用意し、バックもブランド品を持ちたくなるのが世の常だ。
　考えてみれば分かることだが、例えば渋谷の109ビルに広告を出すとすればいくらかかるだろうか、サプライズは無料ではできないのだ。そして韓国では交際してから１００日記念日などで花束なども贈ることもあるのだが、もちろんこれにもお金がかかる。
　韓国人の借金が多いのは前にも書いたが、韓国の金利は高い。
　こうした記念日好きの文化は昔から醸成されたわけではなく、韓国が高度成長時代を迎える中で作られた文化である。そして韓国文化の影響を受けやすく、また、衛星放送でリアルタイムに韓国情報が入る中国朝鮮族も同様、何とか記念日というものをやる習慣がある。
　中国朝鮮族はしばしば漢民族から「蜻蛉」と揶揄される。よく言えば宵越しのお金を持たないという江戸っ子気質だが、計画性がないという弱点もある。
　これは私の妄想として受け取って頂いて一向に構わないのだが、最近消費をしない、テレビも見ないということで消費を促そうとして韓国人のサプライズ文化を日本に導入しようとしたとも言えないだろうか。しかし、借金までしてサプライズを演出したとしてもそれは後の負債になることを日本人の若者も知っており、収入も一向に上がらないこともあり、馴染まなかったのだろう。
　韓国経済は昔から借金によって成長するという側面はあるのだが、若者に大きな負債があるというのはいずれ消費が出来なくなる。
　報道では記念日が多いことは美徳であり、華やかさがあると言われつつも、借金という影の部分もある。






豚角煮






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　韓国の通信社・聯合ニュースによると、我が国の世帯の半分以上が都市銀行から融資を受けていたことが分かった。生活資金や事業資金の確保が主な目的である。17日、韓国銀行が全国の都市2030世帯を対象に調査していた「2011年家計金融調査」の結果によると、銀行から融資を受けていた世帯は54.0％であった。また、16日金融圏によると、ソウル江南区庁はこの日、A＆Pフィナンシャルの消費者金融（ブランド名「ラッシュ・アンド・キャッシュ」）、三和の消費者金融（ブランド名「三和マネー」）、「水愛」、「ウォンキャッシュ」など消費者金融4社に6ヶ月の営業停止を通知した。これにより、A＆Pファイナンシャルなど消費者金融4社は、来月5日から9月4日までの「新規融資」「増額融資」「広告」などの一切の営業行為を行なうことが禁止された。ちなみに、韓国の法定利率は高い。韓国の最高法定利率は３９%である。法律が変更する以前は４９%という極端な高利率。
　これを見ると韓国人の半数以上の都市銀行から借金していることになり、同時にサラ金からも借りていることが分かる。どのくらいの韓国人が借金での自転車操業しているのかは想像はつかない。ただしこれ以上に個人のお金の貸し借りも多い。そしてこの数値は出で来ない。韓国のマスコミでも調査しにくいのは、個人同士の負債だ。そして一人が破産すると次の人間も破産することになり、韓国は借金という時限爆弾を抱えているのが実情だ。さらにこれもよく言われることだが、カードでもキャッシングをする。だから借金の実像がつかみにくい。これ意外にも法定金利を超える闇金もあるので、さらに分からない。
　韓国人はどのくらいの数か分からないが、２０代から借金漬けになることを書いた。就職をしつつ、借金を返していくのが望ましいのだが、それでも増えて行く。上記に挙げた都市銀行の融資も生活資金と事業資金が主な目的だ。そもそも論で言うと、日本と物価がそれほど変わらない中で給料や最低賃金が３００円台となれば生活出来ない。
　はじめのうちは気楽に借りたのだろうが、いつの間にか返す金額が重荷になる。日本でも一時期問題になったサラ金と同じ構図だ。
　ところで韓国の借金問題がここまで膨れあがったことについて解決方法の一つとして、総量規制の実行によって精算する方法をすぐ思い付いた。日本でも２０１０年から1社で50万円、又は他社と合わせて100万円を超える貸付けを行う場合には、源泉徴収票等の提出を受けることを義務付け、年収等の3分の1を超える貸付けを原則として禁止した総量規制の実施を韓国でも適用すべきと提言したい。ただし家の購入や緊急性を要するモノには適用外とすべきだ。
　そうなると当然借りる先がなくなり、カードではなく現金商売になる。日本でも起こった事例であるが破産者も増える。一時期、混乱はあるだろうが、借金が雪黙る式に増えていくよりはましだろう。それにいつかはこの貸金業法改正はやらなくてはいけない。韓国にとって一大手術となる。借金によって経済成長していた韓国もそろそろ精算する時期に来ている。
　この提案については、かなりの数の韓国人は反対するだろうが、それでも一度は精算しなくてはいけない。経済成長そのものが善だとしても借金によって成り立つことについては反対だ。韓国の借金問題は貧困と同時に向き合わなくてはいけない重要な課題だ。いつまでも先送りにしていい道理ではないのだ。





シクラメン





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　民団は23日、新しい団長に呉公太（オ・ゴンテ）民団中央本部副団長（65）を選出した、と発表した。任期は2015年までの3年間となる。呉氏は選挙後に行った記者会見で「在日韓国人の地方参政権獲得を求める運動は壁にぶち当たっている。これを克服するため、特別永住者がまず参政権を獲得することを含め、運動の方法を再検討する必要がある」と述べた。また「日本で生活していく以上、日本の敵になってはならない」と語った。民団は今月22日に行われた第66回定期中央委員会で、綱領に「日本の地域社会の発展に貢献する」という文言を追加し、日本国籍を取得した韓国系住民も民団支部の団長などを務められるよう規約を改正した。
　個人的にはこの民団の決断については歓迎したいものの、ちょっと遅すぎたかなと言う感想もある。それでも大きな前進とも言える。民団はこれまで昨日も書いたように、政治家の甘言に誘われるがまま大量なお金を民主党に供給してきた。しかし、その金が無駄金になったことは結果が明白となった。だからこそ日本国民と向き合うことが肝要であると私は書いたのだが、その一歩となるのかどうか見ていきたい。
　しかし、驚きなのは、「日本の敵になってはならない」という発言である。わざわざ民団の新団長がこう発言しなければならないほど、日本社会と韓国民団との関係が乖離していることを伺わせる。実社会での在日韓国・朝鮮人社会と日本人社会はこうまで敵対していることでもないのだが、一部の跳ねっ返りの運動家がテレビなどで発言することによって、日本社会の在日社会に対する視線が厳しくなったとも言える。そしてそれはひとえに在日社会にとって損になることを示す。
　つまり在日韓国・朝鮮人にとって民団や総連に所属することは損になると言うことに他ならず、若者の民団離れはここから起こった。特に日本学校に通っていた若者から見れば、お爺さんたちが幅をきかせている組織と言うことで敬遠する向きもある。
　今回、民団が要綱に、「日本地域社会への貢献」を謳ったことは評価したい。というのは民団が地域から背を向け、地域から乖離している部分が散逸している実態があったからだ。そうするとやはり地域から支持されない。だからこそ民団は地域の一員としてすべきことは山積みだ。
　例えば、民団としてまとまって、地域のクリーン運動を地域の人々と協力して行うのはいかがであろうか。民団は地域との共生を訴えてきたが、民団として地域のために何をすべきかということにはおざなりであった。あるいは、地域の駅前で「献血の呼びかけ」をすることも重要だ。地域社会はどこも人手不足である。もし、民団が地域の為に尽くそうとする意志を行動で示していけば、地域の人々が見る視点も随分と変わってくるだろう。「あの人は在日韓国人だが地域の為に本当によくしてくれる」という評価に転換すれば、それは日本社会との共生の大きな第一歩だ。良き住民とは地域の為に尽くすことであり、良い仕事をすることに尽きる。地域の人々に理解して欲しければ、やはり地域住民としっかりと向き合わなければならない。
　私は地方参政権付与が何があっても反対の立場であるが、その理由の一つに、民団が地域の為に何をするのかと言うことがハッキリしないことだ。「我々も住民だから地域のことを決める一員になってもいいはずだ」と言われても全く説得力がないのだ。あまりこう勘ぐりたくもないのだが、民団の組織や団員に有利に働きかけるような議員を生み出したいと疑う向きもあるが、その疑いも今の段階では一定の説得力もある。
　そして今回もう一つの注目点は、日本国籍を取得した韓国系住民も民団支部の団長になれると規約改正したことだ。この点について若干の解説が必要だが、団長は基本的に名誉職であることから、なってもお金が入ってくると言うことでもない。ハッキリ言うと旨みがないのだ。わかりやすく言うと、支部団長のなり手がなくなりつつある。だから日本国籍取得者も認めたというコトだ。しかしながら、一方の問題として、日本国籍者の韓国系住民が民団支部の団長のポストに魅力を感じる人がいるのかは分からない。これまで日本国籍取得者の韓国系でも民団の会員を認めてきたが、それを団長就任まで範囲を拡大したことなのだが、高齢化する在日韓国・朝鮮人社会に対応出来るかについては不透明だ。
　民団の組織はゆるやかな連合体であり、実質組織は４万人ほどと割り出している。しかも内実は高齢化していることも以前に指摘しているが、今回の新体制構築は、民団の組織運営に危機感を感じていることの表れなのだろう。






ひらたけと鳥肉の炒め




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　先日、在日韓国系の新聞である統一日報が長文で、「こう着状態の地方参政権運動∞新たな戦略の立て直しが必要」という文章を掲載した。私は一貫して外国人の地方参政権付与には反対の立場である。しかし、民団がかなり強い意志で、地方参政権を要請していたことは、政治のレベルで解決しようと願っていた歴史については、理解していた。そしてこのことは、民団のみならず様々な政治的レベルで解決しようとしていた団体や協会にも他山の石にもなるのである。
　在日韓国人が地方参政権を欲しいかと言うことについては、「欲しい人もいるし」「あげると言われればもらう」「特に欲しいとも思わない」という考えに分かれる。実際、先日、行われた在外国民選挙、日本での登録はわずか4.3％約2万人と低調だった。産経新聞等は、朝鮮総連系が大挙して投票し、左派政権を誕生させるのではと懸念を示していたが、実態は選挙そのものにそれほど関心がなかったというのが本当のところなのである。
　そして、そのことは日本における地方参政権でも同様であり、もし地方参政権を得たとしても投票率が高くなるとも思えないのだ。だからある特殊な団体が言うように、その地区の地方公共団体の議員を乗っ取るような形があったとしてもそれはごく少数に留まるだろう。
　そして、多くの政治家はお金のある団体に対して、本当に多くの甘言で誘う。現実にそういう姿を見てきた。このことについては民主党も自民党もあまり変わらない。民団の会員も実に多くの政治パーティー券を買ってきた。外国人は政治献金が出来ないのではという質問があるのだが、政治パーティー券は購入できるのだ。そしてパーティー券を購入することによって、その政治家の後押しをするという側面があった。統一日報が書いているように、選挙では民主党を応援したがそれはお金も含まれている。スバリ言うと、お金が支援だったと言っても良い。政治家はお金が必要である。だから、民団には、多くの政治家のパーティー券の購入を促すように手紙が毎日のように届く。それは、「何々君を励ます集い」であったり、「講演会と朝食パーティー」でもあり、理由は何でも良いのだ。私が想像するに、日本一高い朝食であり、夕食でもある。実際、ある朝食会では、「日本一高い朝食会にようこそ」と自虐的に語った政治家も数多い。
　それが悉く裏切られた背景には、民団が考え違いをしていたからにほかならない。政治家ができる範囲は実は限られている。民団執行部は、お金を払えば政治家が動くと考えたと思うが、そうではなく国民的世論や賛同が得られなければ政治家は動くことが出来ないのだ。
　これまで民団は政治家の方のみを向いて地方参政権実現を働きかけてきた。しかし、国民世論としては反対派も多く、私のような穏健派ですら反対なのであるから後は推して知るべきであり、国民に向けての説得が足りなかったことが大きな原因なのである。
　後は民団が応援した議員は陣笠議員をはじめ非主流派が多かった。民主党にも自民党にも反対派と賛成派が跨がっているのだが、そうなると参政権決議を強行すると、党が割れる危険性がある。
　国民にも反対が多く、党分裂の危険のリスクをはらむ地方参政権問題については、政治家はお金をもらう手段として、「絶対にやります」と公言するだろう。出来もしない約束をすることは政治家の常なのである。政治家と詐欺師というのは程度の差こそあれ、「約束事」に関しては紙一重なのである。共通しているコトは、政治パーティーを買ってくれる人々に対してハッピーな気持ちや快い言葉をかけてくれるのである。政治家の約束事は結婚詐欺師のそれと共通するものがある。
　私は外国人参政権に反対であり、お金で法案を買おうとした民団執行部のあり方が今こそ問われなければならない。もし、本当に外国人参政権を本当に通したいのであるならば、地道に国民に対して訴え続けて賛成派を増やしていく行動こそが王道であると言いたい。それはかなり面倒な作業であるのだが、そうした方向転換を行うことによって、強靱な足腰を持つ民団に再生できると思う。






明日葉の胡麻和え





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夫が「読者はどの年齢層が一番多いいかな？」とつぶやいてたので
好奇心がとても強い私がブログランキングの投票を通して
みなさんにアンケートの協力をお願いしたところ
なんと100人以上の方々がご協力下さって
応援メッセージまで添えていただき、とても嬉しく思っております。
夫の固い文章を読むだけだと多分読者の方々も疲れるだろうと思い、
下手だけど私の趣味である写真を
少しでも安らぎになれたらなと思う気持ちで載せたところ
興味をもってくださる方や褒めてくださる方もいらっしゃったので
写真を載せたかいがあったなと
ホッとした気持ちと嬉しい気持ちで胸がいっぱいです。
アンケート調査票は記事に貼るのはやめますが
右側のメニューの欄に「アンケート」のリンクを貼らせていただきますので
これから我が家のブログに足を運んでくださる方がいらっしゃしましたら
是非ご協力をお願いしたいところでございますm(_ _)m
また、新しいアンケートを出すかもしれませんので
その時も是非是非ご協力よろしくお願いしますね(*・∀-)☆



夫の誕生日の時に作ったケーキ






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　最近、嫁さんがスカイプで従兄弟から「日本の経済はどうだ？」と言われて、嫁が「あまりよくないね、どこも経費削減、業界によっては給料カットだよ」と答えた。それで、従兄弟から「業績が良くないと人件費削減は避けられないね、うちの工場では１５０人いた従業員が一気に５０人に減少した」という。話を聞いてみると、従兄弟はその工場の管理職。日本輸出向けの品を作る会社で、日本の経済が悪くなった上に、ライバル会社も少なくなく、その上薄利多売のため、給料カットせざる得なくなっのが原因だ。しかも、工員募集が非常に大変のようで募集しても来ない。ちなみにほとんどが田舎からの出稼ぎ人だ。瀋陽市のホワイトカラーでの平均賃金は３０００元のようだが、工場で働く人で低い人は月収１２００元、高い人であれば月収２０００元のよう。だから工場で働く労働者は割に合わないと言うことだ。
　今、率直に言うと日本経済は悪い。震災の影響もあるが長期間のデフレを未だに脱却できていない。集中砲火を受けた日銀は１%のインフレターゲットを実施することに決定した。日銀はこれまで量的緩和・インフレターゲットに対して反対してきたが、政治家の圧力に従ったという感じだ。私個人で言えば、インフレターゲット論に賛成なのだが、野田首相も谷垣総裁も反対であったので実現への懸念があった。これで景気がよくなるかについては分からないが、ただ日本の景気悪化は様々な国への悪影響も大きい。中国経済への悪影響もそのうちの一つで、特に中国東北部の経済は、日本との結びつきが大きいことから打撃も大きいのだ。
　そして中国の工場に話を戻すと、コストダウンへの圧力も大きいことから、月収もそうそう上げられない。しかし、物価はこれまで書いてきたように上がる一方である。とりあえず韓国にも言えることだが、元安政策を続ければ物価上昇は避けられない。だからこそ、元高政策への転換もありうるのだが、元高にすれば中国の製品は売れない。中国瀋陽市の工場の競争は他の地方との競争でもあり、さらに力を付けてきたベトナム・インドネシア工場との競争にも晒されているのだ。
　さらに意外とも言える話だが、瀋陽市近郊で工場を作るとその働き手は瀋陽市あたりの人だと思う人も多いがそれは大きな誤解で、実の所、瀋陽市内は言うまでもなく、瀋陽市郊外で工場労働者を募集してもそこに人が来ない。だから東北部の奥地から人が来るという構図になっている。
　それこそ黒竜江省や吉林省の聞いたことのない田舎からも人が来る。それでは瀋陽市民はどこに出稼ぎに行くのか。一番多いのは、中国の沿岸部であり、南方部であろう。特に深セン市は給料も高く、消費力も高いので、そちらで商売をする人もいる。深セン市で働く中国朝鮮族も決して少ない数ではない。
　そこでもう一つの現実的な選択としては韓国への出稼ぎである。しかし、韓国への出稼ぎを躊躇うわけは歴史的なウォン安だ。ウォン高であれば、出稼ぎの旨みがあるのだが、差別の問題もあり、韓国への出稼ぎはあまり美味しい仕事とも言えない。そして、韓国人の中国朝鮮族への差別もあり、苦労してウォン安下の韓国への出稼ぎは得な仕事とも言えないのだ。
　もう一方の選択肢は歴史的な円高を迎えている日本である。ただ日本にコネがあれば別だが、日本は移民国家ではなく、闇で行くことも多少ハードルがある。
　そういうことで「ぷー太郎」も増えたとも言う。日本で言えば「ニート」や「休業者」とも言えるのだろうが、今働いてもメリットがないから休む人もいるという。もちろんこの話は全体的ではなく様々な地方や地区によって事情は全く異なる。この話は、中国瀋陽市の一部の地区の話である。
　中国にあまり詳しくない人にとって瀋陽市は、どこの田舎だと思うかも知れない。人口は７７０万という大都会で、規模からすれば韓国・ソウルに決して負けていない。ある瀋陽市民がソウルに観光に行った際、一言、「こんなものか」という感想を漏らしたという。中国は極東の香港として、大連市を活用としており、一方、瀋陽市を極東の重要な行政地区として考えている。経済の大連、政治の瀋陽という位置づけだ。
　そういう大都会であるが故に、給料もそれなりに高くないと働かない事情がある。しかし、それは工場での労働では割に合わない。近年、人口を次々と吸収しつつあるのだが、瀋陽市民すべてが高い給料の仕事に就けるわけでもない。こうしたことで雇用問題は、悩みの一つでもあるのが実情のようだ。






鳥肉とペンネのクリーム煮





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我が家のブログに興味をもってくださる方の
年齢層が気になりましたので作って見ました(^^ゞ
投票の補足説明に書いてありますように
30代後半が抜けているとご指摘が有りましたので
10歳未満を下に下ろして代用させていただきますm(_　_)m
もし、10歳未満の方と90歳以上の方でしたら
一言コメントを添えていただけるとありがたいです。
もちろん、我が家のブログに対するメッセージなども
大歓迎でございます。ご協力ありがとうございますm(_　_)m

　 NHKの報道によると、中国政府は、労働者の最低賃金を２０１５年までの５年間で８０％以上引き上げる方針を打ち出し、現地に進出している日本企業などの負担の増加になるという懸念が出ています。
　　最近の報道では現地工場でストライキが頻発に行われており、日系企業も交渉をしつつ給料を上げているとのことだが、コトは日系企業だけの問題ではなく外資系すべてに跨がる話である。
　この報道を見て思い出したのは、池田勇人の取得倍増計画である。「働くことは豊かになることだ」との明言を残し、所得倍増計画を実行に移した。内政重視の政策を行った。中国が最低賃金を倍にするという方針に転換したことは、民心の声を反映した現れだと思う。どのような政権であれ、民心を無視しては政治は出来ない。今、中国の民心がざわついている。理由は極度のインフレでありながら、それに見合った給料が上がらないからだ。
　中国共産党は一党独裁とはいえ、すべて得手勝手に政治を行うことは出来ない。それなりに民衆の話を聞いている。今、中国各地で暴動が行われているのだが、そのワケは貧富の格差であり、民主化よりも、飯をもっと食べさせて欲しいという願いが込められている。
　そういう意味で私もこの政策に賛成である。何しろ、今の給料では生活していくのは難しいし、いつまでも安い給料のままに据え置くことが事実上不可能だからだ。ストライキや暴動で給料を上げるよりも、法律に基づいてあげることは正しい。
　何しろ、工場での賃金でも給料が安いと人が集まらない事例も出て、瀋陽市郊外で工場を建設しても、東北部のもっと田舎から人を動員しないと工場が稼働しない実態があるからだ。
　ところで日本の所得倍増計画は確かに給料が倍になったが物価も倍になったと言う。だから晩年の池田勇人は評判が悪かったのも確か。それと同じ問題が中国で起こる可能性がある。インフレ対策を実施しなければ給料が上がっても、物価も倍になるのでは意味がない。意味があるとすれば海外旅行するときに、お土産が安く買えるという点がある。
　もう一つの懸念は、今や中国の競争相手は、ＡＳＥＡＮをはじめとする新興国だ。給料を一気に上げて新興国の工場と対抗できるのかという疑問がある。要するに外資が撤退する可能性が高くなると言うことでもある。
　また、日本への影響も大きい。１００円ショップもそうだし、ユニクロも同様。様々な製品の物価が上がる可能性がある。
　しかし、給料が上がれば中国国内の内需拡大につながる。それは日本への観光や買い物などで好影響がある。また、内需が拡大すると中国国内でビジネスが成り立つ。
　それにしても大胆な政策だ。８０%増は実現性にも首をかしげる部分もあるが、インフレ政策の舵取りを間違えれば失敗する可能性もあり、最低賃金を放置していれば、民心は離れる。難しい時代である。
　そして今回、米アップルのスマートフォン（多機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」やタブレット端末「ｉＰａｄ（アイパッド）」などの製造を請け負う台湾企業・フォックスコン（富士康）は１８日、中国・深センにある同社工場の従業員の賃金を１６～２５％引き上げると発表した。フォックスコンの労働条件が過酷であり、多くの批判を浴びてきたことから対処した格好だ。
　このフォックスコンは、世界中の電子機器の組み立てを一手に引き受ける化け物のような台湾企業だ。一説によると期間工も含めると１００万人を越える人間が働いているという。深シン工場のみで４５万人で大規模な市レベルの人間が従事している。山形県の人口近くが働いているのだから、その巨大な力も理解できるであろう。だからこそ、フォックスコンの動きは必ず他の企業にも影響を及ぼす。そうしなければ腕利きの工場職人が、フォックスコンに移動してしまうからだ。
　本来であればこの原稿はここで完結するはずだったのだが、中国企業が米電子機器大手アップルの多機能端末ｉＰａｄ（アイパッド）の商標権を主張し、電器店などに販売差し止めを求めた訴訟の判決で、広東省恵州市の中級人民法院（地裁）は20日までに、同市の電器店にｉＰａｄと関連商品の販売停止を命じたことは驚きの一言だ。訴えていたのは広東省深セン市のＩＴ（情報技術）企業「唯冠科技（深セン）」だが倒産寸前の同社は他の地方でも次々と裁判をするという。
　NHKの報道によると、中国では各地の当局がｉＰａｄの商標権について調査。ｉＰａｄを撤去する販売店が相次いでおり、損害賠償の可能性もあり、一部の報道によると３７００億円の声もある。一方、共同通信の報道では、中国で米電子機器大手アップルの多機能端末ｉＰａｄ（アイパッド）に続き、スマートフォン（多機能携帯電話）ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）の商標権を主張する企業が現れたという。
　今回の賃上げと商標登録の問題が直接関係はしていない。現実的にフォックスコンとしては中国抜きで組み立てを行うことはできない。だから賃上げしても中国に留まろうとしているのだが、この判決はアップルやフォックスコンの製造戦略を根本から見直すきっかけになるかも知れない。






ゴーヤーチャンプル





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　中国にも日本と同様「なんでも鑑定団」はある。このテレビブログラムはイギリスが大本で今も放映しているか分からないが韓国の「名品・珍品」もやはりイギリスのテレビプログラムを参考にしている。他の国は知らないが、世界各国にこのような骨董番組はあるのだろう。
　ところで私は韓国・朝鮮の骨董品が大好きだった。今は骨董禁止令が嫁さんから発令されたため、骨董品は買えなくなった。何しろ不景気であり、生活に直結しないと言うことで嫁さんが最も嫌ったのは私の骨董道楽であった。この朝鮮の骨董道楽については全く誰も理解してくれなかった。ある人は、私が持っている朝鮮骨董を見て冷笑するか、どうせ偽物だと割り切ってみていて、中にはため息をつく人もいた。
　ところで前にも書いたが私が持っている骨董品はほとんど偽物だと思う。偽物でありながら大切に保管している。それは偽物であっても私の思い入りもあるし、朝鮮風の文化に愛着があるからだ。だから韓国や中国の延吉市で購入した骨董品は今でも大切に保管している。
　私の家を訪ねる朝鮮族の人々はこんなものが何がいいのですかと聞く人もいる。私は逆に、あなたは朝鮮族なのですから、もう少し朝鮮の文化や芸術に対して理解や愛着を持っても良いのではないですか。日本人の私が朝鮮の文化や風習について愛情を持っているのですから、朝鮮族として私の思いを共有して欲しいと語ったことがある。
　私は常日頃、韓国人や中国朝鮮族に対して、自国の文化や芸術に対して学び、それを十分に誇ってもいいと語る。もちろんそれがお国自慢のような下らないことで語るのではなく、本当は韓流よりもはるかに素晴らしい文化であると言うことも多いのだが、それが伝わらないことは至極残念でもある。
　そしてニコニコニュースの報道によると、北京テレビが放送する鑑定番組は、日本の「なんでも鑑定団」のような番組だが、その激しさは異質だ。鑑定に出した物がニセモノと判定されれば、その場で破壊されてしまうからだ。そして問題の骨董品は日本から約2000万円で買ったという。結果は見事に「ニセモノ」。壺は、青ざめる持ち主の前で叩き壊されてしまうというオチだったという。
　実は偽物か本物の区別をつけるというのは難しい。鑑定士の鑑定が１００%正しいとも言えない。約２０分間で本物か偽物の区別がつくのだろうか。本気で鑑定するならば科学的要素も重要であり、そこまでやっているとは思えない。本物を破壊する可能性もある。ところで、今、骨董業界では中国マネーなしでは考えられない。特に、昔、日本人が中国で購入した骨董品を買い戻す動きが活発だ。日本人の財布が衰退すると共に、中国の元マネーで、とんでもない値段で日本における骨董オークションで中国骨董を落札する。
　日本における「なんでも鑑定団」で中島誠之助氏が、「後世のものですが、いいものですから大切にして下さい」と諭すシーンがとても好きだ。骨董品は値段よりも自己満足の世界でもある。本人がその品物がいいものであると信じれば大切に保存していくことでいいと思う。
　だから私は偽物と鑑定すれば破壊してしまうことについては残念に思う。仮にそういう値段であっても本人がいいものであると思えばそれで十分だ。モノの価値は世間的には鑑定団が決めるのかも知れないが、自分が良いと思えば大切にしてもいい気がする。






夫のがらくた

韓国のお面と陶磁器








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