空き容量の少ないiPhoneをやりくりして使っていくためのヒント
写真のバックアップを自動化する
私の場合は、写真の容量がすぐに増えてしまいがちです。よく写真を撮るので、カメラロール内の写真が毎月数GBはたまっていきます。16GBのiPhoneにとっては、これはなかなか痛い状況です。
なので、私はバックアップを自動化して、2~3週間ごとにカメラロール内の写真を削除するようにしました。バックアップの自動化には、IFTTTの写真バックアップチャネルを利用して、自動的に撮影したすべての写真がDropboxやFlickrに送信されるように設定しました。おかげで、カメラロール内のどの写真でも安心して削除できるようになりました。
多くの写真を一度に削除するのは大変です。ですが、写真アプリの「モーメント」セクション内で操作をすれば、一度に複数枚の写真を削除することができます(うれしいことに、iOS8ではこの削除プロセスが自動化されます)。もちろん、そのほかの好みのバックアップサービスでもよいのですが、私はこの二重管理方法とIFTTTシステムの自動化が気に入っています。
ピンチのときにはアプリを一度削除し、再インストールする
iOS上では、アプリ内に多くのデータがキャッシュとして残ります。たとえば、Facebookのアプリ自体のサイズが62.2MBであっても、200〜300MBのストレージを使います。このキャッシュは定期的に削除されますが、すぐにスペースを空けたいときには、あまり役に立ちません。キャッシュを削除するためには、アプリ自体を一度削除して再インストールする必要があるのです。
どのアプリがどれだけの容量をとっているかを確認するには「設定」>「一般」>「使用状況」を見ましょう。Facebook、Twitter、Instagramのようなアプリは、アプリのキャッシュを保存するためにスペースを使っています。
アプリの中にはファイルやデータを保存するものもあります。たとえば、お使いのPodcastアプリに過去のPodcastデータがダウンロードされていたり、クラウドストレージを使うアプリでもローカルにファイルを保存しているかもしれません。「使用状況」画面から、各アプリのストレージ使用状況を確認でき、必要のないものは削除できます。こうした作業を月に一度か二度行えば、ストレージの空きスペースを保つことができます。同時に、ほとんど使用していないアプリを削除するのによい機会になります。
iMessageの添付ファイルはすぐに削除する
先に挙げたアプリ以外に、iMessages はアプリ内で全データを保存します。写真、動画、アニメーションGIF、受信したテキストメッセージ、写真といったすべてが保存されるのです。そのまま放置しておくと、手が付けられない状況になってしまいます。ですので、私は受け取った写真でその後も見返したいものは別個に保存するか(さらに、IFTTTでバックアップをとり)、受け取ったらすぐに削除するかのどちらかにしています。
とはいえ、もしこうしたやり方をとっていなかった場合には、アプリ内のデータを整理する必要があります。iMessages の使用量が数GBに及んでいる場合には、過去のスレッドを整理した方がよいでしょう。
もし、過去のメッセージを保存する必要がないのであれば、Messagesアプリを開いて、スレッド上で左にスワイプをすれば、全スレッドを削除できます。そうすると、その相手から受け取ったテキスト、写真などすべてのデータを一度に消せます。すべてを一度に削除したくなければ、i-FunBoxのようなアプリを使って、データを削除する前に受け取ったメッセージのバックアップをとりましょう。そうすれば、すべての写真をコンピュータに保存しつつ、スマホからは削除することができます。
できるかぎりストリーミングを使う
当然のことのように聞こえるかもしれませんが、音楽を聴いたり、映画を観るのが好きであれば、16GBのスマホで満足するには、ストリーミングを使うしかありません。
音楽ストリーミングサービスについては数多くの選択肢があります。オフラインでも聴けるように曲をダウンロードする機能があれば、通信ができない環境でも使えて便利です。iTunesで映画全体をダウンロードするよりも、ストレージのスペースを使いません。どのサービスを使うかは個人の好みで分かれますが、いずれにしてもストリーミングサービスは容量の小さなiPhoneでは必須アイテムでしょう。
PhoneCleanを使って古いキャッシュをきれいにする
最後に、以前も書いたとおり、私は古いファイルを削除してストレージ容量を増やすのに、PhoneCleanを使っています。このソフトを使うと、クリック一つで、重複している大量のファイル、ブラウザの履歴、ウェブメールなどを削除することができます。
PhoneClean でストレージを空ける方法は2つあります。クイッククリーンとディープクリーンです。クイッククリーンは月に一度以上使うようにしています。これは、アプリのキャッシュ、一次ファイル、サードパーティーアプリのストレージ、クッキー、クラッシュログなどを削除してくれます。ディープクリーンは、受信メッセージなどを含めて、さらに多くのデータを削除します。ですが、多くの人には必要ないでしょう。もし、ジェイルブレイク(脱獄)したiPhoneを使っている場合、必要のないアプリを削除し、アプリサイズを減らすことのできる機能を利用することもできます。
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