< 2011年 04月 >この月の画像一覧
- 東京都になりたいと願った草加市と八潮市浮塚の足立区編入願いの現場を行く[ 2011-05-04 22:56 ]
- 国土交通省の地方自治体に向けた御用聞きであるリエゾンとは?[ 2011-05-03 23:12 ]
- 仙台空港が早期再開に至ったワケ~国土交通省竹歳誠事務次官の決断[ 2011-05-02 14:36 ]
- 大震災でも道路の早期復旧が実現した理由とは~知られざる「くしの歯作戦」[ 2011-05-01 23:13 ]
- 仮設住宅で、韓国・中国などの海外製品が納入される理由とは?[ 2011-04-30 22:34 ]
- 古き良き町名といい加減な町名(東京都・足立区)[ 2011-04-29 23:56 ]
- 被災者の雇用対策~がれき撤去と被災地の海に夢の島をつくろう~[ 2011-04-28 23:15 ]
- 東日本大震災の仮設住宅建設で本当に韓国人を使うか疑問[ 2011-04-27 22:29 ]
- 業界団体と政治家との距離感[ 2011-04-26 22:14 ]
- 「政治には二度と関わりたくない」~業界団体の民主党への失望感~[ 2011-04-25 21:47 ]
東京都になりたいと願った草加市と八潮市浮塚の足立区編入願いの現場を行く
2003年頃本当に唐突に浮上したのが足立区と埼玉県草加市の合併構想だった。
時事通信が足立区と草加市の都県越え合併構想を2003年9月26日に配信、それを各紙が一斉に報じたからである。
これにびっくりしたのが当の足立区民・区役所及び草加市市民及び草加市役所である。確かにあの当時、平成の大合併ばやりで様々な合併構想が浮かんでは消えたものの、当の足立区と草加市は合併協議会を設立しておらず、テーブルにもついていなかったからだ。
当時、草加市民や不動産関係者は大歓迎した。草加市民としては23区ブランドが手には入れるなら、足立区との合併は大賛成という意見が大半を占めた。
しかし、足立区は、この話に対しては逆に足立区が埼玉県に編入されるという警戒心から消極的だった。姉は、「私たちも埼玉県民になるのかしら。ここの土地も下がるかな」と言っていた。もし、実現すれば、人口80万人を抱える巨大都市になり、政令市として独立することも夢ではなかった。
ところでこの報道に対しては私が足立区役所に聞いたところ一様に、「全く関知していない。そもそも都県越え合併は可能なのか」という答えが返ってきた。確かに地方自治に関する勉強会は足立区と草加市で開催していたが、合併ありきの話ではなかった。そして、この話は特に後追い報道もなく、一時期大騒ぎしただけで終わった。
そしてもう一方の足立区編入運動は、草加市ではなく八潮市浮塚の一区画のマンションだ。実は、八潮市と足立区は、綾瀬川を挟んで、境界としているが、どういうワケか、浮塚の一部分が、綾瀬川を越えて、足立区になるはずの部分が八潮市になっているのだ。
さらにやっかいにしたのが、この部分に何も無ければ、問題は解決していたのだが、バブル時代に、この一角にマンションが建設された。
地図を見ると不自然に八潮市になっているのが分かる。
このマンションは、「ルネ綾瀬」と命名されているが、もちろん眼前にある「綾瀬川」を意識しているが、もう一方は、綾瀬川下流の足立区綾瀬を意識したものだろうと推察できる。ここは足立区ではないため、そば屋に出前するのも「03」にかけ、学校も目の前に花畑小学校があるにもかかわらず、遠い八潮市の学校に通学していた。
そうした不便さを解消するため、マンション住民一同が、「この一角を足立区にして下さい」という請願もしている。そうした熱心な請願が適い、今は清掃サービスも足立区が行い、学校通学も越境入学が認められていることで、事実上、扱いは足立区民となっている。
ラジオやテレビに取り上げられ、飛び地問題では必ず採り上げられる地区であるが、何故、ここの地区が、八潮市になっているかは、昔の綾瀬川の流れと関係しているのではと勝手に類推している。
こうした川に関連した飛び地は昔の川の流れに由来しているところがある。例えば、利根川を挟んだ自治体では、いくつかの飛び地があるがこれも古い利根川の流れと関係しているという。
ねじ曲がった川の流れを改修し、まっすぐな川の流れにした結果、県境のみが残り、その結果、入り組んだ飛び地が生まれてしまったということではないだろうか。
このマンションが、足立区編入願いを出したところです。

この地区は庚申信仰があったようで、庚申様がありました。

本来、足立区と八潮市の境になる綾瀬川です。ちなみに綾瀬川は長年、川の汚れナンバー1でした。

マンションの一角までは八潮市、黒いフェンスが足立区になります。

撮影:夫
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時事通信が足立区と草加市の都県越え合併構想を2003年9月26日に配信、それを各紙が一斉に報じたからである。
これにびっくりしたのが当の足立区民・区役所及び草加市市民及び草加市役所である。確かにあの当時、平成の大合併ばやりで様々な合併構想が浮かんでは消えたものの、当の足立区と草加市は合併協議会を設立しておらず、テーブルにもついていなかったからだ。
当時、草加市民や不動産関係者は大歓迎した。草加市民としては23区ブランドが手には入れるなら、足立区との合併は大賛成という意見が大半を占めた。
しかし、足立区は、この話に対しては逆に足立区が埼玉県に編入されるという警戒心から消極的だった。姉は、「私たちも埼玉県民になるのかしら。ここの土地も下がるかな」と言っていた。もし、実現すれば、人口80万人を抱える巨大都市になり、政令市として独立することも夢ではなかった。
ところでこの報道に対しては私が足立区役所に聞いたところ一様に、「全く関知していない。そもそも都県越え合併は可能なのか」という答えが返ってきた。確かに地方自治に関する勉強会は足立区と草加市で開催していたが、合併ありきの話ではなかった。そして、この話は特に後追い報道もなく、一時期大騒ぎしただけで終わった。
そしてもう一方の足立区編入運動は、草加市ではなく八潮市浮塚の一区画のマンションだ。実は、八潮市と足立区は、綾瀬川を挟んで、境界としているが、どういうワケか、浮塚の一部分が、綾瀬川を越えて、足立区になるはずの部分が八潮市になっているのだ。
さらにやっかいにしたのが、この部分に何も無ければ、問題は解決していたのだが、バブル時代に、この一角にマンションが建設された。
地図を見ると不自然に八潮市になっているのが分かる。
このマンションは、「ルネ綾瀬」と命名されているが、もちろん眼前にある「綾瀬川」を意識しているが、もう一方は、綾瀬川下流の足立区綾瀬を意識したものだろうと推察できる。ここは足立区ではないため、そば屋に出前するのも「03」にかけ、学校も目の前に花畑小学校があるにもかかわらず、遠い八潮市の学校に通学していた。
そうした不便さを解消するため、マンション住民一同が、「この一角を足立区にして下さい」という請願もしている。そうした熱心な請願が適い、今は清掃サービスも足立区が行い、学校通学も越境入学が認められていることで、事実上、扱いは足立区民となっている。
ラジオやテレビに取り上げられ、飛び地問題では必ず採り上げられる地区であるが、何故、ここの地区が、八潮市になっているかは、昔の綾瀬川の流れと関係しているのではと勝手に類推している。
こうした川に関連した飛び地は昔の川の流れに由来しているところがある。例えば、利根川を挟んだ自治体では、いくつかの飛び地があるがこれも古い利根川の流れと関係しているという。
ねじ曲がった川の流れを改修し、まっすぐな川の流れにした結果、県境のみが残り、その結果、入り組んだ飛び地が生まれてしまったということではないだろうか。
このマンションが、足立区編入願いを出したところです。
この地区は庚申信仰があったようで、庚申様がありました。
本来、足立区と八潮市の境になる綾瀬川です。ちなみに綾瀬川は長年、川の汚れナンバー1でした。
マンションの一角までは八潮市、黒いフェンスが足立区になります。
撮影:夫
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国土交通省の地方自治体に向けた御用聞きであるリエゾンとは?
国土交通省はこれまで書いてきたように、様々な被災地支援を行ってきたが、ほとんど知られない地味でありながら、地方公共団体からは非常に感謝される存在がある。
それがリエゾンである。
リエゾンという言葉は、ほとんどの人が知らないと思う。今回の一連の大震災報道でも、ほとんど出てこないことを見れば想像がつく。
まずは、リエゾンとは何かを説明すると、つなぐというフランス語であり、自治体と打ち合わせて、話を聞き、自治体がこうして欲しい、こういうものが不足していると要望を聞いた上で、自治体が困っていることを実現するための橋渡しの役割を果たす。
今回は、全国の国土交通省職員が被災地の地方公共団体へ飛び放ち、地方公共団体、自衛隊と綿密に打ち合わせて、積極的に復旧活動に動いた。国土交通省によると、全国から集まった職員の延べ人数は2,300人ほどで、地方公共団体のニーズを受けて、どんどんガソリン、仮設トイレ、パンや日用品などを供給した。
あるいは被災した地方公共団体の中には、庁舎ごと津波に浚われたところもある。中には、大槌町のように町長自身が死亡したところもある。副町長が町長を代行しているが、やはり、副町長も不安だ。その不安を払拭するように、リエゾンは、懸命に副町長を励ました。
とりあえず学校を仮庁舎としたが、それもリエゾンが仲介して実現したという。
余談だがリエゾンについては、現地情報連絡員という立派な言葉があるが、これは役所用語でなじみにくいと思い、あえて御用聞きと書かせて貰った。
あとはリエゾンが拾えきれなかった地方公共団体のニーズについては、臨時掲示板を作って対応、書き込まれれば、すぐに要望の品を贈るシステムも構築した。
リエゾンという存在は前述したように本当に地味である。
しかし、彼らがいなければ地方公共団体も立ち往生する局面が数多くあるのだ。
地方公共団体、自衛隊だけでも出来ない仕事がある。それは人と人をつなぐ仕事なのだ。
本日、夫と東京国立近代美術館に行ってきました。
何をしに行ったかと言うとヒントは
「芸術は爆発だ!」
東京国立近代美術館
入場券を求める行列と入場を待つお客さんの行列です

生誕100年 岡本太郎展
30分待ちで入場券を手に入れました。
展示品も多くて結構楽しめました。

もし興味のある方は5月8日までなので行ってみてはいかがですか?
チケットはローソンでも買うことはできますので
待ち時間を少しでも減らしたい方は
近くのローソンで買うことをおすすめします。
詳しい事はこちらまで!
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それがリエゾンである。
リエゾンという言葉は、ほとんどの人が知らないと思う。今回の一連の大震災報道でも、ほとんど出てこないことを見れば想像がつく。
まずは、リエゾンとは何かを説明すると、つなぐというフランス語であり、自治体と打ち合わせて、話を聞き、自治体がこうして欲しい、こういうものが不足していると要望を聞いた上で、自治体が困っていることを実現するための橋渡しの役割を果たす。
今回は、全国の国土交通省職員が被災地の地方公共団体へ飛び放ち、地方公共団体、自衛隊と綿密に打ち合わせて、積極的に復旧活動に動いた。国土交通省によると、全国から集まった職員の延べ人数は2,300人ほどで、地方公共団体のニーズを受けて、どんどんガソリン、仮設トイレ、パンや日用品などを供給した。
あるいは被災した地方公共団体の中には、庁舎ごと津波に浚われたところもある。中には、大槌町のように町長自身が死亡したところもある。副町長が町長を代行しているが、やはり、副町長も不安だ。その不安を払拭するように、リエゾンは、懸命に副町長を励ました。
とりあえず学校を仮庁舎としたが、それもリエゾンが仲介して実現したという。
余談だがリエゾンについては、現地情報連絡員という立派な言葉があるが、これは役所用語でなじみにくいと思い、あえて御用聞きと書かせて貰った。
あとはリエゾンが拾えきれなかった地方公共団体のニーズについては、臨時掲示板を作って対応、書き込まれれば、すぐに要望の品を贈るシステムも構築した。
リエゾンという存在は前述したように本当に地味である。
しかし、彼らがいなければ地方公共団体も立ち往生する局面が数多くあるのだ。
地方公共団体、自衛隊だけでも出来ない仕事がある。それは人と人をつなぐ仕事なのだ。
本日、夫と東京国立近代美術館に行ってきました。
何をしに行ったかと言うとヒントは
「芸術は爆発だ!」
東京国立近代美術館
入場券を求める行列と入場を待つお客さんの行列です
生誕100年 岡本太郎展
30分待ちで入場券を手に入れました。
展示品も多くて結構楽しめました。
もし興味のある方は5月8日までなので行ってみてはいかがですか?
チケットはローソンでも買うことはできますので
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仙台空港が早期再開に至ったワケ~国土交通省竹歳誠事務次官の決断
その日、東北地方整備局職員及び国土交通省本省職員は呆然となった。3月11日の東日本大震災により、仙台空港は水浸しになって、使い物にならなくなった。
その日、国土交通省の事務方のトップである竹歳誠事務次官は、水浸しになった仙台空港をテレビで見て、一気にこう決断をした。
すぐすべての地方整備局及び北海道開発局にある排水ポンプ車を仙台に集めろ、この震災で、道路、新幹線と空港のインフラが使えなくなった。道路は、徳山局長の「くしの歯作戦」で復旧出来るが、空は、東北地方整備局だけの排水ポンプ車では、早期復旧は無理だ。
全国の地方整備局及び北海道開発局のメンバーが集結。3月17日から集中的に排水ポンプを使って一気に排水。
排水ポンプ車配備延べ台数は176台であり、約500立方メートルを排水して一時期、しばらくの間、使い物にならないと言われていた仙台空港の滑走路が姿を現した瞬間が3月26日である。
竹歳誠事務次官はとりたててこの「仙台空港再生作戦」めいたものは作らなかったが、この決断により、孤立していた仙台空港が再利用出来た。
また、この排水は大きな力を発揮したことはインフラ整備だけではなかった。というのも、仙台空港やその周辺を排水することで、陸上自衛隊の捜索活動もスムーズに進んだ。
自衛隊と国土交通省職員は、実はこうした活動で連携していることはあまり知られていない。
ところでこうした排水活動は仙台空港に限った話ではない。東北の沿岸部で水浸しになっているところを、一気に排水した。4月17日には、津波によって水浸しになった部分を約90%も排水したのである。その量およそ1億1,200万立方メートルの膨大な量。
名取市では、3月中旬頃にはまだ排水していなかったが、3月24日には、地表が見えるほどに排水した。
私自身思うことだが、土木工学やこうした排水技術を見ると魔法使いのように見える。仙台市や名取市も一時期はあれほど水で浸かっていた土地が数日で排水していく姿を見ると、非常に驚く。
そして被災地に入った国土交通省職員の話によると、魚の腐った嫌な臭いが蔓延している。これは文字通り、魚が浮いているからなのだが、そうしたことを一気に排水したことは、驚嘆すべき事だろう。
しかし、今回、国土交通省にとって幸いだったのは、政府方のトップである大畠章宏国土交通大臣が、菅直人内閣の中では英明であったことだ。大畠大臣は、事務方にこう指示した。「人命が何よりも大切である。国土交通省の枠を越えても職員は何でもせよ。」
この指示により、国土交通省はありとあらゆることを展開することになったのだが、行政の枠外を越えて役所が行動するというのは非常に難しいことであるが、非常事態ということでこうした指示を出したことは極めて正しかった。
これが別のどの大臣であっても今の菅直人内閣の体たらくを見れば右往左往するのは明白なのだが、国民の生活が第一とする鳩山グループであるがゆえにこそ早い指示を下したとも言える。
しかし、私個人的な好き嫌いを言えば、大畠章宏国土交通大臣は経歴を見ると北朝鮮とべったりであり、中国とレアアースのリサイクル技術を開発しようと発言しており、思想的には真っ赤かであり、あまり好きではないのだが、事務方への指示は実に的確と言えた。今回の震災で一番ほっとした事は、政府側も事務方双方英明なトップを頂いたことだ。
大江戸温泉物語Ⅳ


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その日、国土交通省の事務方のトップである竹歳誠事務次官は、水浸しになった仙台空港をテレビで見て、一気にこう決断をした。
すぐすべての地方整備局及び北海道開発局にある排水ポンプ車を仙台に集めろ、この震災で、道路、新幹線と空港のインフラが使えなくなった。道路は、徳山局長の「くしの歯作戦」で復旧出来るが、空は、東北地方整備局だけの排水ポンプ車では、早期復旧は無理だ。
全国の地方整備局及び北海道開発局のメンバーが集結。3月17日から集中的に排水ポンプを使って一気に排水。
排水ポンプ車配備延べ台数は176台であり、約500立方メートルを排水して一時期、しばらくの間、使い物にならないと言われていた仙台空港の滑走路が姿を現した瞬間が3月26日である。
竹歳誠事務次官はとりたててこの「仙台空港再生作戦」めいたものは作らなかったが、この決断により、孤立していた仙台空港が再利用出来た。
また、この排水は大きな力を発揮したことはインフラ整備だけではなかった。というのも、仙台空港やその周辺を排水することで、陸上自衛隊の捜索活動もスムーズに進んだ。
自衛隊と国土交通省職員は、実はこうした活動で連携していることはあまり知られていない。
ところでこうした排水活動は仙台空港に限った話ではない。東北の沿岸部で水浸しになっているところを、一気に排水した。4月17日には、津波によって水浸しになった部分を約90%も排水したのである。その量およそ1億1,200万立方メートルの膨大な量。
名取市では、3月中旬頃にはまだ排水していなかったが、3月24日には、地表が見えるほどに排水した。
私自身思うことだが、土木工学やこうした排水技術を見ると魔法使いのように見える。仙台市や名取市も一時期はあれほど水で浸かっていた土地が数日で排水していく姿を見ると、非常に驚く。
そして被災地に入った国土交通省職員の話によると、魚の腐った嫌な臭いが蔓延している。これは文字通り、魚が浮いているからなのだが、そうしたことを一気に排水したことは、驚嘆すべき事だろう。
しかし、今回、国土交通省にとって幸いだったのは、政府方のトップである大畠章宏国土交通大臣が、菅直人内閣の中では英明であったことだ。大畠大臣は、事務方にこう指示した。「人命が何よりも大切である。国土交通省の枠を越えても職員は何でもせよ。」
この指示により、国土交通省はありとあらゆることを展開することになったのだが、行政の枠外を越えて役所が行動するというのは非常に難しいことであるが、非常事態ということでこうした指示を出したことは極めて正しかった。
これが別のどの大臣であっても今の菅直人内閣の体たらくを見れば右往左往するのは明白なのだが、国民の生活が第一とする鳩山グループであるがゆえにこそ早い指示を下したとも言える。
しかし、私個人的な好き嫌いを言えば、大畠章宏国土交通大臣は経歴を見ると北朝鮮とべったりであり、中国とレアアースのリサイクル技術を開発しようと発言しており、思想的には真っ赤かであり、あまり好きではないのだが、事務方への指示は実に的確と言えた。今回の震災で一番ほっとした事は、政府側も事務方双方英明なトップを頂いたことだ。
大江戸温泉物語Ⅳ
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大震災でも道路の早期復旧が実現した理由とは~知られざる「くしの歯作戦」
普段。官僚はダメだとか、腐っているという批判も多いが、今回の東日本大震災では、その官僚たちの奮闘ぶりが目立ったことをすでに書いた。
読者の中には、確かに、「自衛隊や警察は頑張っているけれど、他で頑張っている人はいるのか」という質問もあると思う。
今回は、国土交通省東北地方整備局が凄く頑張ったことを是非紹介したい。
3月11日、東日本大震災を受けて、4号線・東北道と三陸道路が寸断された。これでは、津波で大きな被害を受けたと思われる太平洋沿岸に救援に迎えないことを危惧した東北地方整備局の徳山日出夫局長は、地震当日、「くしの歯作戦」を展開せよと命令を出した。
この作戦名を聞いた時に、私は一瞬、「ヤシマ作戦」を思い出した。局長キャリアにしては随分と気の利いた作戦名を考えるものだなあと感じた。
何しろあの地震当日は何が起きて、道路がどうなっているかすぐには把握できなかったが、4号線と東北道の縦の道路ラインの通行を最初に確保した。次に、4号線と東北道から三陸へ向かう横の道路を確保、次に、三陸道の通行を確保した。
東北地方整備局によると、道路確保を「くしの歯」のようなイメージとしたため、「くしの歯作戦」と命名したという。
震災の時にはやはり、道路アクセスの確保が一番重要なのだなと身をもって感じた一例だ。確かに道路がなければ、現地に救援に向かうこともできないため、道路の復旧を最初にしなければならないという指令を出した徳山局長の判断は正しいと感じた。
ある意味誰が判断してもそうなるかもしれないが、「くしの歯作戦」を決断したのは3月11日で、作戦実行は12日から18日。18日をもって作戦は完了するがこのスピーディーに復旧できたことは世界から驚嘆された。
大震災ではこうした即断即決が必要だと改めて感じた。
もちろんこうした素早く道路を復旧した陰には現地のゼネコンの活躍が裏にあるが、こうした国と地元の建設会社の奇跡の協調がなければとても不可能とも言える。
国土交通省東北地方整備局によると、約一か月で道路復旧がおおむね完了したと言うが、これだけスピーディーに復旧出来た理由は、緊急随意契約により、ゼネコンに工事をどんどん振り分けて、「お前あそこやれ」「お前はここだ」としたからだという。
もしこれで一般競争入札や総合評価などで価格や技術力をじっくり見て判断していればとてもこれだけの早い復旧は不可能だっただろう。
まさに臨機応変の判断だった。
東北から戻って、私は、こうした大震災では官僚の力が非常に大きく、またその判断が正しいことを痛感した。地元の建設会社とネットがあって無理を言える立場にあるのが東北地方整備局や地方公共団体であるのがよく分かったが、こうして頑張る官僚とゼネコンのタッグを見ていると、政治家は何しているかと思ってしまう。
復興会議についても建築家の安藤忠雄氏には申し訳ないが全く期待していない。
復興は地元と国の出先機関が大きな役割を果たすべきで、むしろ細かいことまで国が上から、復興はこうしろと命令するのもなじまない。しかも国の復興会議のスピードは遅すぎる。復興会議で議論している間に、被災地の地方公共団体の復興会議や復興委員会の方が早く議論が進んでいる現状がある。
こうしてみると国はお金を出すことだけに専念し、復興プランについては地方公共団体と国の出先機関に委ねた方が数倍早く復興できると思う。
大江戸温泉物語Ⅲ



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読者の中には、確かに、「自衛隊や警察は頑張っているけれど、他で頑張っている人はいるのか」という質問もあると思う。
今回は、国土交通省東北地方整備局が凄く頑張ったことを是非紹介したい。
3月11日、東日本大震災を受けて、4号線・東北道と三陸道路が寸断された。これでは、津波で大きな被害を受けたと思われる太平洋沿岸に救援に迎えないことを危惧した東北地方整備局の徳山日出夫局長は、地震当日、「くしの歯作戦」を展開せよと命令を出した。
この作戦名を聞いた時に、私は一瞬、「ヤシマ作戦」を思い出した。局長キャリアにしては随分と気の利いた作戦名を考えるものだなあと感じた。
何しろあの地震当日は何が起きて、道路がどうなっているかすぐには把握できなかったが、4号線と東北道の縦の道路ラインの通行を最初に確保した。次に、4号線と東北道から三陸へ向かう横の道路を確保、次に、三陸道の通行を確保した。
東北地方整備局によると、道路確保を「くしの歯」のようなイメージとしたため、「くしの歯作戦」と命名したという。
震災の時にはやはり、道路アクセスの確保が一番重要なのだなと身をもって感じた一例だ。確かに道路がなければ、現地に救援に向かうこともできないため、道路の復旧を最初にしなければならないという指令を出した徳山局長の判断は正しいと感じた。
ある意味誰が判断してもそうなるかもしれないが、「くしの歯作戦」を決断したのは3月11日で、作戦実行は12日から18日。18日をもって作戦は完了するがこのスピーディーに復旧できたことは世界から驚嘆された。
大震災ではこうした即断即決が必要だと改めて感じた。
もちろんこうした素早く道路を復旧した陰には現地のゼネコンの活躍が裏にあるが、こうした国と地元の建設会社の奇跡の協調がなければとても不可能とも言える。
国土交通省東北地方整備局によると、約一か月で道路復旧がおおむね完了したと言うが、これだけスピーディーに復旧出来た理由は、緊急随意契約により、ゼネコンに工事をどんどん振り分けて、「お前あそこやれ」「お前はここだ」としたからだという。
もしこれで一般競争入札や総合評価などで価格や技術力をじっくり見て判断していればとてもこれだけの早い復旧は不可能だっただろう。
まさに臨機応変の判断だった。
東北から戻って、私は、こうした大震災では官僚の力が非常に大きく、またその判断が正しいことを痛感した。地元の建設会社とネットがあって無理を言える立場にあるのが東北地方整備局や地方公共団体であるのがよく分かったが、こうして頑張る官僚とゼネコンのタッグを見ていると、政治家は何しているかと思ってしまう。
復興会議についても建築家の安藤忠雄氏には申し訳ないが全く期待していない。
復興は地元と国の出先機関が大きな役割を果たすべきで、むしろ細かいことまで国が上から、復興はこうしろと命令するのもなじまない。しかも国の復興会議のスピードは遅すぎる。復興会議で議論している間に、被災地の地方公共団体の復興会議や復興委員会の方が早く議論が進んでいる現状がある。
こうしてみると国はお金を出すことだけに専念し、復興プランについては地方公共団体と国の出先機関に委ねた方が数倍早く復興できると思う。
大江戸温泉物語Ⅲ
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仮設住宅で、韓国・中国などの海外製品が納入される理由とは?
「我々ハウスメーカーも、すぐさま仮設住宅の資材を提供しないことで責められることも多い。実のところ我々も部材のストックはあり、それを使用すれば政府が要望する七〇〇〇〇戸という数字には何とか応じられていた。にもかかわらず輸入資材を使うことになったのは国と県そして、すまいづくりまちづくりセンター連合会がきっちりした仕様やモジュールを定め、それに反するものであれば、供給を断ってきた経緯がある。結局の所、従来ある資材を使わず、仕様や一定のモジュールに沿った資材を新たに製造しなければならなかった。しかし、そういうことであれば、当然、供給は遅れる。もし、仮に仕様やモジュールを定めることがなければ、より早く供給できたに違いない。
政府としては、一定のモジュールや仕様を決めることによって被災者に対して公平さをアピールしたに違いないが、果たして今、被災者が求めることは、公平さではなくスピードではないだろうか。そういう意味で我々として、政府が取った行動に対して一種不快感を持っている。
そしてそのコト自体、一部は輸入に頼らざるを得なかった。今回、鉄骨造のプレハブ住宅の一部は福島県での話だが、中国製品が入った。中国にはヤギー社という会社があるのだが、プレハブ住宅の本体は、ヤギー社が作り、それを今度は福島県産の畳を使うことになった。
確かに、きっちり仕様を決めた以上、我々ハウスメーカーに供給能力がないのだから、中国製品を使うことになっても文句の言いようがないのだが、本来であれば我々がより、出張らなければならないことは痛感している。
おまけに計画停電の件もあり、供給能力が下がっていたことも認めざるを得ない。」
こうプレハブ建築協会の会員会社に所属する社員はこう証言するが、福島県内の建設会社からも注文も多い。
「プレハブ建築協会はすべての都道府県と防災協定を締結している関係で、すぐに供給できると言うが、本来であれば、我々のような福島県内の会社により多く委託すべきではないか。仮設住宅はそれほど難しくないので県内業者であれば誰でも出来る。今回、一部県内業者に4000戸が委託されることになり、我々も急いで工事を行っているのだが、この枠を増やして欲しいという思いがある。」
これを見て、近畿圏内の大学教授はこのように分析する。
「神戸の時と同じ構図ですね。神戸の震災の時も大手ゼネコンが出張って効率よくあっという間に工事を終えた。しかし、その一方、地元の大工や職人にはお金が回らなかった。我々はそういう反省をしなければならないのだがね」と語る。
一方、前述のハウスメーカー社員はこのように総括する。
「日本人の多くは地場ゼネコンに委託せよ、あるいは仮設住宅はすべて日本製にせよという意見があるのは承知している。しかし、今ではその地場にせよ、ハウスメーカーにせよ、日本だけで供給するのは無理がある。実際、関西ではもう仮設住宅は全く不足しているしね。だから中国製、タイ製、ドイツ製、韓国製が入ってくるのはやむを得ない。地場に委託しているところで、仮設住宅の注文先の本体は、中国のヤギー社だったりするしな。」
ここ数日、関西・東北を行ったり来たりしているのだが、仮設住宅には複雑な事情があるようだ。地元に発注しても一部は海外製品を使うし、プレハブ建築協会に委託しても一部は海外製品を使う。
どっちを見ても一部は海外製品を使う構図であることが分かったのだが、基本的には今回は納期が厳しく定められ、一刻も早く、被災者に住まわせるようにしなければならないため、緊急的に海外製品を使ったというのが実態らしい。
大江戸温泉物語Ⅱ




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政府としては、一定のモジュールや仕様を決めることによって被災者に対して公平さをアピールしたに違いないが、果たして今、被災者が求めることは、公平さではなくスピードではないだろうか。そういう意味で我々として、政府が取った行動に対して一種不快感を持っている。
そしてそのコト自体、一部は輸入に頼らざるを得なかった。今回、鉄骨造のプレハブ住宅の一部は福島県での話だが、中国製品が入った。中国にはヤギー社という会社があるのだが、プレハブ住宅の本体は、ヤギー社が作り、それを今度は福島県産の畳を使うことになった。
確かに、きっちり仕様を決めた以上、我々ハウスメーカーに供給能力がないのだから、中国製品を使うことになっても文句の言いようがないのだが、本来であれば我々がより、出張らなければならないことは痛感している。
おまけに計画停電の件もあり、供給能力が下がっていたことも認めざるを得ない。」
こうプレハブ建築協会の会員会社に所属する社員はこう証言するが、福島県内の建設会社からも注文も多い。
「プレハブ建築協会はすべての都道府県と防災協定を締結している関係で、すぐに供給できると言うが、本来であれば、我々のような福島県内の会社により多く委託すべきではないか。仮設住宅はそれほど難しくないので県内業者であれば誰でも出来る。今回、一部県内業者に4000戸が委託されることになり、我々も急いで工事を行っているのだが、この枠を増やして欲しいという思いがある。」
これを見て、近畿圏内の大学教授はこのように分析する。
「神戸の時と同じ構図ですね。神戸の震災の時も大手ゼネコンが出張って効率よくあっという間に工事を終えた。しかし、その一方、地元の大工や職人にはお金が回らなかった。我々はそういう反省をしなければならないのだがね」と語る。
一方、前述のハウスメーカー社員はこのように総括する。
「日本人の多くは地場ゼネコンに委託せよ、あるいは仮設住宅はすべて日本製にせよという意見があるのは承知している。しかし、今ではその地場にせよ、ハウスメーカーにせよ、日本だけで供給するのは無理がある。実際、関西ではもう仮設住宅は全く不足しているしね。だから中国製、タイ製、ドイツ製、韓国製が入ってくるのはやむを得ない。地場に委託しているところで、仮設住宅の注文先の本体は、中国のヤギー社だったりするしな。」
ここ数日、関西・東北を行ったり来たりしているのだが、仮設住宅には複雑な事情があるようだ。地元に発注しても一部は海外製品を使うし、プレハブ建築協会に委託しても一部は海外製品を使う。
どっちを見ても一部は海外製品を使う構図であることが分かったのだが、基本的には今回は納期が厳しく定められ、一刻も早く、被災者に住まわせるようにしなければならないため、緊急的に海外製品を使ったというのが実態らしい。
大江戸温泉物語Ⅱ
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古き良き町名といい加減な町名(東京都・足立区)
町名には二つのタイプがある。
やっつけ仕事で適当につけた町名と本当に深く味わいのある町名だ。
私の育った足立区にはそうした二つのタイプの町名が混在していた。
いい加減な町名だなと思うのが、「千住八千代町」「千住末広町」「千住高砂町」だ。この他にもたくさんあるが。
ちなみに旧「千住八千代町」の名残として、今でも「八千代幼稚園」や「八千代商店街」で残っている。
足立区の千住は今よりも範囲が広く、荒川を越え、一時期は、今の足立区役所周辺まで、「千住何々町」と称していた。今でもその名残で、「千住何々町」にはめでたい名前が残っている。こうしためでたい町名は、瑞祥地名というが平成の大合併でさらに増えたと言う。
ところで上記にあげた「千住八千代町」「千住末広町」「千住高砂町」は消滅しているが、何も考えずにつくった町名は消滅しても一向にかまわないが、残して欲しい町名もあった。足立区で一番好きな町名は、内匠本町(たくみほんちょう)だった。
今は南花畑3丁目の一部になって極めて無機質な町名になっているが、「内匠本町」という町名は好きだった。また、他にも普賢寺町、小右衛門町や伊興何々という町名は歴史を反映して良かったと思うが、こうした町名が足立区ではばっさりと切られたのが非常に残念であった。
復活できるものであれば、本当にどんどん復活して欲しいと思う。
当時の行政担当者に言わせると、町名の変更はより平易にし、わかりやすい区割りをつくることが最大の目的であり、飛び地の解消もあった。足立区も一時期酷い状況にあったことは私も認める。何しろ、入谷町と舎人町がそれぞれに飛び地が混在し、私が子どもの時地図を見るのが趣味だったが、足立区入谷町と舎人町の飛び地の有様を見て酷いと思っていたからだ。
だからといって歴史ある地名まで抹殺するのはどうかと思う。
実際、内匠本町を南花畑に編入する際、反対運動が起きている。新聞にもよく取り上げられ、南花畑に編入された後でも、旧内匠本町の場所の綾瀬川の堤防の所に、「内匠本町」と落書きしてあった物がしばらくの間残っていた。今でもあるかは分からないが、今度機会があれば行ってみたい。
まあ、ここは足立区の中でも独自の風土も持ち、団結力も他と比べものにならないほど強く、姓も歴史的に武田氏の遺臣・芦川内匠が開拓したと言うことで、いまだに、芦川姓が多い。
今はどうか分からないがしばらくの間、町内会も「南花畑3丁目町内会」ではなく、「内匠本町町内会」と称している。今でも近くの橋の「内匠橋」等にその名残を残している。
そして様々な地図で検索すると商店や会社名も「芦川姓」が多いことが確認できる。
こうした地名をもう少し大切にする行政官がいれば、足立区の地名ももう少し良い物が残っていたと思う。
本日、従妹と大江戸温泉物語に行ってきました。
元々夫も一緒に行く予定でしたが、
昨日も出張だったので、疲れたからと言って
一緒に行ってくれませんでした。
とても素敵な場所で一日中居ても飽きないところで
本当に良かったです。
しかし、本日はちょっと死ぬ思いをしてきました。
何かと言うと、ちょっと長風呂だったので
立ちくらみをしてしまい、風呂場から出てきた後に、
ロッカー前で倒れてしまいました。
隣に従妹が居てくれたので少しはホットしました。
隣にいた人も心配してくれたり、従業員も
一生懸命タオルやおしぼりや水を持って来てくれたり
血圧を測りたいと言ったら、血圧機も持って来てくれたりととても優しかったです。
血圧を測ってみたら、あら、びっくり!普段は血圧が高い私ですが、
今まで見たことがない数値でした!とても低かったです!
本当にその授業員の方には大変お世話になりました。
しばらく、安静してから食事を取ったり、ショーも見たりして満喫して来ました。
今年、大江戸温泉物語は8周年を迎えたので
9月30日まで謝恩企画料金で入場することができます。
クーポン券を利用するとさらにお安くなるんですよ!
大江戸温泉物語Ⅰ
素敵な玄関&ロビー
←夫ちゃんに励みの一票よろしくお願いしますヾ(^-^;)
←私にも励みの一票よろしくお願いします☆^(o≧▽゚)o
やっつけ仕事で適当につけた町名と本当に深く味わいのある町名だ。
私の育った足立区にはそうした二つのタイプの町名が混在していた。
いい加減な町名だなと思うのが、「千住八千代町」「千住末広町」「千住高砂町」だ。この他にもたくさんあるが。
ちなみに旧「千住八千代町」の名残として、今でも「八千代幼稚園」や「八千代商店街」で残っている。
足立区の千住は今よりも範囲が広く、荒川を越え、一時期は、今の足立区役所周辺まで、「千住何々町」と称していた。今でもその名残で、「千住何々町」にはめでたい名前が残っている。こうしためでたい町名は、瑞祥地名というが平成の大合併でさらに増えたと言う。
ところで上記にあげた「千住八千代町」「千住末広町」「千住高砂町」は消滅しているが、何も考えずにつくった町名は消滅しても一向にかまわないが、残して欲しい町名もあった。足立区で一番好きな町名は、内匠本町(たくみほんちょう)だった。
今は南花畑3丁目の一部になって極めて無機質な町名になっているが、「内匠本町」という町名は好きだった。また、他にも普賢寺町、小右衛門町や伊興何々という町名は歴史を反映して良かったと思うが、こうした町名が足立区ではばっさりと切られたのが非常に残念であった。
復活できるものであれば、本当にどんどん復活して欲しいと思う。
当時の行政担当者に言わせると、町名の変更はより平易にし、わかりやすい区割りをつくることが最大の目的であり、飛び地の解消もあった。足立区も一時期酷い状況にあったことは私も認める。何しろ、入谷町と舎人町がそれぞれに飛び地が混在し、私が子どもの時地図を見るのが趣味だったが、足立区入谷町と舎人町の飛び地の有様を見て酷いと思っていたからだ。
だからといって歴史ある地名まで抹殺するのはどうかと思う。
実際、内匠本町を南花畑に編入する際、反対運動が起きている。新聞にもよく取り上げられ、南花畑に編入された後でも、旧内匠本町の場所の綾瀬川の堤防の所に、「内匠本町」と落書きしてあった物がしばらくの間残っていた。今でもあるかは分からないが、今度機会があれば行ってみたい。
まあ、ここは足立区の中でも独自の風土も持ち、団結力も他と比べものにならないほど強く、姓も歴史的に武田氏の遺臣・芦川内匠が開拓したと言うことで、いまだに、芦川姓が多い。
今はどうか分からないがしばらくの間、町内会も「南花畑3丁目町内会」ではなく、「内匠本町町内会」と称している。今でも近くの橋の「内匠橋」等にその名残を残している。
そして様々な地図で検索すると商店や会社名も「芦川姓」が多いことが確認できる。
こうした地名をもう少し大切にする行政官がいれば、足立区の地名ももう少し良い物が残っていたと思う。
本日、従妹と大江戸温泉物語に行ってきました。
元々夫も一緒に行く予定でしたが、
昨日も出張だったので、疲れたからと言って
一緒に行ってくれませんでした。
とても素敵な場所で一日中居ても飽きないところで
本当に良かったです。
しかし、本日はちょっと死ぬ思いをしてきました。
何かと言うと、ちょっと長風呂だったので
立ちくらみをしてしまい、風呂場から出てきた後に、
ロッカー前で倒れてしまいました。
隣に従妹が居てくれたので少しはホットしました。
隣にいた人も心配してくれたり、従業員も
一生懸命タオルやおしぼりや水を持って来てくれたり
血圧を測りたいと言ったら、血圧機も持って来てくれたりととても優しかったです。
血圧を測ってみたら、あら、びっくり!普段は血圧が高い私ですが、
今まで見たことがない数値でした!とても低かったです!
本当にその授業員の方には大変お世話になりました。
しばらく、安静してから食事を取ったり、ショーも見たりして満喫して来ました。
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被災者の雇用対策~がれき撤去と被災地の海に夢の島をつくろう~
今日のクローズアップ現代のテーマは被災者の雇用対策であった。何しろ被災したところの地場産業は壊滅的な打撃であり、一時的に全員解雇するところもあり、困っている人も多い。
また、これを機会に廃業するところもある。実際、こうした田舎の会社は、中小同族会社が多く、同族がこれ以上の借金をすることについて懸念を示し、結局の所、従業員は失業してしまう。震災後に失業保険給付の申請をしたのは7万人にのぼり、まだまだ増えると厚生労働省の岩手・宮城・福島労働局は予想している。
こうした被災地における雇用問題を解決する方法はある。
放射能で汚染された地域は無理であるが、今、被災地で放置されているがれきの山がある。とりあえずこれは何とかしなければならない。貯金通帳、財産や遺体等があり、整理するのが悩ましいところであるが、とりあえず、まず復旧・復興の前にがれきの山の整理をするのが先である。
仮設住宅の建設にいては、専門の建設職人がやるのが望ましいにしても、こうしたがれき撤去の補助作業であれば、大きな危険性は少ない。問題はがれきの山の行き先である。この行き先が決まらないからこそ、問題なのだが、被災地地域の近くに夢の島を作っては見てはいかがだろうか。
夢の島について念のために説明すると、高度成長期時代にゴミの処分に困った東京都は、江東区に存在する人工島にゴミを処分した。今は公園になっているのだが、こうした人工島を被災地近くに作り、そこにがれきの山を処分するというのが一番望ましい。
そしてこの夢の島は、防潮堤の役割も果たす。日本の三大風景で有名な松島は、他の被災地と比較してかなり軽微な被害であった理由は、松島に点在する島が津波を防いだ。
点在する島が緩衝材となったのだ。
今回、実は、土木工学上最大の教訓になったことは、防潮堤等のハードな部分だけでは、災害を防ぐことは出来ないことが明確になったことだ。
読者諸兄からすれば、「今ごろ分かったのですか」と聞かれそうなのだが、そういうことなのだ。しかもハードに依存すると、ハードを過信しすぎて避難誘導も遅れを取ってしまうことも分かった。
こう書くとハードはいらないのではと言われそうだが、ハードは災害を防ぐ基本であり、しかしそれに依存してはならないと言うことが防災学上大きな教訓なのだ。
例えば、松島に点在する自然島が津波を防いだことは、逆に人工島を点在させれば、津波を防げると言うことを意味する。
そして今がれきの山の捨て場に困っている。
被災地の雇用も困っている。
ならば、被災地の海に、夢の島を作るべきではないだろうか。読者の中には、海の景観を汚す気かという批判もあるが、昔は、ゴミの島であった夢の島は、今は公園として立派に再生している。夢の島の下にはゴミが埋まっていることには誰もが気がつかない。
がれき撤去・整理と夢の島の建設により、膨大な雇用が生まれると思うが、私のアイディアはいかがであろうか。
唐揚げ&グリンピースご飯

2011年4月28日
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また、これを機会に廃業するところもある。実際、こうした田舎の会社は、中小同族会社が多く、同族がこれ以上の借金をすることについて懸念を示し、結局の所、従業員は失業してしまう。震災後に失業保険給付の申請をしたのは7万人にのぼり、まだまだ増えると厚生労働省の岩手・宮城・福島労働局は予想している。
こうした被災地における雇用問題を解決する方法はある。
放射能で汚染された地域は無理であるが、今、被災地で放置されているがれきの山がある。とりあえずこれは何とかしなければならない。貯金通帳、財産や遺体等があり、整理するのが悩ましいところであるが、とりあえず、まず復旧・復興の前にがれきの山の整理をするのが先である。
仮設住宅の建設にいては、専門の建設職人がやるのが望ましいにしても、こうしたがれき撤去の補助作業であれば、大きな危険性は少ない。問題はがれきの山の行き先である。この行き先が決まらないからこそ、問題なのだが、被災地地域の近くに夢の島を作っては見てはいかがだろうか。
夢の島について念のために説明すると、高度成長期時代にゴミの処分に困った東京都は、江東区に存在する人工島にゴミを処分した。今は公園になっているのだが、こうした人工島を被災地近くに作り、そこにがれきの山を処分するというのが一番望ましい。
そしてこの夢の島は、防潮堤の役割も果たす。日本の三大風景で有名な松島は、他の被災地と比較してかなり軽微な被害であった理由は、松島に点在する島が津波を防いだ。
点在する島が緩衝材となったのだ。
今回、実は、土木工学上最大の教訓になったことは、防潮堤等のハードな部分だけでは、災害を防ぐことは出来ないことが明確になったことだ。
読者諸兄からすれば、「今ごろ分かったのですか」と聞かれそうなのだが、そういうことなのだ。しかもハードに依存すると、ハードを過信しすぎて避難誘導も遅れを取ってしまうことも分かった。
こう書くとハードはいらないのではと言われそうだが、ハードは災害を防ぐ基本であり、しかしそれに依存してはならないと言うことが防災学上大きな教訓なのだ。
例えば、松島に点在する自然島が津波を防いだことは、逆に人工島を点在させれば、津波を防げると言うことを意味する。
そして今がれきの山の捨て場に困っている。
被災地の雇用も困っている。
ならば、被災地の海に、夢の島を作るべきではないだろうか。読者の中には、海の景観を汚す気かという批判もあるが、昔は、ゴミの島であった夢の島は、今は公園として立派に再生している。夢の島の下にはゴミが埋まっていることには誰もが気がつかない。
がれき撤去・整理と夢の島の建設により、膨大な雇用が生まれると思うが、私のアイディアはいかがであろうか。
唐揚げ&グリンピースご飯
2011年4月28日
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東日本大震災の仮設住宅建設で本当に韓国人を使うか疑問
no TVさんからご指摘の受けた「福島県の仮設住宅の建設職人について何故韓国人を募集するのかまた、何故、海外から仮設住宅の輸入資材を使うのか。これはおかしいではないかということについて、至極ごもっともであり、この背景などについて現地の取材を交えながら説明をしたい。
まず、現在、建設職員の数は足りているか足りていないかという問題があるのだが、型枠大工の建築については不足してものの、全体的には何とでもなることは国土交通省の資料を見ても明らかである。
4月22日、福島県は、仮設住宅4,000戸を発注し、落札者も決定し、後日、宮城県や岩手県の仮設住宅についても落札者が決定していく予定というスケジュールだ。事務的な作業は、すまいまちづくりセンター連合会が担当している。
これが仮設住宅の全体像だが、読者の疑問は、「何故、韓国人の建設作業員を使うのか」ということだと思う。
そもそもこのニュースが本当なのかとかなり疑っている。いや募集しているのは本当だが、日本企業から発注されたということ自体、どうかねえと思っている。何故ならば、日本人の建設作業員は繰り返しになるのだが、東北ですら、何とでもなる数値であり、ましてや仮設住宅のみの建設であれば、日本全体の建設職人でまかなえるからだ。
疑う人もいるかもしれないので直近の国土交通省の資料を見て欲しい。
http://www.mlit.go.jp/common/000142742.pdf
私自身実はアイディアがある。
全国建設労働組合総連合という組織は大多数の読者はご存じないかも知れないが一人親方等の保険を扱っている。加盟人数は130万人の建設職人を抱えている。
そしてこの全国建設労働組合総連合、全国中小建築工事業団体連合会(全建連)・工務店サポートセンター及び日本建築士会連合会(士会連合会)は4月12日、「応急仮設木造住宅建設協議会」設立している。
この「応急仮設木造住宅建設協議会」とタイアップすれば輸入資材の問題はともかくとして、建設職人の問題はおおむね解決できる、
一方、日本で職のあぶれているニートやフリーターを活用すべきではという意見もあるが、私は無理だと思う。仮設住宅は、一般の建築と比較して難易度はかなり低いが、やはり危ないことには変わりはない。一定の経験や資格を持った建設職人でなければ難しいのだ。被災者がこうした仕事をやるべきではという提案もあるが、同様な理由で反対だ。
建設現場は実際、安全ではない。あまり知られていないことだが、毎年建設現場で500名以上の方々が死亡している。不慣れなニートや被災者がそうした仕事をすれば、死亡に至らなくても怪我をする可能性は十分ある。
建設業界というのは、「怪我と弁当は自分持ち」という文化がある。不慣れな人間がやるべき仕事ではない。ついでに言えば、道具も自分持ちだ。
だからこそ熟練した建設職人が必要なわけである。
今回、福島県の仮設住宅のとりまとめ役の団体は、福島県建設業協会であり、それを傘下の建設会社に振り分けることとするのだろうが、全国建設労働組合総連合とタイアップすれば、人数的には何とでもなる。
資材については逼迫しているものが多いが、かなり逼迫しているというわけではない。
http://www.mlit.go.jp/common/000142735.pdf
問題は給金だが、あまりにも安ければ、当然人は集まらない。そこが問題になってくる。仮設住宅については、福島県内の建設関係企業が受注したが、これをどう振り分けていくかが関心の的だ。
http://www.pref.fukushima.jp/kenchiku/04topix/kouhosya230422.pdf
ただしこれだけははっきり言うが、本格的に復興事業に入ると、絶対的に人数は不足するが、とりあえずそれはまた後の話である。

2008年4月20日 新宿御苑にて
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まず、現在、建設職員の数は足りているか足りていないかという問題があるのだが、型枠大工の建築については不足してものの、全体的には何とでもなることは国土交通省の資料を見ても明らかである。
4月22日、福島県は、仮設住宅4,000戸を発注し、落札者も決定し、後日、宮城県や岩手県の仮設住宅についても落札者が決定していく予定というスケジュールだ。事務的な作業は、すまいまちづくりセンター連合会が担当している。
これが仮設住宅の全体像だが、読者の疑問は、「何故、韓国人の建設作業員を使うのか」ということだと思う。
そもそもこのニュースが本当なのかとかなり疑っている。いや募集しているのは本当だが、日本企業から発注されたということ自体、どうかねえと思っている。何故ならば、日本人の建設作業員は繰り返しになるのだが、東北ですら、何とでもなる数値であり、ましてや仮設住宅のみの建設であれば、日本全体の建設職人でまかなえるからだ。
疑う人もいるかもしれないので直近の国土交通省の資料を見て欲しい。
http://www.mlit.go.jp/common/000142742.pdf
私自身実はアイディアがある。
全国建設労働組合総連合という組織は大多数の読者はご存じないかも知れないが一人親方等の保険を扱っている。加盟人数は130万人の建設職人を抱えている。
そしてこの全国建設労働組合総連合、全国中小建築工事業団体連合会(全建連)・工務店サポートセンター及び日本建築士会連合会(士会連合会)は4月12日、「応急仮設木造住宅建設協議会」設立している。
この「応急仮設木造住宅建設協議会」とタイアップすれば輸入資材の問題はともかくとして、建設職人の問題はおおむね解決できる、
一方、日本で職のあぶれているニートやフリーターを活用すべきではという意見もあるが、私は無理だと思う。仮設住宅は、一般の建築と比較して難易度はかなり低いが、やはり危ないことには変わりはない。一定の経験や資格を持った建設職人でなければ難しいのだ。被災者がこうした仕事をやるべきではという提案もあるが、同様な理由で反対だ。
建設現場は実際、安全ではない。あまり知られていないことだが、毎年建設現場で500名以上の方々が死亡している。不慣れなニートや被災者がそうした仕事をすれば、死亡に至らなくても怪我をする可能性は十分ある。
建設業界というのは、「怪我と弁当は自分持ち」という文化がある。不慣れな人間がやるべき仕事ではない。ついでに言えば、道具も自分持ちだ。
だからこそ熟練した建設職人が必要なわけである。
今回、福島県の仮設住宅のとりまとめ役の団体は、福島県建設業協会であり、それを傘下の建設会社に振り分けることとするのだろうが、全国建設労働組合総連合とタイアップすれば、人数的には何とでもなる。
資材については逼迫しているものが多いが、かなり逼迫しているというわけではない。
http://www.mlit.go.jp/common/000142735.pdf
問題は給金だが、あまりにも安ければ、当然人は集まらない。そこが問題になってくる。仮設住宅については、福島県内の建設関係企業が受注したが、これをどう振り分けていくかが関心の的だ。
http://www.pref.fukushima.jp/kenchiku/04topix/kouhosya230422.pdf
ただしこれだけははっきり言うが、本格的に復興事業に入ると、絶対的に人数は不足するが、とりあえずそれはまた後の話である。
2008年4月20日 新宿御苑にて
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業界団体と政治家との距離感
私がこうした業界団体を見聞きして考えることは、業界団体と政治家との距離感は適度にしておくことがベストだということだ。
一種の反面教師であり、教訓であるとも言っても良い。政治家も業界のお金と票が欲しいため、業界団体に対しては甘い言葉で誘う。
「ウチは今政権政党です。こういう問題で何とかしますから、その見返りに票と政治パーティーの券よろしくお願いしますよ」と囁く人が多い。そしてその甘い囁きに乗っかる業界団体も少なくない。
日本医師会もそうであるし、ここでは言わないが、今回、政権交代が実現し、次から次へと、自民支持から民主支持へ鞍替えしたところは、そういう政治家の甘い言葉に乗っかった構図がある。
このことは別に民主にしても自民にしても同じである。多くの業界団体を行脚する政治家や党職員は与野党を問わず後を絶たない。
特に民主党の「政治主導」という言葉は業界団体にとっては非常に魅力的だった。
「おー政治主導か。じゃ今ウチ抱えている問題もすぐやってくれるなー」という業界団体が少なくなかった。
しかし、賢い人の目には、「何が政治主導だ。明治以来、脈々と続く官僚主導を崩せると思っているのか。政治主導なんて言葉は毛針だよ」と冷ややかに見る人もいたが、政治主導に惑わされた業界団体は言われるがままに、お金と票を必死に出していた。
民主党は多くの業界団体に恐ろしいほどの空手形を出している。言うならば業界版の「子ども手当」と言っても良い。これはあまり知られていないことだが、民主党はあまり業界団体に基盤がないため、出来ないことも出来ると自信をもって言う。
だから今、民主党は多くの業界団体からその空手形の履行を迫られているのだが、中々できていない。そして大震災である。民主党にとってこの大震災によって、この空手形を当分先延ばしにしているのが実情である。
そして業界団体はため息をついているという。
自民党と民主党の違いは、お互いに「やりますよ」というところは同じであるが、自民党は、官僚と折衝し、様々の打ち合わせをして一定の落としどころを見つけて、少々の成果を出す。
一方、民主党は官僚との接し方が上手くないのかわからないが、ほとんどの成果を出していない。
ある業界団体の長は、「信用できるか。口から出任せの空約束に決まっている」と怒っている人もいる。
ここ数年間、民主党と業界団体との関係をウォッチングしていたが、民主党が空手形を次々と出し、多くの業界団体がその履行を迫る構図であった。
この構図を見ると嫌悪感を抱く人も多いと思う。また、あなたよくここまで汚いことを書くねと言う人もいると思う。
政治には嫌な部分という物はつきものである。そしてやり方は違うにしても、業界団体への接し方は自民党も民主党もあまり変わらない。
私自身、建設業界勤務も長いため、政治家とのつながりもあるのだが、個人的には、業界は政治家とのつきあい方は、適度な距離感を保っていくことがベストであるという結論になった。
特に、業界自体が特定の政党にのめり込んでいくようになると、逆に別の政党から恨みを買う。そしてその別の政党が政権を担うことになると、その政党から業界ごと復讐をされる可能性がある。
私は能動的に政治で動くときは、「TPP」であったり、様々なコトがあるのだが、政治家にはあまりのめり込まないのは、そういうことなのだ。
ツツジ
2008年4月20日 新宿御苑にて
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このことは別に民主にしても自民にしても同じである。多くの業界団体を行脚する政治家や党職員は与野党を問わず後を絶たない。
特に民主党の「政治主導」という言葉は業界団体にとっては非常に魅力的だった。
「おー政治主導か。じゃ今ウチ抱えている問題もすぐやってくれるなー」という業界団体が少なくなかった。
しかし、賢い人の目には、「何が政治主導だ。明治以来、脈々と続く官僚主導を崩せると思っているのか。政治主導なんて言葉は毛針だよ」と冷ややかに見る人もいたが、政治主導に惑わされた業界団体は言われるがままに、お金と票を必死に出していた。
民主党は多くの業界団体に恐ろしいほどの空手形を出している。言うならば業界版の「子ども手当」と言っても良い。これはあまり知られていないことだが、民主党はあまり業界団体に基盤がないため、出来ないことも出来ると自信をもって言う。
だから今、民主党は多くの業界団体からその空手形の履行を迫られているのだが、中々できていない。そして大震災である。民主党にとってこの大震災によって、この空手形を当分先延ばしにしているのが実情である。
そして業界団体はため息をついているという。
自民党と民主党の違いは、お互いに「やりますよ」というところは同じであるが、自民党は、官僚と折衝し、様々の打ち合わせをして一定の落としどころを見つけて、少々の成果を出す。
一方、民主党は官僚との接し方が上手くないのかわからないが、ほとんどの成果を出していない。
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私自身、建設業界勤務も長いため、政治家とのつながりもあるのだが、個人的には、業界は政治家とのつきあい方は、適度な距離感を保っていくことがベストであるという結論になった。
特に、業界自体が特定の政党にのめり込んでいくようになると、逆に別の政党から恨みを買う。そしてその別の政党が政権を担うことになると、その政党から業界ごと復讐をされる可能性がある。
私は能動的に政治で動くときは、「TPP」であったり、様々なコトがあるのだが、政治家にはあまりのめり込まないのは、そういうことなのだ。
ツツジ
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「政治には二度と関わりたくない」~業界団体の民主党への失望感~
「政治には二度と関わりたくない」そう思う業界団体は多いのではないか。民主党を支援する業界団体からはそうした失望感が漂っている。
票もお金もあげたのに、民主党からの見返りは随分少ない。政治家と付き合うのは相撲のタニマチよりもお金がかかると覚悟していたが、言われるまま、民主党の政治家のパーティー券を買い続けてきたが、結局政権交代しても何もしてくれなかった。
選挙の度に集票マシーンとなり、パーティー券も買ってきた人は、この民主党の惨状を見て呆然としているのではないだろうか。
私は、仕事柄いろいろな人とつきあいがあり、中には熱心に民主党を支援した業界団体関係者とも会ってきたことがある。
政権交代時代は、私も、「これだけ熱心に票もあげパーティー券を買えばなにがしかの見返りはあるんじゃないですかね」とお世辞を言ったことがある。
しかし、実際は何も変わらなかった。その人が言うには、使ったお金も1億円くらいだろうか。
また、私は反対意見を表明しているが、外国人選挙権を熱心に推進していた民団も、馬鹿馬鹿しくなっているのではないか。何しろ時間があったにもかかわらず、外国人選挙権も実現できなかった。もちろん私は外国人選挙権が実現することに対しては大反対なので、それは望ましいことなのだが、民団の考えを忖度すれば、「やってられないなあ」と言うことではないか。そしてそれは民団だけではなく、業界団体もそうだ。
こうした業界団体や民団は民主党の手足となってポスターを貼ったり、票をとりまとめたり、それはもう涙ぐましい努力をしていた。
よく、ニュースになっているが業界団体や民団のパーティー等で、民主党の政治家は、「これを第一番に実現します」と語る。はっきり言うと政治家の常套句と言ってもいい。
しかし、業界団体の要望を一つでも実現した事例があるのだろうか。こうなると、政治家の言葉というのは本当に軽いんだなと感じる。何を言っても責任を取らないし、実行しようとも思わない。
どこかの言葉ではないが、本当に空気を吸うように嘘を言うのだなと感じたことは、一度や二度ではない
こうなると裏切られた思いだろう。今回、統一地方選挙で民主党が負けているというのもこうした業界団体の離反とも無縁ではない。
もちろん、一般庶民があきれ果てたというのが一番の理由にしても、業界団体も民主党を支援していくことも馬鹿馬鹿しくなっていくのではないだろうか。
業界団体も民主党を支援してもメリットがない。そう思う人も増えた。
ある人が言うには、お金と票は万能ではない。お金と票である程度のことができると思っていたがそれは間違っていたと唇をかみしめて呟いた。

2008年4月20日 新宿御苑にて
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票もお金もあげたのに、民主党からの見返りは随分少ない。政治家と付き合うのは相撲のタニマチよりもお金がかかると覚悟していたが、言われるまま、民主党の政治家のパーティー券を買い続けてきたが、結局政権交代しても何もしてくれなかった。
選挙の度に集票マシーンとなり、パーティー券も買ってきた人は、この民主党の惨状を見て呆然としているのではないだろうか。
私は、仕事柄いろいろな人とつきあいがあり、中には熱心に民主党を支援した業界団体関係者とも会ってきたことがある。
政権交代時代は、私も、「これだけ熱心に票もあげパーティー券を買えばなにがしかの見返りはあるんじゃないですかね」とお世辞を言ったことがある。
しかし、実際は何も変わらなかった。その人が言うには、使ったお金も1億円くらいだろうか。
また、私は反対意見を表明しているが、外国人選挙権を熱心に推進していた民団も、馬鹿馬鹿しくなっているのではないか。何しろ時間があったにもかかわらず、外国人選挙権も実現できなかった。もちろん私は外国人選挙権が実現することに対しては大反対なので、それは望ましいことなのだが、民団の考えを忖度すれば、「やってられないなあ」と言うことではないか。そしてそれは民団だけではなく、業界団体もそうだ。
こうした業界団体や民団は民主党の手足となってポスターを貼ったり、票をとりまとめたり、それはもう涙ぐましい努力をしていた。
よく、ニュースになっているが業界団体や民団のパーティー等で、民主党の政治家は、「これを第一番に実現します」と語る。はっきり言うと政治家の常套句と言ってもいい。
しかし、業界団体の要望を一つでも実現した事例があるのだろうか。こうなると、政治家の言葉というのは本当に軽いんだなと感じる。何を言っても責任を取らないし、実行しようとも思わない。
どこかの言葉ではないが、本当に空気を吸うように嘘を言うのだなと感じたことは、一度や二度ではない
こうなると裏切られた思いだろう。今回、統一地方選挙で民主党が負けているというのもこうした業界団体の離反とも無縁ではない。
もちろん、一般庶民があきれ果てたというのが一番の理由にしても、業界団体も民主党を支援していくことも馬鹿馬鹿しくなっていくのではないだろうか。
業界団体も民主党を支援してもメリットがない。そう思う人も増えた。
ある人が言うには、お金と票は万能ではない。お金と票である程度のことができると思っていたがそれは間違っていたと唇をかみしめて呟いた。
2008年4月20日 新宿御苑にて
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