日々の開発に安らぎを…Github製botフレームワーク「Hubot」を活用しよう!〜インストール編〜





eXcale 開発チームの泉谷(@syguer)です。
今回から何回かに分けて、最近話題沸騰のHubotについて紹介していきます。
初回である今回はインストールについて紹介します。


Hubotについて

Hubotとは、Github製のbotフレームワークです。
IRCやHipchat、Chatworkといったチャットに入って、受け答えをしたりスクリプトを実行させたりすることができます。

eXcaleでは開発環境の作業全般をHubotに任せています。
例えば、開発環境へのリリースはHubotにやらせています。もともとeXcaleはリリース自体は自動化されており、コマンドを一つ叩くだけでリリースをすることは可能なのですが、いちいちターミナルを立ち上げSSHでログインしてコマンドを打つのが面倒だという問題がありました。botを使うことでそれらは気にしなくてもよくなります。
また、eXcaleでは夜間は開発環境の全サーバーを落とすということをしているのですが、夜に落としたことや朝に上げたことに気づけ無いという問題がありました。
Hubotを導入することで状況が常にHipchatに流れるので、そういった問題は解消されました。

公式サイト HUBOT
Githubリポジトリ github/hubot


以下、環境としてCentOS 6.5、Node.js v0.10.28を使用します。


Hubotのインストール

では早速Hubotをインストールします。
Hubotを動かすには以下のものが必要です。

・Node.js
・Hubot
・CoffeeScript
・Redis

・Node.jsのインストール
HubotはNode.js上で動作するのでNode.jsが必要です。
Node.jsのインストールについては以前に書いたこちらの記事を参考にしてください

・HubotとCoffeeScriptのインストール
npmでインストールします。
HubotはNode.jsで動作しますが、CoffeeScriptで書かれているので合わせてインストールします。

・Redisのインストール
Hubotはbrainというデータを記録する機能でRedisを使うのでインストールします。


お疲れ様でした。ここまでで準備は完了です。
次はbotを作って動かしてみましょう。

botを作成する

botはhubotコマンドで作成できます。

Hubotのプロンプトが表示されたら起動できています。
色々試してみましょう。コマンドについてはhubot help一覧を取得することもができます。


最後に

今回はHubotのインストールついて紹介しました。
次回はHipchatのチャットルームに招待する方法について紹介したいと思います。