2014年6月26日07時57分
気象庁は25日、7~9月の天候予報を発表した。エルニーニョ現象による北日本の冷夏が予想されていたが、フィリピン付近の海面水温が高くなる影響で気温は全国的にほぼ平年並みになるという。ただ北日本は降水量が多めで、農作物への注意は必要としている。
月別では、7月は平均気温は沖縄・奄美を除き全国的にほぼ平年並みだが、前線の影響で雨が多い。8月は東日本と西日本で晴れの日が多いが、北日本は曇りや雨が多い。9月は西日本で涼しくなりそうだが、それ以外は気温も降水量もほぼ平年並みの見込みだ。
同庁によると、今夏は太平洋高気圧の北への張り出しを抑えるエルニーニョ現象が発生する可能性が高い。ただ、フィリピン付近で雲が活発に発生する影響で太平洋高気圧の勢力が強くなり、エルニーニョの影響を相殺するという。
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朝日新聞社会部
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