< 2011年 03月 >この月の画像一覧
- 大地震における動物の異常行動と地震予知[ 2011-03-31 21:15 ]
- 計画停電よりも輪番休業の検討を[ 2011-03-30 23:38 ]
- 今こそワンマン復興庁長官の登場を~平成の後藤新平待望論~[ 2011-03-29 23:04 ]
- 旅行・ホテル・ゴルフ業界の悩み~東日本大震災でキャンセルの山[ 2011-03-28 21:57 ]
- 東日本大震災~その時、中国東北人はどうしたか。[ 2011-03-27 22:45 ]
- 「タバコ業界と自転車業界の悩み」~東日本大震災の余波~[ 2011-03-26 21:34 ]
- 東日本復興に欠かせない政府の本気度~100兆円規模の大型補正予算を組め[ 2011-03-25 21:59 ]
- 東北地方早期復興が困難な理由とは?~建設職人の絶対数が不足[ 2011-03-24 19:51 ]
- 東京の水道水を飲んでも「直ちに」影響はないが[ 2011-03-23 22:06 ]
- 東京電力の計画停電により、夏の経済需要は大幅な冷え込む[ 2011-03-22 21:28 ]
大地震における動物の異常行動と地震予知
我が家は築50年くらいになろうか。
とにかく古い家だ。父はがらくた収集癖があるのでそこらじゅうががらくただ。
はっきり言うと我が家は父の"ゴミ"と私の骨董と謎の資料と称するゴミにあふれ、ゴミ屋敷なのだが、昭和の雰囲気を残している。そんな感じの家だが、最近、気になることがある。
そんな我が家はネズミがいる。いつも天井にはネズミの「チューチュー」声や走り回る音、何かを囓る音が聞こえる。最近めっきりネズミの気配がない。
これが私を不安にさせている原因の1つである。
今、都内ではまだ余震が多く、計画停電もあり、それも不安にさせている要因なのだが、私の周囲で鳴いていたネズミやカラスもめっきり減った。
私たち夫婦も地震のせいで、ネズミや動物が少なくなったのだろうなと思っているが、果たしてそれだけだろうかと一方で思っている。
よく地震が起こる前ではネズミの大脱走が起こると言われ、様々な史書にも書かれている。実際、嫁の出身地の遼寧省では1975年、動物たちのあまりにも多くの異常現象があったため、中国国家地震局は、遼寧省の住民100万人退避させ、その日のうちに「海域地震」が発生、被害を最小限に抑えている。しかし、この遼寧省の話は実は事実と異なり、前に地震があったため、退避させたというのが真相で、動物たちの異常現象の報告によって退避させたモノではなかったという。
しかも、その後の唐山地震や四川大地震では、この地震予知の能力は発揮できず、この動物の異常な行動での地震予知はいまだに未知数であり、後付けの話も多い。
嫁がテレビで阪神・淡路大震災の時も動物の異常行動があったと言う話をしていたので、何か関連があるのかもという。
ネズミの気配を感じた時は、「うっとうしいな」と思う反面、本当に都内に大地震が起きないモノなのだろうかと思うこともある。
そういえば近所でうろついていた猫もいつのまにかいなくなった。
もちろん猫も寿命があり、猫は死ぬ前には姿を消すという言い伝えもあり、それで姿を消したのかも知れないと思ったが、一方で地震のことで姿を消したのだろうかとも思う。
他にも地震に関わる民間伝承としては、カラスが集団で鳴いたりする話もあるが、昔から民間伝承で動物がこういう行動をすれば地震が起きるという言い伝えは数多くあった。
はじめは、「そんなものは迷信だろう」と思っていたが、いざ自分自身の身の回りに動物の異常な行動があると、やはり不安にさせられる。
一方では、「迷信」と思いたい気持ちもあり、今の私の周囲の動物たちの行動を見て、「宏観異常現象」という概念も調べてみたが、実際の所は疑似科学に近いものらしい。
民俗学や民間伝承そのものがオカルトに近いモノだからやむを得ないが、最近、神経質になっているせいか、動物の行動に気を配っている毎日である。
ムスカリー
ムスカリー
百合(ゆり)科
別名:グレープヒヤシンス
(葡萄に似ているところから)
3月22日の誕生花
花言葉は「寛大なる愛」
花300より
←夫ちゃんに励みの一票よろしくお願いしますヾ(^-^;)
←私にも励みの一票よろしくお願いします☆^(o≧▽゚)o
とにかく古い家だ。父はがらくた収集癖があるのでそこらじゅうががらくただ。
はっきり言うと我が家は父の"ゴミ"と私の骨董と謎の資料と称するゴミにあふれ、ゴミ屋敷なのだが、昭和の雰囲気を残している。そんな感じの家だが、最近、気になることがある。
そんな我が家はネズミがいる。いつも天井にはネズミの「チューチュー」声や走り回る音、何かを囓る音が聞こえる。最近めっきりネズミの気配がない。
これが私を不安にさせている原因の1つである。
今、都内ではまだ余震が多く、計画停電もあり、それも不安にさせている要因なのだが、私の周囲で鳴いていたネズミやカラスもめっきり減った。
私たち夫婦も地震のせいで、ネズミや動物が少なくなったのだろうなと思っているが、果たしてそれだけだろうかと一方で思っている。
よく地震が起こる前ではネズミの大脱走が起こると言われ、様々な史書にも書かれている。実際、嫁の出身地の遼寧省では1975年、動物たちのあまりにも多くの異常現象があったため、中国国家地震局は、遼寧省の住民100万人退避させ、その日のうちに「海域地震」が発生、被害を最小限に抑えている。しかし、この遼寧省の話は実は事実と異なり、前に地震があったため、退避させたというのが真相で、動物たちの異常現象の報告によって退避させたモノではなかったという。
しかも、その後の唐山地震や四川大地震では、この地震予知の能力は発揮できず、この動物の異常な行動での地震予知はいまだに未知数であり、後付けの話も多い。
嫁がテレビで阪神・淡路大震災の時も動物の異常行動があったと言う話をしていたので、何か関連があるのかもという。
ネズミの気配を感じた時は、「うっとうしいな」と思う反面、本当に都内に大地震が起きないモノなのだろうかと思うこともある。
そういえば近所でうろついていた猫もいつのまにかいなくなった。
もちろん猫も寿命があり、猫は死ぬ前には姿を消すという言い伝えもあり、それで姿を消したのかも知れないと思ったが、一方で地震のことで姿を消したのだろうかとも思う。
他にも地震に関わる民間伝承としては、カラスが集団で鳴いたりする話もあるが、昔から民間伝承で動物がこういう行動をすれば地震が起きるという言い伝えは数多くあった。
はじめは、「そんなものは迷信だろう」と思っていたが、いざ自分自身の身の回りに動物の異常な行動があると、やはり不安にさせられる。
一方では、「迷信」と思いたい気持ちもあり、今の私の周囲の動物たちの行動を見て、「宏観異常現象」という概念も調べてみたが、実際の所は疑似科学に近いものらしい。
民俗学や民間伝承そのものがオカルトに近いモノだからやむを得ないが、最近、神経質になっているせいか、動物の行動に気を配っている毎日である。
ムスカリー
ムスカリー
百合(ゆり)科
別名:グレープヒヤシンス
(葡萄に似ているところから)
3月22日の誕生花
花言葉は「寛大なる愛」
花300より
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計画停電よりも輪番休業の検討を
「一体この計画停電はいつまで続くのか。建材を作ろうにも明日の予定を今日立てられない事態に陥っている。本当にお客様に迷惑ばかりかけて面目ないばかりだ。別業界では土日出勤で対応しているところがあるが、このまま計画停電が続けば客離れは避けられない」
北関東の建材関連工場のみならず恐らく工場関係者は共通の悩みを抱いているのではないのだろうか。
群馬工場や栃木工場あるいは、茨城工場は首都圏へアクセスが良く、製造した製品をすぐに供給できるメリットがある。しかし、若干、東北よりも土地価格が高いため、さらに安い工場を求め東北に工場を持つ建材会社もある。
いずれにしても、北関東と東北は建材会社にとって製造供給の一大拠点でもあった。会社の規模が大きければ、西日本工場を持つ場合もあるのだが、今回、普段は意識しないものだが、我々は随分、北関東と東北にお世話になっていたのだなと改めて実感した。
計画停電は来年の夏まで続く予定だが、それまで一般庶民も工場運営者も同様に、計画停電と上手く付き合っていくしかない。
土日出勤が当たり前になり、電力を多く使う金曜日や木曜日などの平日は、休みになることも出てくるだろう。
「工場もそのうち東日本から西日本へ移転するのではないか」
そういう声も聞こえる。しかし、一方、「東日本に工場がある中で、西日本へ移転するコストも大きいので現実的ではない」という声もある。
こうしてみると、工場建設もすべて東京を起点として考えてきた。
こういうルートで走れば東京への供給は便利が良い。もちろん西日本の工場も多いのだが、東京一極集中の弱点を露呈させてしまった。
今回の地震の範囲は、東京から岡山あたりまで続く大きな被害をもたらしたことは痛いことだが、計画停電により、東日本の生産を弱体化してしまった。
すでに報じられているが、ミネラルウォーターは韓国から入ることになっているが、足りない部品や建材も、「日本でなければ台湾や韓国から供給してもらうしかない」という発言もあるように、今後、韓国と台湾からの販売が増える可能性が高い。
ちなみに、東電が実施している計画停電は工場運営者にとっては殊の外、評判が悪い。それならばいっそのこと業界で申し合わせて「輪番休業」を検討してみてはどうだろうか。
父に聞くと、昔は電気が来ない日があり、その日は自動的に休暇となった。毎週土曜日曜日が休みと決めるから電気が足りなくなるのだ。土曜日日曜日は必ず休むという固定概念を外すのだ。
例えば、建設業は、木金を休み、製造業は火水を休む。また、夏に電力が足りないというのであれば、一斉にお盆を休むから電力が足りなくなる。ならば、休む週をそれぞれ業界ごとにずらしてはいかがだろうか。
いずれにしても、この計画停電が東日本工場にとってネックになっている。
さらには戦時中の日本は消灯令も存在した。オイルショックの時はネオンも消した。あのときと東日本の危機的状況は同じである。
様々なアイディアを出して、今年の夏の電力不足を乗り切ってみたい。
計画停電と言っても前日の夜に発表されたりするので
個人は困るし、なんと言っても困るのは企業だと思います。
もちろんサービス業も生産業もみんな同じだと思います。
機械は、一回止めてから再起動するのに時間がかかるし
パン工場などは生地作り→発酵→焼くまでもすごく時間がかかるし、
製鉄業とかは釜を熱したりするにも時間がかかるのに
3時間停電の為に生産を中止せざる得ないし
スーパーもレジが使えないし、コンピュータ管理の現代社会だから
流通や在庫調べなども難しい、それと外出したくても計画停電で
電車が止まると帰れないと困ると思って、外出も控える事になるから
なんでもかんでも計画が狂っちゃう!
土日は休む会社が多いため、計画停電しなくても済む場合も多いから
企業や工場も休みの日をずらせば少しでも解決すると思います。
わたしたちがいくら何を言っても、東電や国が決めることだから何も変らないと思いますが
夏になるともっと電気を使うようになるから、今からでも少しずつアイディアをだして
少しずつ計画を立てていかないと大変な事になりそうです。
日本は湿気が多いから夏は蒸し暑い!冷房がないと無理!
食中毒を防ぐために冷蔵庫が使えなくても困る!
本当に何とかして欲しいですね。いつまで続くやら~心配です。
さくら


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北関東の建材関連工場のみならず恐らく工場関係者は共通の悩みを抱いているのではないのだろうか。
群馬工場や栃木工場あるいは、茨城工場は首都圏へアクセスが良く、製造した製品をすぐに供給できるメリットがある。しかし、若干、東北よりも土地価格が高いため、さらに安い工場を求め東北に工場を持つ建材会社もある。
いずれにしても、北関東と東北は建材会社にとって製造供給の一大拠点でもあった。会社の規模が大きければ、西日本工場を持つ場合もあるのだが、今回、普段は意識しないものだが、我々は随分、北関東と東北にお世話になっていたのだなと改めて実感した。
計画停電は来年の夏まで続く予定だが、それまで一般庶民も工場運営者も同様に、計画停電と上手く付き合っていくしかない。
土日出勤が当たり前になり、電力を多く使う金曜日や木曜日などの平日は、休みになることも出てくるだろう。
「工場もそのうち東日本から西日本へ移転するのではないか」
そういう声も聞こえる。しかし、一方、「東日本に工場がある中で、西日本へ移転するコストも大きいので現実的ではない」という声もある。
こうしてみると、工場建設もすべて東京を起点として考えてきた。
こういうルートで走れば東京への供給は便利が良い。もちろん西日本の工場も多いのだが、東京一極集中の弱点を露呈させてしまった。
今回の地震の範囲は、東京から岡山あたりまで続く大きな被害をもたらしたことは痛いことだが、計画停電により、東日本の生産を弱体化してしまった。
すでに報じられているが、ミネラルウォーターは韓国から入ることになっているが、足りない部品や建材も、「日本でなければ台湾や韓国から供給してもらうしかない」という発言もあるように、今後、韓国と台湾からの販売が増える可能性が高い。
ちなみに、東電が実施している計画停電は工場運営者にとっては殊の外、評判が悪い。それならばいっそのこと業界で申し合わせて「輪番休業」を検討してみてはどうだろうか。
父に聞くと、昔は電気が来ない日があり、その日は自動的に休暇となった。毎週土曜日曜日が休みと決めるから電気が足りなくなるのだ。土曜日日曜日は必ず休むという固定概念を外すのだ。
例えば、建設業は、木金を休み、製造業は火水を休む。また、夏に電力が足りないというのであれば、一斉にお盆を休むから電力が足りなくなる。ならば、休む週をそれぞれ業界ごとにずらしてはいかがだろうか。
いずれにしても、この計画停電が東日本工場にとってネックになっている。
さらには戦時中の日本は消灯令も存在した。オイルショックの時はネオンも消した。あのときと東日本の危機的状況は同じである。
様々なアイディアを出して、今年の夏の電力不足を乗り切ってみたい。
計画停電と言っても前日の夜に発表されたりするので
個人は困るし、なんと言っても困るのは企業だと思います。
もちろんサービス業も生産業もみんな同じだと思います。
機械は、一回止めてから再起動するのに時間がかかるし
パン工場などは生地作り→発酵→焼くまでもすごく時間がかかるし、
製鉄業とかは釜を熱したりするにも時間がかかるのに
3時間停電の為に生産を中止せざる得ないし
スーパーもレジが使えないし、コンピュータ管理の現代社会だから
流通や在庫調べなども難しい、それと外出したくても計画停電で
電車が止まると帰れないと困ると思って、外出も控える事になるから
なんでもかんでも計画が狂っちゃう!
土日は休む会社が多いため、計画停電しなくても済む場合も多いから
企業や工場も休みの日をずらせば少しでも解決すると思います。
わたしたちがいくら何を言っても、東電や国が決めることだから何も変らないと思いますが
夏になるともっと電気を使うようになるから、今からでも少しずつアイディアをだして
少しずつ計画を立てていかないと大変な事になりそうです。
日本は湿気が多いから夏は蒸し暑い!冷房がないと無理!
食中毒を防ぐために冷蔵庫が使えなくても困る!
本当に何とかして欲しいですね。いつまで続くやら~心配です。
さくら
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今こそワンマン復興庁長官の登場を~平成の後藤新平待望論~
今日の産経新聞では、人物・後藤新平を紹介している。
後藤新平は、内務大臣、外務大臣のほか東京市長を務めたが、何と言っても今、我々が学ぶべきとしては、帝都復興院総裁としての活躍だろう。
教訓とすべきは、後藤が内務大臣就任2日後にすぐ復興根本策を書き上げたことだ。「遷都はしない」「復興費用は30億円」の項目と共に東京改造計画も書かれていた。
ちなみに、私は、私のボスに対して、「それはできません」という言葉を話すのは禁句である。ボスの口癖は、「やってもいないことになのに、何故わかるんだ。とにかくやってみろ」と言う。そして必死にやって業務を終えて報告すると、「ほら見ろできるじゃねーか。人間必死になればたいていのことができるんだよ」という人だ。
ボスの評価は様々であるが、平時よりも今のような非常時こそ豪腕を発揮するタイプなのだろうなと思う。
一方、後藤は、別名、「大風呂敷」という渾名があり、とにかくラッパを吹いて先頭に立ち、最終的には予算は当時で5億7500万円と大幅に減額されたものの、本日の東京の交通事情は、恐らく後藤新平がいなければ混雑したままであったであろう。
確かに後藤のやり方は相当な強引であり、当時の地主の権利も無視して相当な反発も買った。しかし、後藤は一向に気にしなかった。
私の上司も「回りを気にして意見をまとめている人間はろくな仕事ができない。俺はこうしたいんだという強い意志の持ち主が本当にいい仕事が出来る」という。全くそうだ。今度の震災も同じで、回りからどんなに叩かれても、揺るぎない強い意志が必要である。
俺は東北をこう復興したいんだ。そういう強い意志を持つ人間が復興するリーダーの資格がある。
敗戦直後の日本はもっと最悪だった。東京は廃墟になり、もう「帝都おわった」と誰しも思ったことだろう。しかも、今よりもはるかにお金がない。しかも、官僚の上司たちは戦犯や追放令で去った者が多い。
残った若き官僚や政治家は、外国からの支援や復興国債を創設して資金を集め、本日の東京を築きあげたのである。
しかし翻ってみるに、今の菅直人政権では、当時と器が違いすぎる。
復興・復旧論議を考えると、「現状復帰すればいいのだろ」と考えがちだが、これは大きな誤りで、現在の神戸市が韓国の釜山に敗れ、中国の青島に負けた原因はここにある。
神戸港を現状復帰してそれでコト足りると考えたのだが、その後、釜山港や世界の大型港へ移行した結果、かつて神戸港は世界第4位のコンテナ量扱い高を誇ったが、今はなんと44位という田舎港に凋落してしまった。
お金がないということでけちったことで大きな国益を失ってしまったのである。
だからこそ今求められることは、真っ白な紙とボールペン、地図、被災地のデータを集めて、白紙から東北をどうするのかという視点から始めていかなければ行けない。
予算のことをあれこれ言う財務大臣もいるようだが、今の政治家のレベルは本当に低い。
平時では禁じ手だが、戦時中に存在した軍票のような復興札や復興国債を検討すべきだ。
今や東北を復興するには、後藤のような大胆な発想をするしかないのだ。
今日の池上さんのテレビで紹介されていたが、阪神・淡路大震災のがれき撤去だけで3,200億円かかったという。今回のがれき撤去でいくらかかるか想像もつかない。
菅直人内閣は一向に復興計画を立案しようとしない。原発のことで頭がいっぱいなのだろうが、具体的にいついつ何々をこうしますと決断しようとしない。
決断できないリーダーは最悪なのだ。
今、被災者はあれだけ津波と地震で酷い目に遭っても、それでも70%はこの町に住みたいという希望を持っている。早く戻りたいと思っているのだ。
そして仮設住宅でもいいから住みたいと思う人はゴマンといるのだ。さらに、被災者の希望は、食料の手当、水、ガソリンであり、そして具体的な復興計画だ。
具体的なプランを立案すれば、被災者にも生きる希望もででくる。
「頑張ろう日本」ということも無論重要なことであるが、精神論だけでは、どうにもならないのだ。
今、必要なのは、精神論よりも具体的なプラン立案である。
もし、平成の御代に後藤新平が生きていれば、「お前じゃだめだ。復興は俺がやる」と言っていただろう。
「できません」この言葉を言うことはとても簡単である。
しかし私はわがままなボスに鍛えられて、たいていのことはできると思っている。
わがままな事業主のもとで働いた経験のあるサラリーマンなら理解してくれると思うが、白紙で物事を考える癖が私についている。
そしてどうしたら、ボスに言われた計画を可能であるかを常に考え、実行に移す場合、誰の協力を求めればいいかを検討する。
こう書くとわたしが有能そうに見えるが、能力で言えば明らかに無能と自覚している。
しかし無能でありながら、何故首にならないかと言えば周囲に親切な人がたくさんいてくれて助けてくれるからだ。本当にありがたいと思っている。
1人の人間ができることは限られている。しかし、1人が2人になり、3人の人間をくっつけると創造的イノベーションを生み出す。
そして多数のブレインが集まればその力はさらに拡大し、東北復興に大きな力になる。
そして、何よりも重要なのは復興にかける執念と計画だ。そして周囲の人を巻き込む人望が何よりも大切だ。
フランスからの応援メッセージです。
絆[kizuna]
カメラと一緒に日本を応援*
ツバキ
見守っているから綺麗な花を咲かせてね

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後藤新平は、内務大臣、外務大臣のほか東京市長を務めたが、何と言っても今、我々が学ぶべきとしては、帝都復興院総裁としての活躍だろう。
教訓とすべきは、後藤が内務大臣就任2日後にすぐ復興根本策を書き上げたことだ。「遷都はしない」「復興費用は30億円」の項目と共に東京改造計画も書かれていた。
ちなみに、私は、私のボスに対して、「それはできません」という言葉を話すのは禁句である。ボスの口癖は、「やってもいないことになのに、何故わかるんだ。とにかくやってみろ」と言う。そして必死にやって業務を終えて報告すると、「ほら見ろできるじゃねーか。人間必死になればたいていのことができるんだよ」という人だ。
ボスの評価は様々であるが、平時よりも今のような非常時こそ豪腕を発揮するタイプなのだろうなと思う。
一方、後藤は、別名、「大風呂敷」という渾名があり、とにかくラッパを吹いて先頭に立ち、最終的には予算は当時で5億7500万円と大幅に減額されたものの、本日の東京の交通事情は、恐らく後藤新平がいなければ混雑したままであったであろう。
確かに後藤のやり方は相当な強引であり、当時の地主の権利も無視して相当な反発も買った。しかし、後藤は一向に気にしなかった。
私の上司も「回りを気にして意見をまとめている人間はろくな仕事ができない。俺はこうしたいんだという強い意志の持ち主が本当にいい仕事が出来る」という。全くそうだ。今度の震災も同じで、回りからどんなに叩かれても、揺るぎない強い意志が必要である。
俺は東北をこう復興したいんだ。そういう強い意志を持つ人間が復興するリーダーの資格がある。
敗戦直後の日本はもっと最悪だった。東京は廃墟になり、もう「帝都おわった」と誰しも思ったことだろう。しかも、今よりもはるかにお金がない。しかも、官僚の上司たちは戦犯や追放令で去った者が多い。
残った若き官僚や政治家は、外国からの支援や復興国債を創設して資金を集め、本日の東京を築きあげたのである。
しかし翻ってみるに、今の菅直人政権では、当時と器が違いすぎる。
復興・復旧論議を考えると、「現状復帰すればいいのだろ」と考えがちだが、これは大きな誤りで、現在の神戸市が韓国の釜山に敗れ、中国の青島に負けた原因はここにある。
神戸港を現状復帰してそれでコト足りると考えたのだが、その後、釜山港や世界の大型港へ移行した結果、かつて神戸港は世界第4位のコンテナ量扱い高を誇ったが、今はなんと44位という田舎港に凋落してしまった。
お金がないということでけちったことで大きな国益を失ってしまったのである。
だからこそ今求められることは、真っ白な紙とボールペン、地図、被災地のデータを集めて、白紙から東北をどうするのかという視点から始めていかなければ行けない。
予算のことをあれこれ言う財務大臣もいるようだが、今の政治家のレベルは本当に低い。
平時では禁じ手だが、戦時中に存在した軍票のような復興札や復興国債を検討すべきだ。
今や東北を復興するには、後藤のような大胆な発想をするしかないのだ。
今日の池上さんのテレビで紹介されていたが、阪神・淡路大震災のがれき撤去だけで3,200億円かかったという。今回のがれき撤去でいくらかかるか想像もつかない。
菅直人内閣は一向に復興計画を立案しようとしない。原発のことで頭がいっぱいなのだろうが、具体的にいついつ何々をこうしますと決断しようとしない。
決断できないリーダーは最悪なのだ。
今、被災者はあれだけ津波と地震で酷い目に遭っても、それでも70%はこの町に住みたいという希望を持っている。早く戻りたいと思っているのだ。
そして仮設住宅でもいいから住みたいと思う人はゴマンといるのだ。さらに、被災者の希望は、食料の手当、水、ガソリンであり、そして具体的な復興計画だ。
具体的なプランを立案すれば、被災者にも生きる希望もででくる。
「頑張ろう日本」ということも無論重要なことであるが、精神論だけでは、どうにもならないのだ。
今、必要なのは、精神論よりも具体的なプラン立案である。
もし、平成の御代に後藤新平が生きていれば、「お前じゃだめだ。復興は俺がやる」と言っていただろう。
「できません」この言葉を言うことはとても簡単である。
しかし私はわがままなボスに鍛えられて、たいていのことはできると思っている。
わがままな事業主のもとで働いた経験のあるサラリーマンなら理解してくれると思うが、白紙で物事を考える癖が私についている。
そしてどうしたら、ボスに言われた計画を可能であるかを常に考え、実行に移す場合、誰の協力を求めればいいかを検討する。
こう書くとわたしが有能そうに見えるが、能力で言えば明らかに無能と自覚している。
しかし無能でありながら、何故首にならないかと言えば周囲に親切な人がたくさんいてくれて助けてくれるからだ。本当にありがたいと思っている。
1人の人間ができることは限られている。しかし、1人が2人になり、3人の人間をくっつけると創造的イノベーションを生み出す。
そして多数のブレインが集まればその力はさらに拡大し、東北復興に大きな力になる。
そして、何よりも重要なのは復興にかける執念と計画だ。そして周囲の人を巻き込む人望が何よりも大切だ。
フランスからの応援メッセージです。
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旅行・ホテル・ゴルフ業界の悩み~東日本大震災でキャンセルの山
「今や東京都内のホテルはがら空きだよ。空席率は7割らしいうちのホテルもキャンセルの山だ。リーマンショックから回復しつつあり、ホテル業界も少々上昇気味だったのでほっとしていたところだが、今回の打撃は大きすぎる」
都内に勤務するホテルマンは、このような感想を漏らす。
また一方、西日本を発祥とする旅行会社社員はこう述べる。
「大震災だけならまだ何とかなったが、今回の計画停電、放射能汚染、ガソリン不足で東日本の旅行はとどめを刺された。今や伊豆・富士関係の旅行までもがキャンセルをくらっている。早く何とかしないと旅行業界は死活問題になる」
また、一方、ゴルフ場の友人も、
「千葉だけではない。うちの静岡のゴルフ場もキャンセルが酷い。キャンセルの言い方も、このご時世ですので大変申し訳ないという言葉だ。それも理解できるがこのまま続けば、本当に困ったことになる。西日本のゴルフ場、旅行関係がどうなっているか分からないが、このまま東日本の娯楽関係が死滅すると大変なことになる」
大学の同期が語るそれぞれの問題を話してもらったのだが、本当にきついということが実感できる生々しい言葉である。
例えば、日本旅行のホームページを見ると、東北・茨城のパックツアーを見ると、地震を理由にした場合、キャンセルの取り消し料金は徴収しないと書いてあり、他の旅行会社もおおむね同じ歩調を取っている。
さらに、日本も外国からの観光に力を入れているため、韓国人や中国人のお客も多い。そのお客も一気にキャンセルし、銀座も今や静かだという。
ハウステンボスも中国、韓国人のお客が多く、東北から遠く離れている長崎ですら1万人のキャンセルを食らった。ハウステンボスは一時期赤字だったがこれから儲かるという矢先の出来事である。
前にも書いたが東京都内全域も計画停電や節電で暗い。そして本当にこれまでの出来事は、真なのか夢なのかも分からないときがある。夢であって欲しいときもあるが、今の現実は中々受け入れられない。
聞くところによると一時期「新中華街」と称された池袋の中華街もサッパリだ。理由は、中国人が帰国したためで、店も一時的に閉めるところもあるという。
中国人をお得意様にしていた前述のホテルマンも、「中国人旅行者も随分いなくなったことも業界にとっては痛い」と認めている。さらに言えば、浅草では欧米系の人もよくいたが、最近では蜘蛛の子を散らすようにいなくなって、困っている。
旅行関係の話を聞くと、キャンセルの山は、東日本に限らず全国に拡大している。
旅行・ホテル・ゴルフ業界の関心の的は、「一体いつまでこのキャンセルの山と自粛が続くのか。もし長期化すれば業界は危機的状況に陥る」と断言する。
私個人としては東日本がこのような情勢であるから、西日本で引っ張って欲しいという思いもあるが、残念なことに西日本も様々なイベントを自粛している。
個人的には、私が夏に楽しみにしている花火大会も次々と中止している。
まず横浜港花火大会が、そして東京湾華火大会も中止を発表。表向きは、「震災について自粛すべき」という意見が多いのかも知れないが、夏は今よりもはるかに多い計画停電があるため、実際は計画停電のことを考えて中止にしたのだろうと私は思っている。
そうなれば、調布花火大会、隅田川花火大会、板橋花火大会、足立花火大会、葛飾花火大会、江戸川花火大会などの都内の有数の花火大会も次々と中止に追い込まれる可能性がある。
計画停電によって電車の運行などで支障が出る可能性が高いからだ。
東日本は計画停電がネックになるため、多くのイベントができない現状がある。
そうなれば西日本の花火大会やイベントもそれに続き、日本は火の消えたようになってしまう。
そして、前述の娯楽関係の業界の人々はまさしくそれを危惧しているのである。
このことはネット系の楽天トラベルも業界5位に躍進したが、例外ではない。
「極端な自粛は抑えて欲しいが、計画停電、放射能、ガソリン不足はいつになれば解決するのか。そして復興気運はいつなのか」
旅行・ホテル・ゴルフ業界の人々はかたずを飲んでこの情勢を見守っている。
椿(つばき)
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都内に勤務するホテルマンは、このような感想を漏らす。
また一方、西日本を発祥とする旅行会社社員はこう述べる。
「大震災だけならまだ何とかなったが、今回の計画停電、放射能汚染、ガソリン不足で東日本の旅行はとどめを刺された。今や伊豆・富士関係の旅行までもがキャンセルをくらっている。早く何とかしないと旅行業界は死活問題になる」
また、一方、ゴルフ場の友人も、
「千葉だけではない。うちの静岡のゴルフ場もキャンセルが酷い。キャンセルの言い方も、このご時世ですので大変申し訳ないという言葉だ。それも理解できるがこのまま続けば、本当に困ったことになる。西日本のゴルフ場、旅行関係がどうなっているか分からないが、このまま東日本の娯楽関係が死滅すると大変なことになる」
大学の同期が語るそれぞれの問題を話してもらったのだが、本当にきついということが実感できる生々しい言葉である。
例えば、日本旅行のホームページを見ると、東北・茨城のパックツアーを見ると、地震を理由にした場合、キャンセルの取り消し料金は徴収しないと書いてあり、他の旅行会社もおおむね同じ歩調を取っている。
さらに、日本も外国からの観光に力を入れているため、韓国人や中国人のお客も多い。そのお客も一気にキャンセルし、銀座も今や静かだという。
ハウステンボスも中国、韓国人のお客が多く、東北から遠く離れている長崎ですら1万人のキャンセルを食らった。ハウステンボスは一時期赤字だったがこれから儲かるという矢先の出来事である。
前にも書いたが東京都内全域も計画停電や節電で暗い。そして本当にこれまでの出来事は、真なのか夢なのかも分からないときがある。夢であって欲しいときもあるが、今の現実は中々受け入れられない。
聞くところによると一時期「新中華街」と称された池袋の中華街もサッパリだ。理由は、中国人が帰国したためで、店も一時的に閉めるところもあるという。
中国人をお得意様にしていた前述のホテルマンも、「中国人旅行者も随分いなくなったことも業界にとっては痛い」と認めている。さらに言えば、浅草では欧米系の人もよくいたが、最近では蜘蛛の子を散らすようにいなくなって、困っている。
旅行関係の話を聞くと、キャンセルの山は、東日本に限らず全国に拡大している。
旅行・ホテル・ゴルフ業界の関心の的は、「一体いつまでこのキャンセルの山と自粛が続くのか。もし長期化すれば業界は危機的状況に陥る」と断言する。
私個人としては東日本がこのような情勢であるから、西日本で引っ張って欲しいという思いもあるが、残念なことに西日本も様々なイベントを自粛している。
個人的には、私が夏に楽しみにしている花火大会も次々と中止している。
まず横浜港花火大会が、そして東京湾華火大会も中止を発表。表向きは、「震災について自粛すべき」という意見が多いのかも知れないが、夏は今よりもはるかに多い計画停電があるため、実際は計画停電のことを考えて中止にしたのだろうと私は思っている。
そうなれば、調布花火大会、隅田川花火大会、板橋花火大会、足立花火大会、葛飾花火大会、江戸川花火大会などの都内の有数の花火大会も次々と中止に追い込まれる可能性がある。
計画停電によって電車の運行などで支障が出る可能性が高いからだ。
東日本は計画停電がネックになるため、多くのイベントができない現状がある。
そうなれば西日本の花火大会やイベントもそれに続き、日本は火の消えたようになってしまう。
そして、前述の娯楽関係の業界の人々はまさしくそれを危惧しているのである。
このことはネット系の楽天トラベルも業界5位に躍進したが、例外ではない。
「極端な自粛は抑えて欲しいが、計画停電、放射能、ガソリン不足はいつになれば解決するのか。そして復興気運はいつなのか」
旅行・ホテル・ゴルフ業界の人々はかたずを飲んでこの情勢を見守っている。
椿(つばき)
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東日本大震災~その時、中国東北人はどうしたか。
中国東北人はこれまでも書いてきたようにユーモアに溢れ、何人か揃えばそれぞれ漫才が始まるとも思える民族である。
実際、面白い人も多い。そんな中国東北人が震災の時はどうであったか嫁から聞いた。嫁は今日久しぶりの友達と三人でランチ、そこで隣に座った男性二人(中華料理のコックさん)と訪れた店のホールのお姉さんとコックさんと地震の話題でそのときに何をしたかの話で話が盛り上がったそうだ。
会話のところは嫁が書いてくれました。丁寧語を略します。
男一:「俺、店だったけど、ちょうどトイレに入っていて、ぐらぐら揺れたから超びびったよ!地震が収まってからズボンを上げて外に出たらみんなお前どこに居たのよ!って心配されたよ」 みんな大笑い
トイレは意外と逃げ場所にいいかも。でも小水が止まらなかった場合、どうするかは悩みどころだね。
嫁:「トイレって空間が狭いし落ちる物もないから意外と安全かもよ」
男一:「家に帰ったらさ、水道も止まってるし、7階だったから部屋の中の高いところに置いてる物はすべて落ちて割れてたし、俺と一緒に住んでいるやつのデスクトップのパソコンなんってみんなむちゃくちゃになったよ」
ホールのお姉さん:「私は店で地震が起きてからすぐ外に出たら外のビルがものすごく揺れていて見ただけでもものすごく恐ろしかったよ!家に帰ったら食器棚のお皿などみんな割れてたし、夜の余震も家が8階だったからものすごく揺れたんだから!」。
男二:「日本の家は耐震構造だから東京は結構強い揺れでもつぶれなかったから安全だよね」
嫁:「中国で同じ地震起きたらすぐ逃げないとあんなでかいコンクリートの板が落ちたら押しつぶされて死ぬよ!」
二人の会話でみんな一斉に頷く
男一「俺と一緒に住んでるやつさ、次の日、シャワー浴びてる最中に強い余震があってさ、あまりにも恐ろしいから風呂場から飛び出してからさ、濡れたままで布団の中に入ったから、布団はもうびしょびしょだったよ」みんな大笑い
日本人の私でも今回の大震災は初体験。中国東北人は地震に慣れていないため、さらに恐ろしかったと容易に想像できる。私も地震の最中、風呂に入っていたらどうしようと思ったことはあるが、現実になると、どうしようもないのだろうな。。
男二:「俺と一緒に仕事してるやつの中に、シンガポールで津波にあってあまりにも怖くて中国に逃げて、そうしたら今度は四川大震災で結構揺れた。そして日本に来たら、今度は東日本大震災だ。大きな自然災害を3つ経験したの!あいつは残ってもちょっと余震があっても外に逃げちゃうから仕事にならないよ。今度、原発問題もあるから中国に帰るけど、俺が冗談で「お前ついてないね、今回帰国するときに飛行機が落ちないようにね」って言ったら笑ってたよ」 みんな大笑い
私もあれだけの恐ろしい地震は二度と経験したくないが、否が応でも経験してしまうときがある。話には聞くが地震に縁がある人もいるんだね。
男一:「こいつ、明日帰国するのよ」
嫁:「そうなの?チケットいくら?」
男二:「俺は安いよ、往復6万くらい。俺の場合は日本にいても今仕事がないよ、店のオーナーが原発問題があってから、いきなり店をしばらく閉めると言い出した。「俺はしばらく帰国すると決めたけど、あなたたちはどうする?これだけお金置くから、みんなで分けてね」と言われたよ。俺は別に帰るつもりなかったけど、残ってもしょうがないし、これを機会に子供と家族の顔でも見てくるよ」
嫁:「それも良いね!しかし安いね、片道25万で帰った人も居るんだよ!帰ってきたらどうする?」
男二:「新しい店探すよ」
嫁:「腕があるから問題ないよね」
バイトの中国人が勤め先をやめる話は聞くけれど、オーナーが一時店をやめるという話ははじめて聞いた。オーナーも今は東京では商売にならないと思ったのかな?
男一:「うちの店はオーナーが「君たちの内、中国に帰りたいという人が遠慮無く、私に言って欲しい。私は帰る人は責めない。残った人だけで店をやりたい」と言ってくれたんだよ。帰った人も居るんだけど、残った人だけでやってるんだけど、オーナーが給料アップしてくれたよ」
オーナーの鏡ですね。残った中国人はきっと立派に働いてくれると思います。
ホールのお姉さん:「うちもオーナーが「帰りたい人は帰って良いよ」って言ってくれたけど、みんな帰っちゃったらオーナー一人では無理だよ!帰った人も居るけどね。正直私たちは帰る場所があるから良いけど、日本人達は日本に残るしかないもんね、原発の爆発は怖いわ」
成田空港で今、中国人の帰国が多いという話はこの間しましたが、今、東京~瀋陽チケットは6万円まで下がりました。あの時は13万円~25万円の間くらい(ビジネスクラスだけど)に跳ね上がりましたが、今は落ち着いています。
あの時の東京入国管理局と成田空港の騒動は凄かったですね。今はかなり落ち着いたのかな。嫁の友達の話によると水道水や野菜の汚染があってからは子連れや妊婦さんが増えたらしいです。うちの会社の同僚も嫁さんが子供を連れて西日本で非難しています。放射線は怖いですね。
嫁の友達:「成田空港の韓国の航空会社のカウンターで臨時ビザ発給もしているらしいよ。だから韓国領事館に行って申請してから何日も待たなくていいんだよ」
中国に帰国する中国人の一部のお客さんを韓国に滞在させようとしているのではないですかね。
これが本当なら、韓国政府は賢いですね。韓国への観光客が増加するかも知れません。こうした臨機応変は日本も見習うべきかも。
以上が中国東北人達の面白いエピソードでした。
こういう会話が多くの方が不謹慎だと思われるかも知れません。私(shinwa)は少しノイローゼ気味であり、神経症がさらに酷くなっています。嫁は必死に私を励ましていますが、いつも深刻な話ばかりしていると、私もどんどん鬱気味になっています。
特に2chの地震関係のニュースを見るとさらに不安にさせています。
嫁は私に2chを見るなと言っています。
本音言うと、東京から逃げたい気持ちもあるのですが、仕事もありそうもいきません。
嫁は嫁なりに私を励まそうと一生懸命です。
そういう気持ちを反映して今回のそれぞれの中国東北人のエピソードを披露させて頂きました。
3月11日以降、私から笑顔が消え、いつも気むずかしい顔を周囲に見せています。
そしてそのことが家族や周囲に対して不快感をもたらしていることを十分に承知しています。
「つらいのはお前だけではないんだ」
そういうお叱りを受けることも十分承知しています。
私に今必要なのは周囲に対する思いやりと笑顔なのでしょう。
今回、私は少し中国東北人から元気をもらったような気がします。
明日からみんなに笑顔を見せて働きたいと思います。
梅
みんな近寄ると寒くないんだよ!頑張ろう!

←夫ちゃんに励みの一票よろしくお願いしますヾ(^-^;)
←私にも励みの一票よろしくお願いします☆^(o≧▽゚)o
実際、面白い人も多い。そんな中国東北人が震災の時はどうであったか嫁から聞いた。嫁は今日久しぶりの友達と三人でランチ、そこで隣に座った男性二人(中華料理のコックさん)と訪れた店のホールのお姉さんとコックさんと地震の話題でそのときに何をしたかの話で話が盛り上がったそうだ。
会話のところは嫁が書いてくれました。丁寧語を略します。
男一:「俺、店だったけど、ちょうどトイレに入っていて、ぐらぐら揺れたから超びびったよ!地震が収まってからズボンを上げて外に出たらみんなお前どこに居たのよ!って心配されたよ」 みんな大笑い
トイレは意外と逃げ場所にいいかも。でも小水が止まらなかった場合、どうするかは悩みどころだね。
嫁:「トイレって空間が狭いし落ちる物もないから意外と安全かもよ」
男一:「家に帰ったらさ、水道も止まってるし、7階だったから部屋の中の高いところに置いてる物はすべて落ちて割れてたし、俺と一緒に住んでいるやつのデスクトップのパソコンなんってみんなむちゃくちゃになったよ」
ホールのお姉さん:「私は店で地震が起きてからすぐ外に出たら外のビルがものすごく揺れていて見ただけでもものすごく恐ろしかったよ!家に帰ったら食器棚のお皿などみんな割れてたし、夜の余震も家が8階だったからものすごく揺れたんだから!」。
男二:「日本の家は耐震構造だから東京は結構強い揺れでもつぶれなかったから安全だよね」
嫁:「中国で同じ地震起きたらすぐ逃げないとあんなでかいコンクリートの板が落ちたら押しつぶされて死ぬよ!」
二人の会話でみんな一斉に頷く
男一「俺と一緒に住んでるやつさ、次の日、シャワー浴びてる最中に強い余震があってさ、あまりにも恐ろしいから風呂場から飛び出してからさ、濡れたままで布団の中に入ったから、布団はもうびしょびしょだったよ」みんな大笑い
日本人の私でも今回の大震災は初体験。中国東北人は地震に慣れていないため、さらに恐ろしかったと容易に想像できる。私も地震の最中、風呂に入っていたらどうしようと思ったことはあるが、現実になると、どうしようもないのだろうな。。
男二:「俺と一緒に仕事してるやつの中に、シンガポールで津波にあってあまりにも怖くて中国に逃げて、そうしたら今度は四川大震災で結構揺れた。そして日本に来たら、今度は東日本大震災だ。大きな自然災害を3つ経験したの!あいつは残ってもちょっと余震があっても外に逃げちゃうから仕事にならないよ。今度、原発問題もあるから中国に帰るけど、俺が冗談で「お前ついてないね、今回帰国するときに飛行機が落ちないようにね」って言ったら笑ってたよ」 みんな大笑い
私もあれだけの恐ろしい地震は二度と経験したくないが、否が応でも経験してしまうときがある。話には聞くが地震に縁がある人もいるんだね。
男一:「こいつ、明日帰国するのよ」
嫁:「そうなの?チケットいくら?」
男二:「俺は安いよ、往復6万くらい。俺の場合は日本にいても今仕事がないよ、店のオーナーが原発問題があってから、いきなり店をしばらく閉めると言い出した。「俺はしばらく帰国すると決めたけど、あなたたちはどうする?これだけお金置くから、みんなで分けてね」と言われたよ。俺は別に帰るつもりなかったけど、残ってもしょうがないし、これを機会に子供と家族の顔でも見てくるよ」
嫁:「それも良いね!しかし安いね、片道25万で帰った人も居るんだよ!帰ってきたらどうする?」
男二:「新しい店探すよ」
嫁:「腕があるから問題ないよね」
バイトの中国人が勤め先をやめる話は聞くけれど、オーナーが一時店をやめるという話ははじめて聞いた。オーナーも今は東京では商売にならないと思ったのかな?
男一:「うちの店はオーナーが「君たちの内、中国に帰りたいという人が遠慮無く、私に言って欲しい。私は帰る人は責めない。残った人だけで店をやりたい」と言ってくれたんだよ。帰った人も居るんだけど、残った人だけでやってるんだけど、オーナーが給料アップしてくれたよ」
オーナーの鏡ですね。残った中国人はきっと立派に働いてくれると思います。
ホールのお姉さん:「うちもオーナーが「帰りたい人は帰って良いよ」って言ってくれたけど、みんな帰っちゃったらオーナー一人では無理だよ!帰った人も居るけどね。正直私たちは帰る場所があるから良いけど、日本人達は日本に残るしかないもんね、原発の爆発は怖いわ」
成田空港で今、中国人の帰国が多いという話はこの間しましたが、今、東京~瀋陽チケットは6万円まで下がりました。あの時は13万円~25万円の間くらい(ビジネスクラスだけど)に跳ね上がりましたが、今は落ち着いています。
あの時の東京入国管理局と成田空港の騒動は凄かったですね。今はかなり落ち着いたのかな。嫁の友達の話によると水道水や野菜の汚染があってからは子連れや妊婦さんが増えたらしいです。うちの会社の同僚も嫁さんが子供を連れて西日本で非難しています。放射線は怖いですね。
嫁の友達:「成田空港の韓国の航空会社のカウンターで臨時ビザ発給もしているらしいよ。だから韓国領事館に行って申請してから何日も待たなくていいんだよ」
中国に帰国する中国人の一部のお客さんを韓国に滞在させようとしているのではないですかね。
これが本当なら、韓国政府は賢いですね。韓国への観光客が増加するかも知れません。こうした臨機応変は日本も見習うべきかも。
以上が中国東北人達の面白いエピソードでした。
こういう会話が多くの方が不謹慎だと思われるかも知れません。私(shinwa)は少しノイローゼ気味であり、神経症がさらに酷くなっています。嫁は必死に私を励ましていますが、いつも深刻な話ばかりしていると、私もどんどん鬱気味になっています。
特に2chの地震関係のニュースを見るとさらに不安にさせています。
嫁は私に2chを見るなと言っています。
本音言うと、東京から逃げたい気持ちもあるのですが、仕事もありそうもいきません。
嫁は嫁なりに私を励まそうと一生懸命です。
そういう気持ちを反映して今回のそれぞれの中国東北人のエピソードを披露させて頂きました。
3月11日以降、私から笑顔が消え、いつも気むずかしい顔を周囲に見せています。
そしてそのことが家族や周囲に対して不快感をもたらしていることを十分に承知しています。
「つらいのはお前だけではないんだ」
そういうお叱りを受けることも十分承知しています。
私に今必要なのは周囲に対する思いやりと笑顔なのでしょう。
今回、私は少し中国東北人から元気をもらったような気がします。
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「タバコ業界と自転車業界の悩み」~東日本大震災の余波~
私が金曜日いつものなじみのタバコ屋に4カートンを注文したのだが、「今そのタバコの銘柄がなく、すぐ入ってくるのかも分からないの」とタバコ屋のおばさんはそう言った。
今度はタバコ不足か、私はそう思い急いで帰ってからネットで検索したのだが、タバコの出荷を一時的に停止すると発表した日であった。そんなことついぞ知らず、タバコだけは大丈夫だろうと思っていたのだが、大震災の余波はついにタバコ業界まで巻き込んだ。
私の実家もそうだが、東北はタバコの葉を生産しているところが多い。どれだけ東北でタバコの葉を東北で生産しているか寡聞にして知らないが、特に問題になったのが、タバコ工場の福島の郡山工場、栃木県の宇都宮工場が被害を受けた。
都内下町で頑張っているタバコ屋さんも困っている構図だ。実のところ、今タバコ屋さんに話を聞くと、分量はそれほど売れないので「ぎりぎり」の状態で在庫を持っているという。
無くなれば、注文をするが余分に注文することはないという。ところが今回、一気にタバコが品薄になり、タバコ屋さんを慌てさせ、私のような喫煙者にも衝撃を与えたのだ。
そもそも、今現在、コンビニに押され、タバコ屋さんは続々と廃業しているところが多い。それでも地域に密着したタバコ屋さんは残っているところも多いものの、厳しい情勢には変わらない。
一方、自転車業界も悩みが深い。
今回、嫁の自転車を買い換えるために、自転車屋さんに行って話を聞いたのだが、春は自転車が売れる時期だと言う。自転車業界では、「春需」という言葉があり、11月頃は売れない構図がある。
これは学校入学・卒業等と重なるため、春に需要があるという。
だからこそ性能やデザインがよい自転車は引っ張りだこになる。
ところで今、自転車の部品は中国でつくり、一方、組み立ては日本で行う場合もある。西日本の工場はいまだに顕在だが、関東・東北は計画停電と震災の打撃を受けて、「春需」に対応出来る生産は難しくなったという話を聞いた。
東北・北関東は、意外と部品工場等の生産地域の拠点でもあったのだが、それが計画停電と大震災のあおりを受けて生産が出来なくなったというのだ。
これは別に、タバコ業界と自転車業界に限った話ではない。
建材工場も、「生産滞っている」という話聞いたし、調べれば調べるほど様々な業界に影響を及ぼしていることは間違いない。
私も時間をかけて、他の業界への影響も調べたいところだが、中々時間がない。
それぞれの業界関係者が、試算か何かを出して欲しいところ。
嫁から聞いたが、陶器の焼き物で有名な「益子焼」「笠間焼」も相当な被害を受けている。
栃木県益子町は約200の窯元が存在するが、その陶器が相当数ダメになったと言う。
しかも、未だに東京~仙台への新幹線が開通するめどが立っていない。今は東京から那須塩原までで、新幹線に関して言えば、東北と首都圏が分断されている。
また、今は上野から水戸まで行くのも電車では無理で、常磐線も分断されている。
いままで、日本のインフラは健在であり、それがゆえに物流もスムーズに進んでいたのだが、とりあえず何はともあれ、大きなインフラの再構築だ。
東北と関東の物流をスムーズにすることがまずは、第一なのかも知れない。
綺麗な花を咲かせてください
アジサイ


バラ

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今度はタバコ不足か、私はそう思い急いで帰ってからネットで検索したのだが、タバコの出荷を一時的に停止すると発表した日であった。そんなことついぞ知らず、タバコだけは大丈夫だろうと思っていたのだが、大震災の余波はついにタバコ業界まで巻き込んだ。
私の実家もそうだが、東北はタバコの葉を生産しているところが多い。どれだけ東北でタバコの葉を東北で生産しているか寡聞にして知らないが、特に問題になったのが、タバコ工場の福島の郡山工場、栃木県の宇都宮工場が被害を受けた。
都内下町で頑張っているタバコ屋さんも困っている構図だ。実のところ、今タバコ屋さんに話を聞くと、分量はそれほど売れないので「ぎりぎり」の状態で在庫を持っているという。
無くなれば、注文をするが余分に注文することはないという。ところが今回、一気にタバコが品薄になり、タバコ屋さんを慌てさせ、私のような喫煙者にも衝撃を与えたのだ。
そもそも、今現在、コンビニに押され、タバコ屋さんは続々と廃業しているところが多い。それでも地域に密着したタバコ屋さんは残っているところも多いものの、厳しい情勢には変わらない。
一方、自転車業界も悩みが深い。
今回、嫁の自転車を買い換えるために、自転車屋さんに行って話を聞いたのだが、春は自転車が売れる時期だと言う。自転車業界では、「春需」という言葉があり、11月頃は売れない構図がある。
これは学校入学・卒業等と重なるため、春に需要があるという。
だからこそ性能やデザインがよい自転車は引っ張りだこになる。
ところで今、自転車の部品は中国でつくり、一方、組み立ては日本で行う場合もある。西日本の工場はいまだに顕在だが、関東・東北は計画停電と震災の打撃を受けて、「春需」に対応出来る生産は難しくなったという話を聞いた。
東北・北関東は、意外と部品工場等の生産地域の拠点でもあったのだが、それが計画停電と大震災のあおりを受けて生産が出来なくなったというのだ。
これは別に、タバコ業界と自転車業界に限った話ではない。
建材工場も、「生産滞っている」という話聞いたし、調べれば調べるほど様々な業界に影響を及ぼしていることは間違いない。
私も時間をかけて、他の業界への影響も調べたいところだが、中々時間がない。
それぞれの業界関係者が、試算か何かを出して欲しいところ。
嫁から聞いたが、陶器の焼き物で有名な「益子焼」「笠間焼」も相当な被害を受けている。
栃木県益子町は約200の窯元が存在するが、その陶器が相当数ダメになったと言う。
しかも、未だに東京~仙台への新幹線が開通するめどが立っていない。今は東京から那須塩原までで、新幹線に関して言えば、東北と首都圏が分断されている。
また、今は上野から水戸まで行くのも電車では無理で、常磐線も分断されている。
いままで、日本のインフラは健在であり、それがゆえに物流もスムーズに進んでいたのだが、とりあえず何はともあれ、大きなインフラの再構築だ。
東北と関東の物流をスムーズにすることがまずは、第一なのかも知れない。
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東日本復興に欠かせない政府の本気度~100兆円規模の大型補正予算を組め
「1000年に一度という国難であるがゆえに、我々も震災復興に協力したいという思いは当然強い。しかしながらただ働きでは困る。阪神・淡路大震災の時は、ゼネコンから言われるがままに材料を供給してきたが全くといっていいほど儲からなかった。我々もあの時代と比べて体力を落とした。適正な価格がなければ、我々も材料を供給することは困難である」
東京在住の建材メーカーの部長はこのように語ってみせる。
また、あるリース関係の仕事をしている人はこう囁く。
「あまり報道されていないが、被災地の死体を一時保管するために大量にテントの発注が出た。買い取ってもらうことはかまわないのだが、ゼネコンはあちらこちらに電話しているようで当初の目論見よりもはるかに低い数値での発注となった。我々も言われたとおりに電話してテントを確保したのだが、キャンセル料も取れない。これでは困るのだ」
またこういう声もある。
「ガソリンの不足は致命的だ。燃料を出すなら材料や生コンを出荷してもいいという話もある。全国建設業協会の淺沼会長は燃料不足を何とかしろと政府に要請したが、現地に材料が届かなければ復興はできない。政府はどこまで本気で復興したいのか」
また、埼玉や群馬などの工場では、
「計画停電によってお客様に迷惑をかけている。本来であれば、太いお客様なのでなんとかしたいが計画停電で一時的に工場がストップするので、非常に困る」という声がある。
一方、ゼネコンの言う分は、
「とりあえず、今復興とか復旧で大きな仕事はない。そもそも放射能の問題を解決しなければ、現場代理人を現地に派遣することは難しい。ただ政府はどこまで本気に復興費用を見てくれるのかが分からない。これから職人や材料の値段が高騰するのも間違いない。毎年毎年建設費用が下がり続けてきたが、もはや限界だ。
政府が予算を削っていけばそれだけ復興が遅れるのは間違いない。政府の本気度合いを知りたい」
様々なところを取材すると、燃料・資機材不足が深刻を増しているようで、また、ゼネコンと材料関係会社の力関係によって、「何々を何々分手配しろ」とゼネコンが要請して、必死に手配して電話したら、「あれもういらなくなったから。お前の所は遅いんだよ」という理不尽な商慣習も垣間見えた。
復興には建設業界の力が欠かせないのに、現状はこの有様だ。
ここで重要になってくるのは、材料・燃料・職人の数が明らかに不足している現状である。
だからこそ重要なのは政府の本気度合いなのだ。
はっきり言うと、超大型補正予算を組まなければならない。
菊池英博・日本金融財政研究所所長は3月23日、参議院予算委員会公聴会で、「このままデフレ政策を採用していれば、日本は破滅する。日本は平成恐慌に陥っている。一刻も早く菅政権は、デフレ政策と決別すべき。小泉政策を菅直人政権が継承しているがこれはとんでもないことだ。東日本大震災の復興のために、3カ年で100兆円の大型補正を組み、初年度では、まずは30兆円の補正をすべき。ちまちまやっていては復興できない」と提言している。
他方、藤井聡京都大学教授は、「今、なすべき対策とは、デフレ政策ではない。列島強靱化論である。緊急的に日本を復興させるためには、初期5年間かけて東日本を蘇らせ、10年間で日本そのものを強靱化すべき」という。
「今こそ、人命を救うために防災という観点から見ても大規模財政出動すべき」であり、「足らないモノは政治決断だけなのだ」と力強く語る。
全くそうだ。復興するもしないのも、今や政治決断にかかっているのだ。
そもそも予算緊縮政策主義者であり、小泉純一郎時代に主要閣僚を務めた与謝野馨氏を財務大臣にもってくるということ事態、菅直人首相では早期復興は無理だ。
ちびちび予算を削ることに血道を上げる蓮舫行政刷新担当大臣ではこの1000年に一度の国難を救えないだろう。
今、必要なのは東日本大震災復興内閣で、今までのちまちましている予算から、大型予算へと転換を舵取りしなければならない。
来年度の予算を今審議しているが、この予算はもう白紙に戻そうという声を政治家は出すべきだ。
今でも実のところ、必死に現地では建設作業員が絶望的な環境下でがれきの撤去等を行っているが、建設会社も民間会社である。
一定の金額がなければ、建設会社も材料メーカーも専門工事会社も職人たちも動くに動けないのだ。
その一方、一般紙ではほとんど報道されていないが、厚生労働省は、全国建設業協会等に対して、東北三県の被災者の遺体の埋葬確保を要請し、地域建設会社は、放射能の影響に怯えながら、今必死に遺体の埋葬等を行っている。
もちろんこのことは、地域の建設業者だけではなく、埋葬団体やトラック業界などにも依頼しているものだが、建設業者が遺体の埋葬の一翼も担っていることも是非知って欲しい。
本日シフト調整で休みになったので気晴らしに
近くの公園にカメラを持って出かけました。
❤の形をしている新芽が寒いのにたくましく芽を伸ばしています。
後でどんな花を咲かしてくれるのか楽しみですね。
今はまだ寒くて辛いけどぐっと耐えると暖かい春がやってきます。
新芽が芽生える季節!希望の季節です!
みんな心一つに苦難を乗り越えましょう!
ガンバレ!綺麗な花を咲かせましょう!

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東京在住の建材メーカーの部長はこのように語ってみせる。
また、あるリース関係の仕事をしている人はこう囁く。
「あまり報道されていないが、被災地の死体を一時保管するために大量にテントの発注が出た。買い取ってもらうことはかまわないのだが、ゼネコンはあちらこちらに電話しているようで当初の目論見よりもはるかに低い数値での発注となった。我々も言われたとおりに電話してテントを確保したのだが、キャンセル料も取れない。これでは困るのだ」
またこういう声もある。
「ガソリンの不足は致命的だ。燃料を出すなら材料や生コンを出荷してもいいという話もある。全国建設業協会の淺沼会長は燃料不足を何とかしろと政府に要請したが、現地に材料が届かなければ復興はできない。政府はどこまで本気で復興したいのか」
また、埼玉や群馬などの工場では、
「計画停電によってお客様に迷惑をかけている。本来であれば、太いお客様なのでなんとかしたいが計画停電で一時的に工場がストップするので、非常に困る」という声がある。
一方、ゼネコンの言う分は、
「とりあえず、今復興とか復旧で大きな仕事はない。そもそも放射能の問題を解決しなければ、現場代理人を現地に派遣することは難しい。ただ政府はどこまで本気に復興費用を見てくれるのかが分からない。これから職人や材料の値段が高騰するのも間違いない。毎年毎年建設費用が下がり続けてきたが、もはや限界だ。
政府が予算を削っていけばそれだけ復興が遅れるのは間違いない。政府の本気度合いを知りたい」
様々なところを取材すると、燃料・資機材不足が深刻を増しているようで、また、ゼネコンと材料関係会社の力関係によって、「何々を何々分手配しろ」とゼネコンが要請して、必死に手配して電話したら、「あれもういらなくなったから。お前の所は遅いんだよ」という理不尽な商慣習も垣間見えた。
復興には建設業界の力が欠かせないのに、現状はこの有様だ。
ここで重要になってくるのは、材料・燃料・職人の数が明らかに不足している現状である。
だからこそ重要なのは政府の本気度合いなのだ。
はっきり言うと、超大型補正予算を組まなければならない。
菊池英博・日本金融財政研究所所長は3月23日、参議院予算委員会公聴会で、「このままデフレ政策を採用していれば、日本は破滅する。日本は平成恐慌に陥っている。一刻も早く菅政権は、デフレ政策と決別すべき。小泉政策を菅直人政権が継承しているがこれはとんでもないことだ。東日本大震災の復興のために、3カ年で100兆円の大型補正を組み、初年度では、まずは30兆円の補正をすべき。ちまちまやっていては復興できない」と提言している。
他方、藤井聡京都大学教授は、「今、なすべき対策とは、デフレ政策ではない。列島強靱化論である。緊急的に日本を復興させるためには、初期5年間かけて東日本を蘇らせ、10年間で日本そのものを強靱化すべき」という。
「今こそ、人命を救うために防災という観点から見ても大規模財政出動すべき」であり、「足らないモノは政治決断だけなのだ」と力強く語る。
全くそうだ。復興するもしないのも、今や政治決断にかかっているのだ。
そもそも予算緊縮政策主義者であり、小泉純一郎時代に主要閣僚を務めた与謝野馨氏を財務大臣にもってくるということ事態、菅直人首相では早期復興は無理だ。
ちびちび予算を削ることに血道を上げる蓮舫行政刷新担当大臣ではこの1000年に一度の国難を救えないだろう。
今、必要なのは東日本大震災復興内閣で、今までのちまちましている予算から、大型予算へと転換を舵取りしなければならない。
来年度の予算を今審議しているが、この予算はもう白紙に戻そうという声を政治家は出すべきだ。
今でも実のところ、必死に現地では建設作業員が絶望的な環境下でがれきの撤去等を行っているが、建設会社も民間会社である。
一定の金額がなければ、建設会社も材料メーカーも専門工事会社も職人たちも動くに動けないのだ。
その一方、一般紙ではほとんど報道されていないが、厚生労働省は、全国建設業協会等に対して、東北三県の被災者の遺体の埋葬確保を要請し、地域建設会社は、放射能の影響に怯えながら、今必死に遺体の埋葬等を行っている。
もちろんこのことは、地域の建設業者だけではなく、埋葬団体やトラック業界などにも依頼しているものだが、建設業者が遺体の埋葬の一翼も担っていることも是非知って欲しい。
本日シフト調整で休みになったので気晴らしに
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❤の形をしている新芽が寒いのにたくましく芽を伸ばしています。
後でどんな花を咲かしてくれるのか楽しみですね。
今はまだ寒くて辛いけどぐっと耐えると暖かい春がやってきます。
新芽が芽生える季節!希望の季節です!
みんな心一つに苦難を乗り越えましょう!
ガンバレ!綺麗な花を咲かせましょう!
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東北地方早期復興が困難な理由とは?~建設職人の絶対数が不足
多くの建設業界の首脳は、「この大震災の復興は楽ではないぞ」と声を揃えて言う。
まずかねてから、言われてきたことだが、阪神・淡路大震災規模の地震を再度、神戸を襲ってきた場合でも、「あれだけの早期復旧はもはや現在の建設業界では不可能」という。
そして、今回は、阪神・淡路大震災の規模も被災者も比べものにならないほど大きい。
何故、阪神・淡路大震災の時に早期復旧が出来て、今回の東日本大震災の復興が難しいのか。
一番の理由は建設業界の規模が阪神・淡路大震災と比較して極端に小さくなったことだ。業界が小さくなると、職人の数も少なくなり、また資機材の分量が小さくなることを意味する。
こう書くと、「そんな馬鹿な建設職人は余っているのでは」という声も聞かれるが、それは前のこと。今は圧倒的に建設職人不足である。
この構造を説明するとかつて建設業は500万人ほどいたが、ここ2年や3年でどんどん退職し、あるいは他産業へ転職していった。理由は、賃金があまりにも安いためだ。何しろトータルで考えれば、コンビニでバイトするよりも安い。
そして、「怪我と弁当は自分持ち」と言われる重層下請構造であるがゆえに若い人は見切りをつけてどんどん建設産業から去っていった。
今は高齢者が建設産業を支えているものの、その人々がいなければさらに減る。例えば、型枠大工を例に取ると、1年間で2割以上減少している。事情は鉄筋工でも同じで大きな建設需要が生じればとても対応は不可能と言われるのはそういう事情なのだ。
一般の人は、「元の建設職人を戻せばいいのではないか」と提唱するのだが、一度業界から去ると中々戻らない。
はっきり言うと、「建設職人たちは、そんな値段でできないから、やめます」と言っているのだ。そしてこのことは改善される見込みが全くない。
国土交通省の設計労務単価が下がると、今度は地方公共団体の設計労務単価が下がる。それが今度は民間の労務単価にも反映されるという給料デフレスパイラルを起こしている。
建設職人の給料が下がれば下がるほど、建設職人たちは辞めていくし、若ければ若いほど異業種に転職する。
実は、モノづくり日本と言いながら、建設業に限って言えば、個人の建設職人の善意と犠牲によって成り立ってきたのである。そしてそれは発注者もゼネコンもそれに甘えきた。「嫌ならやめればいいだろ。」
この言葉は発注者も元請けが建設職人たちに投げかけてきた言葉だ。
そして言葉通り、本当に匠と言われた建設職人たちが反乱を起こしてきたのだ。
テレビやマスコミでは華やかな部分は、ゼネコンの社員たちや工事所長が東京スカイツリーの建設について説明しているが、彼らは実のところ釘一本動かしているわけではない。
現場を支えているのは、建設職人という匠だ。
その匠が現場から去ったのだ。
かつては、日本の建設業界は世界一と胸を張って発言していた時代も私にもあったし、そういう情報発信をしてきたこともあるが、今は建設職人の絶対数が足りない。
ある意味、これは日本社会の建設叩きと無縁ではない。我々建設業界の人間は、ここ20年間随分と叩かれたが、それでも地域のため、日本のため、社会のためと頑張ってきた。私の給料も10年前と同じ水準であるのは仕方がないにしても、若い人が別の業界に行くのは止めることは出来ない。
そして残った建設職人が優秀とは限らない。残る人は無能かも知れないし何とも言えない。
こういう情勢の中で、国から、「神戸並みに早期復旧せよ」と求められても、難しいでしょうねと答えるのはそういうことなのだ。
もともと、大震災が無くても型枠大工や鉄筋工の数は不足していた。
今のところ土木の職人は足りているが、それでも構造は、建築と同じなので、果たしてどうか。
建設職人の声を代弁してみると、「普段は嫌ならやめろと言われ続けた。今更、建設業界に戻っても大事にしてくれないし、給料も安い。復興のために助けてくれと言われても、それならば安定した金額を保障してくれるのか。保障しなければ建設業界に戻らない。こんな割の悪い商売はうんざりだ」というところではないだろうか。
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まずかねてから、言われてきたことだが、阪神・淡路大震災規模の地震を再度、神戸を襲ってきた場合でも、「あれだけの早期復旧はもはや現在の建設業界では不可能」という。
そして、今回は、阪神・淡路大震災の規模も被災者も比べものにならないほど大きい。
何故、阪神・淡路大震災の時に早期復旧が出来て、今回の東日本大震災の復興が難しいのか。
一番の理由は建設業界の規模が阪神・淡路大震災と比較して極端に小さくなったことだ。業界が小さくなると、職人の数も少なくなり、また資機材の分量が小さくなることを意味する。
こう書くと、「そんな馬鹿な建設職人は余っているのでは」という声も聞かれるが、それは前のこと。今は圧倒的に建設職人不足である。
この構造を説明するとかつて建設業は500万人ほどいたが、ここ2年や3年でどんどん退職し、あるいは他産業へ転職していった。理由は、賃金があまりにも安いためだ。何しろトータルで考えれば、コンビニでバイトするよりも安い。
そして、「怪我と弁当は自分持ち」と言われる重層下請構造であるがゆえに若い人は見切りをつけてどんどん建設産業から去っていった。
今は高齢者が建設産業を支えているものの、その人々がいなければさらに減る。例えば、型枠大工を例に取ると、1年間で2割以上減少している。事情は鉄筋工でも同じで大きな建設需要が生じればとても対応は不可能と言われるのはそういう事情なのだ。
一般の人は、「元の建設職人を戻せばいいのではないか」と提唱するのだが、一度業界から去ると中々戻らない。
はっきり言うと、「建設職人たちは、そんな値段でできないから、やめます」と言っているのだ。そしてこのことは改善される見込みが全くない。
国土交通省の設計労務単価が下がると、今度は地方公共団体の設計労務単価が下がる。それが今度は民間の労務単価にも反映されるという給料デフレスパイラルを起こしている。
建設職人の給料が下がれば下がるほど、建設職人たちは辞めていくし、若ければ若いほど異業種に転職する。
実は、モノづくり日本と言いながら、建設業に限って言えば、個人の建設職人の善意と犠牲によって成り立ってきたのである。そしてそれは発注者もゼネコンもそれに甘えきた。「嫌ならやめればいいだろ。」
この言葉は発注者も元請けが建設職人たちに投げかけてきた言葉だ。
そして言葉通り、本当に匠と言われた建設職人たちが反乱を起こしてきたのだ。
テレビやマスコミでは華やかな部分は、ゼネコンの社員たちや工事所長が東京スカイツリーの建設について説明しているが、彼らは実のところ釘一本動かしているわけではない。
現場を支えているのは、建設職人という匠だ。
その匠が現場から去ったのだ。
かつては、日本の建設業界は世界一と胸を張って発言していた時代も私にもあったし、そういう情報発信をしてきたこともあるが、今は建設職人の絶対数が足りない。
ある意味、これは日本社会の建設叩きと無縁ではない。我々建設業界の人間は、ここ20年間随分と叩かれたが、それでも地域のため、日本のため、社会のためと頑張ってきた。私の給料も10年前と同じ水準であるのは仕方がないにしても、若い人が別の業界に行くのは止めることは出来ない。
そして残った建設職人が優秀とは限らない。残る人は無能かも知れないし何とも言えない。
こういう情勢の中で、国から、「神戸並みに早期復旧せよ」と求められても、難しいでしょうねと答えるのはそういうことなのだ。
もともと、大震災が無くても型枠大工や鉄筋工の数は不足していた。
今のところ土木の職人は足りているが、それでも構造は、建築と同じなので、果たしてどうか。
建設職人の声を代弁してみると、「普段は嫌ならやめろと言われ続けた。今更、建設業界に戻っても大事にしてくれないし、給料も安い。復興のために助けてくれと言われても、それならば安定した金額を保障してくれるのか。保障しなければ建設業界に戻らない。こんな割の悪い商売はうんざりだ」というところではないだろうか。
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東京の水道水を飲んでも「直ちに」影響はないが
日本人は水と安全はタダだと思っていると言った故イザヤ・ベンダサン(山本七平氏)がもし存命であれば、この震災パニックを見てどのようなコラムを書いていたことだろうかと想像する。
今、東京であれば、「水と安全」はただではなくなった。いや無論、東京だけではなく、東日本全般に同じコトが言えるが、さすがに今回の東京の水道水で、放射性物質が乳児向け飲用基準の2倍検出されたことは驚いた。お隣の北千葉広域水道企業団も乳児への摂取自粛要請を出した。
同じ江戸川・利根川水系の水を使っているため同様な措置を取ったという。
こうなると、どの業界も打撃を受けるが真っ先に思い浮かべるのは、「お水業界」ではないだろうか。もともと計画停電で飲みに行く人はめっきり減ったのである。これにミネラルウォーターが入手できなくなるとどうなるのか。
私は、結構、これまで都内の水は昔と比べれば旨いと思って飲んできたがさすがに今回のコトは参った。
ただし、東京都は金町浄水場の水を飲んでいる家庭(乳児のいる)に一人あたり三本のミネラルウォーターを提供すると発表した。こうした地方公共団体の英断には拍手を送りたい。
よく識者や枝野官房長官が「直ちに人体に影響がないからご安心を」と強調するが、直ちに影響があれば困るのだ。しかし、それよりも私たちが知りたいのは、この水をどれだけ摂取すれば、またこのほうれん草をどれだけ食べれば、「影響があるのか」という点に尽きる。
心配になった私は、報道をチェックしてみると、「1年間で毎日1リットル摂取すれば体に規制値を超えるがそれでも人体には影響がない」との見解。
そうしてみるとこれまでの農林水産省の見解は何だったのかと考える。これまで海外の農産物で規制値を超えると送り返してきた事例が少なくない。
私は以前、規制値を超えた農産物の基準が厳しすぎるのではないかという中国人の冷凍食品販売会社の人と話したことがあるが、「それが日本の基準だからね」と答えたことがある。
しかし、今回の農産物や水はこれまでの規制を遙かに超えるモノで、日本人が心配になることは当然のことと言える。
農林水産省が設定している規制値というものは何の意味もないことになることを政府が認めたことに他ならない。
それならば農林水産省の設定は無意味と政府が見解を出してもおかしくないものだが、そうした動きもない。
だから、私は「直ちに」という言葉が入るとかなり疑ってかかっている。私が神経質で動揺しがちな性格だからこそそうなのかも知れないが、今日、帰りにスーパーマーケットに寄ってみたら、水は完全に売り切れていた。今、会社の誰に聞いても、「水は手に入らない」という答えが返ってくる。
だから今日の東京都の発表で水買いあさろうとする人もいたのだろうが、もともと水が売っていないので、買い占めにもならない。
そしてスーパーでは、水だけではなく本当に様々な品物が無くなっている。
私が若い頃、旧ソ連のスーパーの光景をテレビで見たことがあるが、本当にあのような感じだ。JRの路線も暖房はほとんどつけず、寒いなと思う。
恐らく、関西や中部の人が東京出張してスーパーマーケットに立ち寄ってみればかなり驚くのではないだろうか。こうして書いている時でも、関西圏のスーパー玉出には恐らくモノが豊富にあり、一方、東日本では本当に多くのモノが不足している。
実は、震災のことは様々な分野に影響が及び、建材関係も不足している。建設業界では、材料の買い占めも起こっている。どこでもいいから手配しろという声も飛び交っている。
建設材料の話は書くつもりであるが一気に、モノ不足を起こしている。
会社の人は、今の東京を見て昔のモスクワを見ているようだという感想を言った。
しかし、うちの嫁は、結構この事態になっても鷹揚だ。
私が心配性であるのに嫁は、実に対照的で、「大丈夫だ。死にやしない。安心しろ。食っても死にはしない。すべてミネラルウォータを使うのは現実的ではない」というのが口癖である安全厨だが、果たしてどうか。
考えても仕方がないことであるが、悩みは深い。
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今、東京であれば、「水と安全」はただではなくなった。いや無論、東京だけではなく、東日本全般に同じコトが言えるが、さすがに今回の東京の水道水で、放射性物質が乳児向け飲用基準の2倍検出されたことは驚いた。お隣の北千葉広域水道企業団も乳児への摂取自粛要請を出した。
同じ江戸川・利根川水系の水を使っているため同様な措置を取ったという。
こうなると、どの業界も打撃を受けるが真っ先に思い浮かべるのは、「お水業界」ではないだろうか。もともと計画停電で飲みに行く人はめっきり減ったのである。これにミネラルウォーターが入手できなくなるとどうなるのか。
私は、結構、これまで都内の水は昔と比べれば旨いと思って飲んできたがさすがに今回のコトは参った。
ただし、東京都は金町浄水場の水を飲んでいる家庭(乳児のいる)に一人あたり三本のミネラルウォーターを提供すると発表した。こうした地方公共団体の英断には拍手を送りたい。
よく識者や枝野官房長官が「直ちに人体に影響がないからご安心を」と強調するが、直ちに影響があれば困るのだ。しかし、それよりも私たちが知りたいのは、この水をどれだけ摂取すれば、またこのほうれん草をどれだけ食べれば、「影響があるのか」という点に尽きる。
心配になった私は、報道をチェックしてみると、「1年間で毎日1リットル摂取すれば体に規制値を超えるがそれでも人体には影響がない」との見解。
そうしてみるとこれまでの農林水産省の見解は何だったのかと考える。これまで海外の農産物で規制値を超えると送り返してきた事例が少なくない。
私は以前、規制値を超えた農産物の基準が厳しすぎるのではないかという中国人の冷凍食品販売会社の人と話したことがあるが、「それが日本の基準だからね」と答えたことがある。
しかし、今回の農産物や水はこれまでの規制を遙かに超えるモノで、日本人が心配になることは当然のことと言える。
農林水産省が設定している規制値というものは何の意味もないことになることを政府が認めたことに他ならない。
それならば農林水産省の設定は無意味と政府が見解を出してもおかしくないものだが、そうした動きもない。
だから、私は「直ちに」という言葉が入るとかなり疑ってかかっている。私が神経質で動揺しがちな性格だからこそそうなのかも知れないが、今日、帰りにスーパーマーケットに寄ってみたら、水は完全に売り切れていた。今、会社の誰に聞いても、「水は手に入らない」という答えが返ってくる。
だから今日の東京都の発表で水買いあさろうとする人もいたのだろうが、もともと水が売っていないので、買い占めにもならない。
そしてスーパーでは、水だけではなく本当に様々な品物が無くなっている。
私が若い頃、旧ソ連のスーパーの光景をテレビで見たことがあるが、本当にあのような感じだ。JRの路線も暖房はほとんどつけず、寒いなと思う。
恐らく、関西や中部の人が東京出張してスーパーマーケットに立ち寄ってみればかなり驚くのではないだろうか。こうして書いている時でも、関西圏のスーパー玉出には恐らくモノが豊富にあり、一方、東日本では本当に多くのモノが不足している。
実は、震災のことは様々な分野に影響が及び、建材関係も不足している。建設業界では、材料の買い占めも起こっている。どこでもいいから手配しろという声も飛び交っている。
建設材料の話は書くつもりであるが一気に、モノ不足を起こしている。
会社の人は、今の東京を見て昔のモスクワを見ているようだという感想を言った。
しかし、うちの嫁は、結構この事態になっても鷹揚だ。
私が心配性であるのに嫁は、実に対照的で、「大丈夫だ。死にやしない。安心しろ。食っても死にはしない。すべてミネラルウォータを使うのは現実的ではない」というのが口癖である安全厨だが、果たしてどうか。
考えても仕方がないことであるが、悩みは深い。
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東京電力の計画停電により、夏の経済需要は大幅な冷え込む
予想はしていたが、夏の電力需要は電力供給を大幅に上回り、東京電力の藤本孝副社長は23区のうち千代田区・中央区・港区以外は今年の夏・冬と計画停電を継続する可能性を示した。。
夏の電力使用は半端ではないことは皆知るところであるが、もし、これ以外の区で、本当に計画停電を行うことになれば、多くの中小企業は、ばたばたと潰れてしまう。
夏と言えばビールである。そして居酒屋のかき入れ時である。そんな中で、計画停電をすれば、居酒屋業界も厳しいし、普通の一般企業も厳しい。打撃を受けるところはきりがないのだ。
コンビニ業界もアイスは溶けるし、弁当や食い物関係が腐る。
食い物の確保も非常に厳しくなる。
しかも昨年の夏、熱中症で多くの死亡者が出て、厚生労働省も夏の建設現場で熱中症への注意喚起の文書を通達したのだが、今年はそれだけでは収まらない。建設現場でばたばたと死亡者がでるだけではなく、老人や体力のない赤ちゃんが死亡してしまう可能性がある。
私の父は、「昔は扇風機で過ごしたものだが」とのんきなことを言うが、その扇風機すら使えないのだ。
しかも工場も使えない。さらに、今は物品管理もコンピュータを使っているため、品物の管理にも弊害がでる。
今、コンピュータに依存している会社は致命傷になる。工場では電気を使うため、製造も出来ない、モノがどこにあるのか分からない。佐川急便もヤマト急便もどこもコンピュータに依存しているため、計画停電が夏に今よりもさらに行われれば、大変な事態になる。
もはや出社もままならなくなる。今、計画停電に入っている足立区では、大変な事態になっている。
竹の塚駅や西新井駅では、出勤する人が駅の周囲を取り囲み、出勤する人は時として何時間もかけて東京中心部に入る。4月末から6月あたりは、この計画停電は一時的に収まるが、夏になると一部の区を除いて、23区ほぼ全域に拡大する。
そうなれば、千葉方面・神奈川方面、埼玉方面からの出社が厳しくなるのは間違いない。会社を存続するという以前に出勤が出来なくなるのだ。
当然、エアコンも3時間は使用禁止になる。だから夏には恐らく「うちわ」と「扇子」が売れると予想する人もいる。
今、都内のオフィスは窓開けることが少ないため、下手すると3時間くらいは、40度の灼熱地獄で仕事をしなければならない。
あとはペットを飼っている人も大変だ。「たかがペットじゃないか」と思う人もいるかも知れないが、ペットを飼っている人からすれば、ペットは家族の一員である。そして夏は、エアコンをどうしても使う。
計画停電になれば、エアコンは一時的に強制終了するため、ペットの安全確保も困難になる。
こんな時に、老人の知恵を拝借すると、「これからはアナログの時代だ」という。お前は知らないが、昔は消灯令ってあったんだぞ。そして昔は偶数の日は電気が来ないとかそういう話があった。
実際、父や老人に聞くと電気が来ない日というのがあったらしい。昭和20年代の日本は極端に電力不足に陥り、「電気が来ない日」というのもあった。
この話は、別に日本に限った話ではなく、20年前の北京でも、「今日は電気が来ないです」という話もあった。
実際、今、出社してもすることがない。本当に困った。
今でも商売にならないところが多いのに、こんなことが夏も大幅に実施されれば、本当に、計画停電倒産や計画停電リストラが続出する。
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夏の電力使用は半端ではないことは皆知るところであるが、もし、これ以外の区で、本当に計画停電を行うことになれば、多くの中小企業は、ばたばたと潰れてしまう。
夏と言えばビールである。そして居酒屋のかき入れ時である。そんな中で、計画停電をすれば、居酒屋業界も厳しいし、普通の一般企業も厳しい。打撃を受けるところはきりがないのだ。
コンビニ業界もアイスは溶けるし、弁当や食い物関係が腐る。
食い物の確保も非常に厳しくなる。
しかも昨年の夏、熱中症で多くの死亡者が出て、厚生労働省も夏の建設現場で熱中症への注意喚起の文書を通達したのだが、今年はそれだけでは収まらない。建設現場でばたばたと死亡者がでるだけではなく、老人や体力のない赤ちゃんが死亡してしまう可能性がある。
私の父は、「昔は扇風機で過ごしたものだが」とのんきなことを言うが、その扇風機すら使えないのだ。
しかも工場も使えない。さらに、今は物品管理もコンピュータを使っているため、品物の管理にも弊害がでる。
今、コンピュータに依存している会社は致命傷になる。工場では電気を使うため、製造も出来ない、モノがどこにあるのか分からない。佐川急便もヤマト急便もどこもコンピュータに依存しているため、計画停電が夏に今よりもさらに行われれば、大変な事態になる。
もはや出社もままならなくなる。今、計画停電に入っている足立区では、大変な事態になっている。
竹の塚駅や西新井駅では、出勤する人が駅の周囲を取り囲み、出勤する人は時として何時間もかけて東京中心部に入る。4月末から6月あたりは、この計画停電は一時的に収まるが、夏になると一部の区を除いて、23区ほぼ全域に拡大する。
そうなれば、千葉方面・神奈川方面、埼玉方面からの出社が厳しくなるのは間違いない。会社を存続するという以前に出勤が出来なくなるのだ。
当然、エアコンも3時間は使用禁止になる。だから夏には恐らく「うちわ」と「扇子」が売れると予想する人もいる。
今、都内のオフィスは窓開けることが少ないため、下手すると3時間くらいは、40度の灼熱地獄で仕事をしなければならない。
あとはペットを飼っている人も大変だ。「たかがペットじゃないか」と思う人もいるかも知れないが、ペットを飼っている人からすれば、ペットは家族の一員である。そして夏は、エアコンをどうしても使う。
計画停電になれば、エアコンは一時的に強制終了するため、ペットの安全確保も困難になる。
こんな時に、老人の知恵を拝借すると、「これからはアナログの時代だ」という。お前は知らないが、昔は消灯令ってあったんだぞ。そして昔は偶数の日は電気が来ないとかそういう話があった。
実際、父や老人に聞くと電気が来ない日というのがあったらしい。昭和20年代の日本は極端に電力不足に陥り、「電気が来ない日」というのもあった。
この話は、別に日本に限った話ではなく、20年前の北京でも、「今日は電気が来ないです」という話もあった。
実際、今、出社してもすることがない。本当に困った。
今でも商売にならないところが多いのに、こんなことが夏も大幅に実施されれば、本当に、計画停電倒産や計画停電リストラが続出する。
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朝鮮族嫁が日常写真を公開し、私が中国朝鮮問題などの社会問題を執筆する日中コラボレーションブログです。※※迷惑コメントなどお断りいたします※※
by shinwa_2007
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