J1甲府監督
2014年6月25日13時40分
第2戦で日本と引き分けたギリシャが1次リーグを突破した。日本にも可能性は十分にあったということだ。勝ち点1に終わった理由を、コンディションの問題などと簡単に片付けてはいけない。
日本は「縦への動き」にとらわれすぎた。
リスクを背負い、パスでもドリブルでも相手ゴールへ直線的に向かう動きを繰り返した。守備に追われたコロンビアの選手は前半30分ごろには疲れていた。そこから横パスを交えていれば、相手をさらに走らせ、自分たちは息を整えることができたはず。それでも縦へ攻め続けて体力とバランスを失い、球を奪われては逆襲から失点を重ねた。W杯に入って未勝利だった日本。ゴールへ近づかなければならないという強迫観念があったのだろう。
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