悪い太陽光をカットしてハッピーになれるサングラス
真夏のビーチサイドでピニャ・コラーダを片手に。
以前Instagramのようなフィルターをかけたように見えるサングラスを取り上げましたが、かけるだけで気分がよくなるサングラスのレンズが、カリフォルニアのアイウェアメーカーSpy Opticにより開発されました。その名も「SPY Happy Lens」。それでもかけるだけでハッピーになると聞くと気になりますよね。でもこれにはちゃんとした科学的な根拠があるんです。
太陽はさまざまな種類の光線を出しているのですが、その種類は大まかに人体に良いか悪いかで分類することができます。まず悪い影響を与えるのは、日焼けの原因としても知られている目に見えない「紫外線」。浴びすぎると白内障や網膜にダメージを与えてしまう危険性があります。
逆に良い光は「波長が長い青い光(ブルーライト)」で、幸せな感情を引き起こすセロトニンと呼ばれるホルモンの発生を増加させ、より良い気分や注意力、睡眠の質を高めることができるんです。このHappy Lensは悪い光をシャットアウトして、この「波長の長い青い光」だけを目に入れることでハッピーになれるとしていますよ。
またハッピーになれるだけでなく、偏向レンズなどより色とコントラストが強化されて歪みも少ないので、性能もちゃんと高い立派なサングラスなんです。あれ、でもブルーライトって目に悪いんじゃ? と思いますが、Spy Opticによるとそれは「波長の短い青い光」の方らしいですよ。
Happy Lensがついたサングラスはさまざまなフレームとレンズの色から選択でき、値段は約130ドル(約1万3,200円)から170ドル(約1万7,300円)ほど。日本でもSpy Opticを取り扱うスポーツ専門店やメガネ屋で購入できるようです。
この夏に試してみたいですね!
source: Lost At E Minor
(徳永智大)