Chromecastも大幅アップデート、端末とのフルミラーリングも可能に
TVをデジタルフォトフレーム化できたりも。
グーグルのTV用ドングルChromecastが機能アップしそうです。うれしいのはホームスクリーンをパーソナライズできるようになりそうってこと。以下にそれ以外の追加機能もまとめていきます。
Chromecastは去年発売以来爆発的に売れ、コンテンツパートナーも5社から数十社に大増量しました。そうなると見たいコンテンツを探すのがちょっと負担になります。そこでグーグルが今日発表したのは、見たい番組や映画を探すための簡単な方法を開発中ってことです。
それから、従来のChromecastではTVに映すコンテンツを操作する端末(スマートフォンとか)とChromecastが同じWi-Fiネットワークに接続されていることが条件だったんですが、その制約がなくなります。Chromecastにアクセスできる距離内の端末なら、Wi-Fiにつながっていなくても使えるようになります。でももちろん、Chromecastへのアクセス権限についてはChromecastの持ち主が可否を判断できます。
そして素敵なのはホームスクリーンのパーソナライズです。今のChromecastのホームスクリーンはストック画像が入れ替わりで表示されるだけなんですが、今後は自分のGoogle+に入っている画像とかコンテンツを指定できるようになるんです。TV用スクリーンセーバー、またはTVがデジタルフォトフレームになるような感じです。さらにChromecastにつながったスマートフォンなどの端末に「What's on my Chromecast?(Chromecastに映ってるのは何?)」と聞くと、スクリーンの画像に関する情報の入ったカードが表示されるんです。
でも一番大きいのは、ついにAndroidデヴァイス・TV間のフルスクリーン・ミラーリングが可能になるってことでしょう。「cast screen(スクリーンをcastする)」ってボタンが近々あらゆるAndroidデヴァイスに登場します。グーグル公認のアプリ以外からcastするときも、願わくばラグなしでミラーリングしてほしいですね。
グーグルは今日Android TVも発表したので、そのうち「整合性どうすんだ」みたいな話も出てくるかもしれません。が、今はとにかくよさげなものをガンガン投入しちゃおうってことなんでしょうね。
Andrew Tarantola - Gizmodo US[原文]
(miho)