社会に出ることが“花嫁修業”?
別に我々は腰掛けOLを育てたいわけではありません。ダンナさんの稼いだお給料の価値がわかる、その仕事内容や職位とお給料の価値の相関を理解することができる、そんな女性が世の中にたくさん増えてほしいのです。
そんな“花嫁さん“の修業は、社会人として社会性を身につけることだと考えています。「約束を守る」「いっしょに仕事をしている人を思いやり、助ける」「グチではなく目的を共有する」。
こんな女性は間違いなく、ダンナさんにも、家族にも、周囲の人にも大事にしてもらえるのです。
ヴィーナス・ブラスト設立の理由
それは、代表・岩本の幼少期の体験にさかのぼります。
観光地で育った彼は、様々な理由で引越してきたワケアリの母子をたくさん見てきました。
悲しいことに大体の理由が“男性”でした。
母親らは子供を育てるために働いているのに、家にいてほしい時間に母親がいないのです。子供はさみしい思いをしています。
「母親に、女性に、経済力さえあれば悲しい思いをする子供が減るのではないか?」
そんな原体験が、女性だけのIT会社を発足するきっかけとなりました。
なんで“女性“で”IT”会社?
ITというのはとっかかりに過ぎません。女性が活躍できる・正当に評価されることが目的なので、どんな事業でもよかったのです。ただ、代表がシステムエンジニアだった経験と「女性ならではの細やかさや気配り」を発揮していた優秀な女性プログラマーと出会いがキッカケとなり、「IT技術を持った女性のため会社」を立ち上げました。
そして、優秀な技術者であれば、女性1人だって子供を不自由なく育てるために必要な年収も稼ぐことができる。そんな「女性を支援・教育する」ことと「IT企業」の立ち上げが合致したのです。