中古車を買うときの注意ポイント7つ
clicccar 6月25日(水)18時4分配信
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7つのポイントとは |
新車はどのクルマも同じコンディション・金額です。一方、中古車は、「年式」「走行距離」「人気の車種」などによってコンディション・金額が異なります。
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中古車の場合は価格もさることながら、車の状態や装備などもそれぞれなので、全く同じと言えるものは1つも存在しません。これが『中古車』と『新車』違い。
つまり、新車購入に比べて、中古車の購入は、慎重に検討する必要があります。中古車ディーラーに行き、気に入ったクルマがあっても即決はNGです。購入後、あらゆるところに故障・問題が見つかることも少なくありません。お気に入りの車種を良い状態で、購入するには、それなりのコツが必要なのです。
そこで、中古車購入を検討している方に、中古車選びの7つのポイントをご紹介いたします。
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●ポイント1 「良い中古車」の定義とは!?
そもそも車体状態の良いクルマとは何でしょうか。中古車専門店に足を運ぶと、新車と同じような価格だったり、10万円という価格帯のクルマもあります。中古車はそのクルマの「車種」「グレード」「年式」「走行距離」などによって価格が決まりますが、走行距離が多い、または年式が古いクルマが必ずしも程度が悪いとも限りません。コンディションの良い中古車とは、購入後、故障せず、快適に長く乗れるクルマが良い中古車ではないでしょうか。
●ポイント2 走行距離に注目
中古車雑誌などを見ると、走行距離が少ないクルマは金額が高く、走行距離が多いほど金額が安くなります。中古車専門店が一つの目安にしている距離数は5万kmと言われています。この数字を越えると故障が出てくるクルマもちらほらあるそうです。近年は、クルマの技術は日進月歩しており、故障もなく10万kmを越えるクルマもあります。走行距離だけで判断するのではなく、どんなユーザーが、どんな乗り方をしていたかを確認する必要があります。
●ポイント3 モデルチェンジした車はお買い得!
「年式」は中古車価格の大きなポイントです。基本的に中古車は、年式の古いものほど安くなるという考えが一般的しょう。ですが、年式が比較的新しいクルマでも、大幅にプライスダウンするクルマがあります。それは、モデルチェンジしたクルマです。百万円単位でダウンするケースもあります。フルモデルチェンジしたクルマを見計らって購入するという方法もありますよ。
●ポイント4 どのくらい走るクルマなのか!?燃費も注目
近年、ガソリンなどの燃料費は上昇傾向にあり、専門家によると今後も燃費は高止まりすると予想する人が大半です。政府は補助金などの導入は考えていないようなので、節約という自己防衛をするしかありません。その一翼に注目されているのが、ハイブリットカーです。ハイブリット車は中古車でも割高ですが、購入後の維持費を考えると、ハイブリット車はかなりおトクです。トータルコストを低く抑えるという点にも注目してください。
●ポイント5 中古車定期点検記録簿の確認
中古車を購入する時は「中古車定期点検記録簿」を必ず確認してください。正式には定期点検整備記録簿と呼ばれています。その車の過去の整備状況が一目瞭然のノートと考えれば良いでしょう。人間に置き換えると病院のカルテといった感じ。前オーナーがどのくらい点検を受けたか、エンジンオイルをどのようなタイミングで交換していたかなどの情報が、定期点検記録簿に記されています。
●ポイント6 3〜5月は新古車が目白押し!
毎年3〜5月の期間は掘り出し物のクルマがずらり勢揃いします。その理由は、カーディーラーなどで使用されていた展示車、試乗車が新古車として流通するから。新古車は室内も新車特有の匂いがまだ残っており、ボディーもピカピカ。新車同様の中古車が欲しい人にとってはぜひこのシーズンを狙ってください。
●ポイント7 修復歴のあるクルマについて
当たり前ですが、中古車は前オーナーがいます。仮に購入するクルマに「修復歴」があったらどう思いますか。余計な詮索をしていまいますよね。この修理歴の考え方ですが、実は、一度も修理していないという意味ではありません。バンパーやフェンダー、ドアをぶつけて交換したい場合でも、修復歴は「なし」となります。クルマの修復とは、自動車公正取引協議会が定めた9箇所で、「フレーム」「ピラー」などボディーの基本骨格に当たる部分になります。つまり、「走行安全性」「乗り心地」に影響を与える部分が損傷を受けた場合に「修復歴有」となります。中古車を購入する際は『修理歴』について詳しくお店側に聞いてください。
久保友宏
最終更新:6月25日(水)18時4分
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