サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が25日(日本時間26日)、ブラジル・イトゥで行われた記者会見で、「責任はすべて私にある。日本代表を離れないといけない」と述べ、退任の意向を示した。

 日本代表はワールドカップ(W杯)ブラジル大会1次リーグC組で2敗1分けの同組最下位に終わり、決勝トーナメント進出を逃していた。

 ザッケローニ監督はイタリア出身。イタリア1部リーグの各クラブで監督を歴任し、ACミランを率いた1998年~99年シーズンにはリーグ優勝を経験した。日本代表監督には2010年8月に就任。11年のアジア杯で優勝したほか、W杯ブラジル大会アジア最終予選もB組首位で突破し、日本を5大会連続の本大会出場に導いた。