ザッケローニ監督退任の意向 「責任は私に」6月26日 3時55分
サッカー日本代表のザッケローニ監督は25日、ブラジル・イトゥのキャンプ地で会見し、ワールドカップブラジル大会で日本の1次リーグ敗退が決まったことについて「責任はすべて私にある」と話し、監督を退任する意向を示しました。
ザッケローニ監督はワールドカップ1次リーグの最終戦、コロンビア戦から一夜明けた25日、キャンプ地のイトゥで記者会見しました。
ザッケローニ監督は「ワールドカップに臨むうえで自信はあったが、思うような戦いができず結果が出なかった。責任はすべて私にある。責任はすべて取りたい。私は代表を離れなければならない。日本代表に足りないものを新しい監督が埋め合わせてくれる」と話し、退任の意向を示しました。
ザッケローニ監督は4年前の2010年に就任し、日本の選手たちの技術やチームワークといった特徴を生かし、選手全員が連動して素早いパス回しでゴールに迫る攻撃的なサッカーを掲げ強化を進めてきました。
しかしワールドカップブラジル大会では過去最高のベスト8以上の成績を目指しましたが、2敗1引き分けの成績でグループ最下位の4位に終わり、決勝トーナメント進出を果たせませんでした。
昼食の時間に選手やスタッフにチームを離れることを伝えたというザッケローニ監督は、「今のチームに足りないものを新しい監督が埋めることで、このチームをさらに強くしてくれる時期が来たと思った」と退任を決めた理由を話しました。
後任について日本サッカー協会の原博実専務理事は「日本に戻ってから今後の日本代表の方向性などを検証したうえで決めたい」と話しました。
[関連ニュース] 自動検索 |
・ ザッケローニ監督 「進退は帰国後に」 (6月25日 10時01分) ・ ザッケローニ監督 勝つため集中 (6月24日 7時45分) ・ ザッケローニ監督「最後の最後まで勝負する」 (6月20日 7時00分) |
[関連リンク] |
|