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1票の格差 14選挙区で2倍以上6月25日 17時18分
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ことし1月1日現在の住民基本台帳に基づく、衆議院のいわゆる「1票の格差」は、最大2.109倍となるなど、合わせて14の選挙区で2倍以上になり、去年のまとめよりも、5選挙区増えていることが分かりました。
NHKは、総務省が発表したことし1月1日現在の住民基本台帳の日本人の人口を基に、衆議院の295の選挙区と、参議院の都道府県ごとの選挙区の人口を試算しました。
それによりますと、衆議院の小選挙区で人口が最も多いのは兵庫6区の58万9658人で、逆に、最も少ないのは宮城5区の27万9536人でした。
この結果、衆議院のいわゆる「1票の格差」は最大で2.109倍となり、兵庫6区や北海道1区、愛知12区など、合わせて14の選挙区で2倍以上になっていることが分かりました。
2倍以上になった選挙区の数は、去年のまとめよりも5つ増えています。
一方、参議院の選挙区で、議員1人当たりの人口が最も多いのは兵庫選挙区の139万95人で、逆に最も少ないのは鳥取選挙区の29万1637人で、参議院の「1票の格差」は最大で4.767倍となりました。
参議院の選挙区は、去年のまとめで格差が最大で4.759倍だったのと比べると、0.008ポイント拡大しています。
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