政治集団的自衛権、早期に閉会中審査 自公一致 自民、修正案見直さず+(2/2ページ)(2014.6.25 21:08

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集団的自衛権、早期に閉会中審査 自公一致 自民、修正案見直さず

2014.6.25 21:08 (2/2ページ)
安全保障調査会・憲法調査会合同会議であいさつする北側一雄副代表。右隣は山口那津男代表=25日午前、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)

安全保障調査会・憲法調査会合同会議であいさつする北側一雄副代表。右隣は山口那津男代表=25日午前、衆院第2議員会館(酒巻俊介撮影)

 その合同会議では、24日に高村氏が示した修正案の「歯止め」に関する意見が目立った。「明白な危険」があれば武力行使ができると修正した点には「本当に行使の範囲を狭められるのか」との声が上がり、集団的自衛権の連携先を「他国」から「わが国と密接な関係にある他国」とした点には「同盟国に限定すべきだ」と追加修正を求める意見が飛び出した。

 限定的とはいえ、行使容認が「アリの一穴」になりかねない-。党所属議員に共通するのは、海外での武力行使の拡大懸念を払拭しない限り、支持者を説得できないとの危機感だ。

 7月4日までの閣議決定、同月中旬の予算委開催という日程を描く政府・自民党。政府関係者は「ガスを抜いても、抜いたガスが引火して爆発することもある」と、公明党内の論議の行方を固唾をのんで見守っている。(岡田浩明)

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