政治セクハラやじ問題で都議会、信頼回復を決議 別の発言者調査は否決+(1/2ページ)(2014.6.25 22:17

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セクハラやじ問題で都議会、信頼回復を決議 別の発言者調査は否決

2014.6.25 22:17 (1/2ページ)地方行政
都議会で「東京都議会の信頼回復に関する決議」が賛成多数によって可決した=25日午後、都庁(宮崎裕士撮影)

都議会で「東京都議会の信頼回復に関する決議」が賛成多数によって可決した=25日午後、都庁(宮崎裕士撮影)

 東京都議会は第2回定例会最終日の25日、本会議を開き、セクハラとも取れるやじの問題に絡み、自民、公明、民主、結いと維新、みんなの各党が共同提案した「都議会の信頼回復に関する決議」を賛成多数で可決した。みんななどは、鈴木章浩(あきひろ)都議(51)=自民を離脱=以外のやじを発した議員に名乗り出るよう求め、共産は鈴木都議の議員辞職を求める決議案をそれぞれ提出したが、否決された。

 本会議の冒頭、吉野(よしの)利明(としあき)議長(66)=自民=は「再発防止と信頼回復に向け、秩序を守り、品位を重んじた発言や行動に努めるよう、強くお願い申し上げる」と呼びかけた。

 問題となった18日の本会議では、塩村文夏(あやか)都議(35)=みんな=の一般質問中、鈴木都議が「早く結婚した方がいい」というやじを飛ばした。鈴木都議は当初、やじを否定していたが23日になって認め、謝罪した。

 みんな側は「(子供が)産めないのか」といったやじもあったとしているが、可決された決議は鈴木都議以外のやじについて、発言者特定は求めていない。

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