2014年6月25日16時01分
秋田県大館市の山林に15日からタケノコ採りで入山したまま行方がわからなくなっていた同市岩瀬の無職津嶋キサさん(77)が25日朝、約6キロ離れた青森県大鰐町の林道で10日ぶりに救助され、病院に搬送された。秋田、青森両県警によると、衰弱しているが、命に別条はないという。
また、両県警や大館市消防本部によると、同日午後2時10分すぎ、キサさんと一緒に入山した長男で福祉施設職員の政喜(せいき)さん(57)が山中で白い布を振って救助を求めているのを捜索隊が発見して救助、青森県警のヘリや救急車で大鰐町内の病院へ搬送した。
津嶋さん親子は15日朝、同市岩瀬の田代岳の山林にタケノコ採りに入ったまま、行方がわからなくなっていたという。
両県警などによると、25日朝、大鰐町高野新田の早瀬野ダムの西約3・5キロ付近で山菜採りをしていた秋田県北秋田市の男性(67)が、林道脇でうずくまっているキサさんを発見した。キサさんは意識ははっきりしていたといい、「沢の水を飲み、山菜を食べて生き延びていた」「2日前、衰弱して動けなくなった政喜さんを沢の近くに残し、助けを求めに動いていた」などと説明したという。
秋田県警や消防は16日夕に、2人の行方が分からなくなったとの連絡を受け、翌17日から付近を捜索していた。19日にいったん捜索を打ち切っていたという。
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朝日新聞社会部
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