星刻の竜騎士・第12話・最終回

ユグドラシルによって強制的に覚醒させられたエーコ。巨大な金色の繭の様な物の中から出て来たのは普段見かけるドラゴンよりも遙かに巨大なドラゴン。でもアッシュはそれを見て、あれはエーコだと感じる。まあご丁寧に赤い毛があるしね。近づこうとするもののランスロットの様子がおかしい。他の聖竜も引き寄せられている。
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巨大な竜が動き始めて大陸会議の仮面舞踏会に集まっていた面々も恐慌を来し始める。特にヴィターハウゼン伯などは「おお!なんと言う事でしょう!ロートレアモンの竜が私の飛行艦ベオウルフを破壊した(棒」などと嘯いて騒動の原因をロートレアモンに押しつける。公王、これにあまり有効な反論出来ず。

来賓がみな逃げた後にミルガウスが残っていた。駆けつけたヴェロニカとグレンがミルガウスの仮面を取らせるとその下にはジュリアスの顔が。でも自分はジュリアスではない、モルドレッドだと言う。このあと固有名詞をずらずらと挙げて説明を始めるが、要はジュリアスのパルだったモルドレッドが人間を家畜化して隷属させようとした事にジュリアスが気づいてそれが故にモルドレッドと言う竜殺しを行ったものの、モルドレッドの幽体が逆にジュリアスの身体を乗っ取ってしまって今に至る。そして今度は格好の器であるエーコに入り込もうと言う事だ。

ところで最近知ったのだが、AT-Xと地上波では妨害光線でまずい箇所を隠すか隠さないかの差どころではなく、そもそも地上波ではカットされている場面があるそうだ。今回のこの後のモルドレッドがあっさりジュリアスの身体を離れる場面も、ヴェロニカが「なんだこの闇は」だけですぐに場面転換しちゃった不自然な箇所は、AT-Xではヴェロニカが触手攻めされるH場面があったらしい。

ともあれ、聖竜化したエーコの身体を乗っ取るモルドレッド。エーコを助けなくちゃ!と言うアッシュではあるが、空に飛べないと近づく事も出来ない。そこにやって来たのがジュリアス。モルドレッドが抜けたジュリアスがあまりにあっさりと元の人格に戻ったのでもの凄く怪しい感覚だったのだが、ヴェロニカを脅してシルヴァヌスを奪って来たと言うのだから、まあ本来の人格に戻ったのだろう。ヴェロニカが戻って来たら(ジュリアス)殺すとか怒り心頭の様子なのだが、そのヴェロニカの弱点を突く場面もAT-Xにはあったのに地上波ではカット(Twitterの情報から)。どれだけヤバイ場面だったのか。

エーコの中ではモルドレッドがナヴィーに対してエーコの身体に加えてお前の知識も寄こせと迫っていた。ナヴィーが断るとモルドレッドが触手攻撃をしかけた・・・らしい。服をかなり破られた姿でエーコの前に現れたナヴィーは、アッシュがシルヴァヌスから飛び移って懸命にエーコを助けようとしている姿を見せ、あなたはこれにどう応えるのと。エーコはこれまでの出来合いのアークではなく、エーコ独自のアークをアッシュに捧げる決意をした。

エーコがアークを用意している間、アッシュがもがくが、もがくだけw そのうちに振り落とされるものの、ルッカがこれを拾う。あれ?モルドレッドの影響でドラゴン達がちゃんと動けなかったみたいだけど、大丈夫なのか?ナヴィーが抵抗してくれているおかげか?

ガウェインからアッシュが再び飛び移ろうとしたが、それをめがけてモルドレッドが攻撃。このままだと直撃を受けてやられてしまうと言う所でエーコのアークが間に合う。この作品の鎧ってイマイチ不格好で今回もそんな感じだったが、すぐ不可視化されてほっとした(をい
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そしてアッシュが取り出すのはお約束の勝利の剣、エクスカリバー。エクスカリバーは凄いよ、今回も一体どうしたらモルドレッドとエーコを分離するのかと思ったら片方の角を斬っただけでモルドレッドが逃げちゃった。

戻ったアッシュはアークのおかげで無傷だったんじゃと思ったのにしばらくの療養だそうだ。あとの政治的な処理はまかせろとエーコだけ残して出て行くみんな。ふたりっきりになったところでエーコはアッシュとパル以上の関係になりたいの!と。かくて「二人は幸せなキスをして終了」。
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ちょっと物足りない作品だった気がしたが、それはこんな感じだったのか。



調味料をひとつ抜かれた作品だったんだな。

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ハナヤマタの舞台、鎌倉

原作で既に舞台が鎌倉だったり尾道だったりしているらしいハナヤマタですが、昨日プロモーションムービーが公開され、見慣れた江ノ電の景色が登場しています。

いつもの鎌倉高校前駅付近が出てるんじゃない?と言う場面は置いておいて、途中で一瞬だけ登場した踏切があります。
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ここで、こんな事もあろうかと、3年前にセイクリッドセブンと青い花の舞台探訪をした時に撮っておいた御霊神社前の踏切を見てみましょう。
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ここは(男女か女女かを問わず)恋人同士が一緒に渡る踏切と言う事になっている勝手にしている踏切なので、ハナヤマタでもそうなる事を期待しましょう。

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彼女がフラグをおられたら・第12話

僕はここにいちゃいけないんだと、菜波達の世界、仮想世界から姿を消した颯太がどこに行ったのかと思ったら七徳院が管理する電脳世界で「天使」達と戦っていた。七徳院の力の源泉である電脳世界をこの天使達は乗っ取って自分たちが神になるのだとか。それを阻止する為にNo.0によって颯太は戦いに向かわされた。多数の天使達に向かって、長々と口上を述べるのは死亡フラグだと言って倒す颯太だが、でも天使達はもっとわさわさと登場して来る。大量に沸いて来る天使達を見て、こいつら集まって巨大化して、巨大化は死亡フラグと一網打尽にされないかなと思っていた。
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茜が颯太君って誰ですか?と真顔で聞き返すので、菜波は焦ってクエスト寮のみんなに颯太の事を聞き回る。しかし全員が全員それは誰なのかと答える。恵には「クエスト寮で一人だけ男の子は誰だ」と聞いたみたいだが、それに恵はそれは自分だと答えていた。颯太と言う答を期待した菜波ひどいw そして颯太の部屋は封鎖された部屋とされている。床が抜けて茜が階下に落ちた危険な部屋だからと。

なにもかもが颯太が居なかった事になっているので菜波も流石にそこで諦める。颯太が電脳世界で延々と天使を相手に戦っているうちに仮想世界では時間が刻々と過ぎていた。やがて春が来て三年生だった聖帝小路美森生徒会長が卒業するのを機にクエスト寮は廃寮。

全員でクエスト寮を立ち去ろうとしたものの、菜波はやはりここに何かを感じる。誰かに「あの端の部屋でなくては嫌なのじゃー!」と言ったじゃないか。その隣が颯太の部屋だった筈じゃないか。封印されている、だけで中も見ずにこのまま立ち去る訳にはいかんのじゃ、と一人引き返してドアに体当たりをする菜波。

床に穴など開いていないその部屋で自分が書いた手紙を見つけると、そこに瑠璃が入って来た。そしてキスで隠された情報の伝達とか、瑠璃は最初から知っていたのか。そこに出現したもう一人の菜波は現実世界の菜波で、颯太の姉なのだと。えー、颯太も王族?ブレードフィールド公国には王旗を操れる人間が生まれる事があるが、それが颯太だと言う。とすると、No.0って王族をコマにして戦わせている訳だ。

だんだん記憶がシンクロして、颯太の戦いが理解出来た菜波。自分も参戦して颯太を援けようと立ち上がると、ドアの外には颯太の記憶を取り戻したクエスト寮のみんなが居た。全員であのクエスト寮の地下にあった空間に向かい、颯太の所へと気持ちを合わせる。
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あれ?ひとりだけ普段居なかった人が。
どうやら颯太達の1年F組の担任にして寮監の深雪・マッケンシー先生。先生もパーティーの一員に入るの?
これはちょっと以外な配役。

電脳世界では疲れ始めた(そりゃ疲れるだろう)颯太の前にあの客船プレミアム・アンブリエル号とともに水面には大量の敗北フラグ。しかしそこへ菜波達が間に合った。

姉と愉快な仲間たち。
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強そうな、弱そうなw
やっとシルエットの実体が見られたね。

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舞台探訪・ラブライブ!第二期第6話~第11話の秋葉原付近

先週秋葉原に用事があって丁度良い機会だからとノーゲーム・ノーライフの探訪をちょっとだけした訳ですが、実はラブライブ!の探訪もしていました。第6話以降の秋葉原です。第4話の「にこ、秋葉原の街を逃げる編」は既に取り上げてありましたので、それ以降です。


秋葉原付近と言いつつ、最初はお茶の水サンクレールです。
第8話で希がラブソングを提案したのを妙に絵里が推すのを真姫がおかしいと凛と花陽に訴える場面です。
真姫「おかしい」
花陽「おかしい?」
凛「絵里ちゃんが?」
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真姫「(ラブライブに出たいのなら)止めるべきよ」
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絵里がA-RISEのスパイだったと言う妄想をする凛。それを見て、
花陽「ハラショー」
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話は遡って第6話。ハロウィンイベントでインパクト!
と言いつつ、完全にA-RISEにインパクトを奪われる。
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場所はUDX西側。ちょっと構造が違うけど。

A-RISEのインパクトに呆然とするにこ・ほのか・凛。
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これも見えているビルが違いますが。

そして最終的にハロウィンらしいステージを披露したのはベルバラ前の交差点です。
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今期のラブライブ!は昌平橋がお好きの様です。
にこを探して最後に行き着いた場所が昌平橋東橋詰広場として第4話で登場していますが、第8話でも希のラブソングの提案を強く推す絵里に対して、希が強引じゃない?と言う場面も昌平橋。
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もっとも、第一期の時も絵里がここ(淡路坂下)に立つ場面はありました。
あの時も絵里は淡路坂を登って帰って行ったので、家の方向が一期の時と二期とでちゃんと整合性がとれています。
きっとその先にある御茶ノ水ニコライ堂が自宅なのでしょう、ハラショー(をい

穂むらでの打ち合わせの後、希と絵里の後を真姫がつける場所も昌平橋付近。
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まあ穂むらがその近くなので。

そして第11話で「よ~し、今日はあっそぶぞ~!」と都内を巡った挙句に国府津の海岸にまで行った出発地点も昌平橋でした。
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あっ!右側のビルの屋上の看板が赤いです!
あれは嘗ての石丸電気本店が未だ赤かりしころの看板。相当以前の風景です!w
何しろその後エディオンの青看板になり、やがて閉店して今は真っ白なんですから。


さて、ラブライブ!が好きな場所と言えば、やはり神田明神です。
今期も色々登場しますが、これは第7話の体重が増えちゃったよ!と言うほのかと花陽がダイエットの為に神田明神男坂を登って来る場面。
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第10話、お正月も神田明神男坂でトレーニング。
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絵馬がいっぱい!
絵里「凄い数ね」
海未「お正月明けですからね」
いや、最近の神田明神の絵馬はお正月関係無しですw

中にはμ'sのメンバーを描いた絵馬が。
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これ、放送当日(6/9)にはもう同じ物が描かれて奉納されたんですよ。
恐るべし、ラブライバー。

実は私も6/9に会社から帰って来て、第10話を再生して見たら「あ、同じ絵馬描こうかな」なんて思ったのに、すぐさまネットで既に描かれているのを知りました。

同じものを描いても芸が無いので、同様の構図でもうちょっとアニメに近い絵を描いて奉納する事にしました。とは言ってもμ'sの9人を特徴を把握して描くのはそう簡単な話ではないので(これまでには海未ちゃんと小鳥ちゃんしか描いた事がなかった)色々キャプチャを眺めつつ、9人の絵を何となく掴んで描いたので描き上がったのは漸く今週です。

と言う事で、昨日神田明神へ奉納して来ました。
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昨晩からの大雨で色が流れちゃってないかなあ・・・
着色は四半世紀前に買ったコピックで塗りました。いやあ、コピックって四半世紀前のでもちゃんと使えるんですね!

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魔法科高校の劣等生・第12話

前回、遊びのプログラムで設計されたアイテムが届いて、それをチラ見して気にしたレオに試してみるかと達也はふってみた。と言う事で今回はその試し場面からなのだが、あの達也の部屋に大勢来たくせにレオの新しいアイテムのお試しにギャラリーはゼロですか?

物としては、硬化魔法がそもそも分子の相対的な位置を固定すると言う原理にもとづいて、剣の身が離れても相対的な位置が固定されてぶん回せると言う代物。これ、当然あとで役に立つんでしょうね。

さて、九校戦は摩利の出場するバトルボード準決勝。「海の七高(高知)」の選手が激しく摩利を追う。何しろこの二人は昨年の決勝カードだったらしい。とこがカーブで異変が起きる。摩利のボードが微妙に沈み、そしてそこに加速して来た七高の生徒が突っ込んで来た。摩利はなんとか魔法で七高の生徒の身体を受け止めようとするが、またも不自然に沈むボード。その結果二人はコースアウトして病院に運ばれる事に。
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摩利は肋骨が折れて魔法で固定はしているものの、この後の試合への出場が不可能となる。負傷した摩利の所には達也がすっ飛んでいって怪我の程度をすぐに診て応急処置を取らせたと、会長の話。それを聞いた摩利が頬を赤らめるw

会長の見立てもそうだが、達也の見立ても同じで、これは第三者による魔法の介入によるものだろうと。この結果、バトルボードの二強の一高と七高が脱落したのだから、凄く単純に考えればそれで得をするどこかの高校。今まで、中共のスパイによる蠢動があったものの、これがもしどこかの高校が加担したものだとしたら、そこに繋がりがあるのかどうか。

この事故について達也・深雪・花音・五十里が分析を行っていた。達也の見解では何者かは水中から介入したのではないかと。それを聞いて花音が「いやあ・・」って顔したのだが、これは何の反応だったんだろう。そしてそこにさらに幹比古と美月が呼ばれる。幹比古には精霊かなにかを水中に潜ませて水面を乱すことが出来ないかと聞くのだが、それでは本当にさざ波程度の事しか出来ないと言う。

水面の方はそれはそれで謎として、もう一つは七高の生徒が減速をせずに加速して突っ込んで来た点。摩利と優勝を争う様な選手が減速と加速を間違う筈もなく、だとしたらCADに細工されていたのではないかと。そしてその細工はCADが一度大会委員に引き渡された時に行われたのではないかと言う推測。でもそれはあくまでも推測。

事故の件は、事故の件。そしてそれとは別に九校戦の優勝にかかる問題もある。アクシデントがあったものの、一高としてはそれなりの得点を積み上げた。しかしながら三高が予想を覆して肉薄して来た。だから新人戦の2倍のポイントが取れる本戦に注力しようと言うのが一高生徒会の作戦。そこで本戦のミラージュバットに摩利の代わりに深雪が出て欲しいと。達也がいれば大丈夫よって話なんだが、それは普通なら失礼な言い方に聞こえる。本人の力より達也の力の方を評価して頼んでいるのだから。でもお兄さまラヴな深雪にはこの方が良かったらしい。

大会四日目、ほのかのレースは女子のスピードシューティング(雫が出場)とは重ならないと強調するものの、達也は残念ながらほのかのCADの調整が出来ないと言う。でもがっかりするほのかにその代わり試合は近くてみていてあげると言うと激しく喜ぶほのか。
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藤宮さんかわいいなw

そしてスピードシューティングの雫のCADの調整。普段の自分のよりも良いと言う雫は「うちの家で雇われない?」と達也に言う。
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「うちの家」で?そう言っちゃう雫の家ってそんなに凄い家なんだろうか。Wikipediaを見たら分かりそうだが、そこはちょっと我慢しておこう。

北山家にも望まれる達也の腕は、実はもう生徒の間でもじわじわと評判になっているらしく、個人のCADを持ち込んで達也に調整して貰いたがっている生徒もいるらしい。流石に今は競技に差し支えるから、大会終了後と言う約束との事。達也、評判上がるのはいいが、もう軍に所属してる位だからなあ。

そして始まる雫のスピードシューティング。達也の設定がチートの領域にまで及んでいて、雫は引き金を引くだけで次々と目標を撃破。ただ、魔法力はそれなりに使うらしい。あっと言う間に全弾命中。とは言えこれは未だ予選。この先に何があるか。


達也自身の魔法がここ最近は全然見られず、今や名技術探偵達也みたいな話になっちゃっている。

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悪魔のリドル・第12話・最終回

晴を守ったのは自分の意志なのか、それとも晴のプライマー能力のせいなのか。その答えを出すべく兎角は晴に予告状を渡す。晴と兎角と鳰の三人になってしまったけれども、せめてこの三人で卒業を、特に兎角とは一緒に卒業をと思っていた晴には衝撃の予告状だった。

こんな状態じゃ晴の気持ちが維持できなくて、到底兎角からは逃げられない、それでもあわあわと逃げまわってこの最終回になるんだろうかと思ったら意外な割り込みがあった。それは兎角。あれ?兎角さん?
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もうひとりの兎角が晴を連れて逃げる。東のアズマ、西の葛葉、その葛葉の一員としてこの黒組に居たのが鳰であり、葛葉は呪術と称して薬などで相手の目をくらまさせて殺害をして来た家だと言う。そしてこの兎角はあの兎角が鳰に見えたと。

そうですか?視聴者的にはちょっと話が合いませんな。前回までの兎角は冒頭の様に自分の意志で晴を助けていたのは事実で、今回もこんなにあっさり晴を助けると言うのは合わない。

そこにもう一人の兎角が追いつく。兎角と兎角の戦い。この二人、鳰の化けた兎角は本来の鳰のCVをやっている南條愛乃さんが兎角の声の感じで話してる?流石に聞き取れない。

晴を守ると言っていた兎角の方が晴を殺しに来たと言う兎角に敗れ、晴の足下に飛ばされる。ここで漸く鳰が本性を現した。晴を守るとか言っていたくせに最後にこれか、兎角いかれてやがりますね、と言い、それなら兎角にやられる前に自分が晴をと向かったところを兎角に阻止されて胸を刺される。兎角、とうとう始めての殺人やっちゃったね。

そして残った本当の兎角と晴の戦い。兎角はそれまで自分の意志で晴を守って来たのだと言うのを証明する為に晴の胸にナイフを突き立てた。
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えー、晴、やられてしまいましたよ。だから前回言ったじゃないか。兎角がその証明をしようとしたら、自分の意志で行動したのだと分かる代わりに晴を喪う、逆に晴を殺せなかったらそれは単にコントロール下にあっただけだったのだと思い知らされる、と。

そして兎角は晴を殺してしまえる方の結末を得てしまった。今更泣いたって悔やんだって間に合わないんだ。理事長からあなたは最終勝利者なのだから望みは思いのままよと言われても、望みはある、でももう絶対叶わないと泣き崩れるしかない。


と思ったのに。
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へ?晴が一人で溝呂木先生から卒業証書を貰ってる?
へ?鳰が生きている?
チタンの肋骨でナイフが心臓からずれた?
鳰、あんたは刺された場所が良かったのか?

いやあこれはちょっとどうなんだと思ったら、この後、嘗ての黒組みんなの今が描かれてびっくり。まあ純恋子はいいだろう。あれだけの身体だったから生きていたとしても。でもすっかり毒気が抜けてしまった様だ。じゃのうの首藤さんもいい。春紀は現場で頑張ってるな。黒組もちょっとは奨学金出してやればいいのに。神長はクローバ・ホームから足を洗おうと言う最中か。武智は刑務所で「あと何年かの我慢我慢」w。伊介様、ビーチで幸せそうじゃないか。そして・・・あ?生田目と桐ヶ谷、生きてるの?えー。出番の無かった剣持さん、復讐に余念が無い。番場は真昼と真夜がちゃんと共存出来てこちらは良かったかな。

兎角は最後に残ったくせに晴と一緒に卒業しなかったんだ。最後は一緒になったけど。


うーん、どうなんでしょう。
無難にまとめたけど、それで良いのかと言う感じが強い。あれだけやって晴と鳰と生田目と桐ヶ谷が生きていたと言うのがどちらかと言うと台無し感がする。最後に晴と鳰が生きていたと言う流れにするなら、生田目と桐ヶ谷の時にうわさ話レベルでも一命を取り留めたと言うのをやっておいた方が良かったと思う。あれで刺されたら死ぬと言う印象の方が強くなったから。

それからこの最終回の兎角と兎角の戦い。折角最初に銃で顔に傷をつけたのだから識別の為にその後も撃たれた兎角には顔に傷を残しておくべきだった。その方が視聴者に今どっちが喋っているのか伝わる。


全体としては悪くなかっただけに惜しい。
週末、土曜日の朝に見る悪魔のリドルは結構楽しみにしていたよ。

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龍ヶ嬢七々々の埋蔵金・第11話・最終回

戦場の強烈な暗示により倒れる重護。片肺に続いて右腕も砕かれた感覚に悲鳴を上げるが、唯我とかどうしてるんだよと思ったら茨を助けていたのか。だから重護を助けたのは彼女さんの天災。ゴム弾だが当たると相当痛い。そう、ゴム弾だろうとそれの銃口を他人に向けちゃダメだ。そんな事も分からない防衛副大臣は解任されてるべき。

ここで天災が戦場と交渉に入る。お前のその技はもう見切った。はったりだろう、どんなものか言ってみろと言う戦場に対して天災はそれは言えない、何故ならそれは交渉カードなのだからと。これを暴露しても戦場は未だ何か持っているかもしれない。だから今は言えないのだと。構わないから言え、俺がそれを何とかすると叫ぶ重護に対しては、そこで苦しんでいるお前の事など信用できるかと一喝。
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戦場が条件は何だと聞くと、ゴム弾を捨てて「どうか私達を見逃して下さい」だった。ここで引いてくれと言う訳だ。天災の駆け引きを呑んだ戦場はその通りにここから引く事に。おそらく天災の読みと交渉術を評価しての事だろう、彼女さんの名前を聞く。名探偵、壱級天災だと答えた天災は逆に戦場にも同じ質問を。もう知っているだろうと言う顔の戦場に本人の口から聞きたいと促す。しかも戦場緋夜だと答えた戦場に本名は?と畳みかける。これって、後から効いてくるのかなあ。それから天災は吉野咲希の事はもう追うなとも約束させる。

立ち去ろうとする戦場に唯我が自分の生き方を見つけた風な事を言うが、それにしても自分の前に誰も居ない世界を望むとかかなり野心まんまんだなあ。しかし戦場はかえってその野心を評価して、最後に別れる時には今迄のクソメガネではなく、唯我の名前を呼んでやった。

あとに残された重護は戦場を行かせた事をこの期に及んでも恨みがましく天災に言う。天災が戦場の攻撃の秘密を知らずにはったり交渉していた訳だが、ただ、選択肢上は戦場もああせざるをえないと言う所まで読んでの話。前回私も疑問に思った、何故あんな有効な手を最初から使わなかったのかと言う点は、おそらく何か欠点もあって乱用出来ないのだろうと。だからあれを使った以上は奥の手であって、多分最後の手だったろう。だとしたら、天災がこの先の手もあるかもしれないから引き分けで手を引いてくれと言う申し出は受けざるを得ないだろうとの事だ。

天災ちゃん、最高だよ。
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戻ってから、七々々と天災が今回の件で話をしている。天災が今回は酷い目に遭ったと愚痴をこぼすが、今回は重護がちっとも詳しい事を言ってくれないので良い機会とばかりに天災に何か変わった事はなかったか聞いてみたら、そう言えば今回は外部の人間、戦場と言うヤツと戦ったなと答える。

ありゃー言っちゃったよw

でも、七々々は戦場が絡んでいたから重護がずっと口をつぐんでいたんだなと分かって嬉しそう。そして後から見たらこの時に二人は重護について賭けをした。それにしても、宝箱のパズルははったりで、関係なく箱が開くと言うのだが、戦場は試さなかったのか。七々々コレクションは下手な事をするととんでもない事になるから無謀な事はしなかったと言う事か。

重護に会った天災はその宝箱の中身を持って来ていて、今回は唯我は天災か重護に譲ると言うので、どっちが貰うか決めようと言う。でも重護は七々々から今回のは重護は使っちゃダメと約束させられていたので、要らないと答える。それを聞いて天災が黙っていれば分からないと妙に勧めてくる。それでも重護が断ると、実はこれは七々々と天災の賭けだったと言う。七々々は重護が約束を守る方に、天災は重護が破る方に賭けていた。七々々は重護があれだけ戦場について口をつぐんでくれた事もあったろうから重護を信じたのだろうが、一方で天災の重護評価は考えてみれば酷いなw

あの七々々コレクションは最初は「昔の事が見られちゃうんです」と言う機能だったと言われて、もしそれが本当だと重護が思った時に、七々々は重護がそれを使って七々々を殺した犯人を探そうとする、とは思わなかったのかと疑問を感じる。だとしたら一体七々々はどうなりたいのが本心なのか。犯人を見つけて貰って成仏するのが七々々の本当の望みじゃないのか。

その点をどうしても七々々に糺したい重護はそれをかけてバトルを挑む。ただ、消えるのはあまりにハンデがありすぎるので消えるの無しで。それでも七々々が強い。何故七々々あんなに強いんだ。参ったと言わないと本当に右腕をへし折ると言う七々々に右腕がやられても左腕がやられてもそれでもどうしても七々々がどうしたいのかの本心を聞きたいと。

これに七々々が負けて、本心としては犯人を見つけて殺したい(物騒だな)。でもそれで成仏出来るかと言うとそれは無いだろうと。だって、この島の事が、重護を含めてもっと見届けたくなったからと。

この辺で区切りとするのかと思ったら、Cパートに妙な場面が登場したね。あの血まみれの鞄の中にあった身分証は吉野咲希のものだったし、その当の本人が死にたくない死にたくないとか言い残すし。続きありますよがありありなCパートだった。
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まあつまらなくはなかったけど、これだけの素材があったらもうちょっと話が面白く出来なかっただろうか。展開の持って行き方かなあ。

この作品で言える点は、天災ちゃんかわいい、だけかなw

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ノーゲーム・ノーライフ・第11話

ゲームステージが東京秋葉原と思って戦闘不能に陥った空白。ここからどうやって立ち直るのだろうと思ったら、ワービースト側のいのがあっさりようこそ架空の世界へと言ってくれたおかげですんなり立ち直る。なんだ、引きだけかw

いのから簡単なゲームの説明。ゲームフィールドが秋葉原みたいな架空の街。それで連想されたのがP4とかシュタゲとかなのだが、三つ目が分からなかった。ゲームやってないんで、アニメ化されていないのは一つも分からない。Twitterで見たところ「アキバズトリップ」と言うのらしい。でもP4って秋葉原を舞台にしていたっけ?
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プレヤーはメロメロガンを撃って群がる  を攻撃。他のプレヤーに弾が当たるとあたった方はあてた方に対してメロメロになる。だからいづなが空白側の誰かを撃てば味方に出来るし、逆にそれをまた撃てば空白側が味方に出来る。このシステムがどうやら「ぎゃるがん」と言うゲームらしいが、これまた知らないので何とも言えない。

あとはプレイをしながら確認と言う訳で、さっそくステフが捨て駒扱いの実験台にされている。エネルギーの減少とチャージの仕組みがあったが、今日の話を見た範囲内では弾切れはほとんど気にされていなかった。メロメロになった直後に行動不能になる程度。

銃と弾の性能は雑魚キャラを倒しながら確認。弾が跳ねるとか、服だけ消せるとかw 最後のぱんつを消し損ねて悔しがる空。あと、走れば普通に体力は使う。

特長を把握したところでいよいよいづなとの交戦。いづながワービーストの身体能力を活かして撃って来るが、白の恐るべき計算能力で弾道が全て計算しつくされ、いづなの弾をはじかれるばかりか、いづなの行く先の予測までして弾が襲いかかる。この辺りから漸くゲームの面白さが出てくる。それはいづなも同じで強敵白に追い詰められながらここ最近チートで勝っていたのとは違う本来のゲームの楽しさが沸いて来ている様だ。

外に飛び出したところではジブリールが待ちかまえていて「いらっしゃいませぇ」とw
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そのジブリールに対する弾も遠くからの空による狙撃で阻止され、その一方で空の弾は発射される前に避ける。これがワービーストの第六感とされるが、チートとは言ってもどうチートしたのか。いのが空の姿を見てその挙動から撃つ寸前にそれを把握していづなに伝えたか。

しかしこの初手でいづなを倒せなかったのは空白にとっては痛手。ここからはアドリブだと言う空だが、それはちょっとヤバイ。因みにこの作戦会議をしていた場所はリアルの秋葉原で言うと旧秋葉原公園で、まだ嘗ての水運の遺構が残っていた頃の姿。なぜまたこんな姿の秋葉原公園を選んだのかと思ったら、ぎゃるがんでぐぐった画像にそれがあった。それに合わせたのか。

ここからどう勝つかを計算していた白の顔があまり芳しくない。最後の変数は空が白を信じると言う結論になった様だ。あのオセロで空が白に信じろと言った様に。

そこに出現したいづなの弾が空を狙う。そして空を庇って白が被弾。
これは痛いよ。ほとんど無敵の白がいづな側になってしまったのだから。だからジブリールがあの判断は理解出来ないと言うのも無理はない。だって空が被弾しても白なら空を撃てる。だから取り戻せる。でも白が被弾してしまっては一体だれが白を撃てると言うのか。

空はとりあえずジブリールにいづなの相手をして時間稼ぎをしてくれと言う。ワービーストを見下しているジブリールは「別にアレを倒しても構わんのだろう」と言うが、それって死亡フラグw

とは言っても流石にフリューゲルのジブリール、チートされてもそれなりに戦えている。一方の空、白相手にきつい戦いをしているが、白の言葉を信じて屋上へ。でも白の恐るべき計算能力の弾道だと空はもうとっくにやられていないのか。白が走って追いかけて来ないのがその理由か。そして白が走らない理由とは。そこを考えて、白が撃った弾を避けずにそのまま白の所へ。白の計算の裏をかいての白への発砲。これで白はいづな側から空の方へ寝返る事になるが、その直後は白は戦闘不能の筈。

そこを狙っていづなが空白に発砲。・・・の筈が白がいづなめがけて撃って来た。白は最初から本体に被弾していなかった。そして空の発砲はぱんつをねらい撃ちしただけだった。その証拠にいまの白ははいていない。まさかぱんつ消し場面がここに効いて来るとは!w

チートだけで勝っていたいづなが久しぶりに本当のゲームの楽しさを噛みしめる。
おもしれえ、です!
参考資料
見てるこちらもおもしれえ、です!w

これは何が何でも二期希望と言いたいところだが、昨晩の放送で原作者がw



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ブラック・ブレット・第11話

第32号モノリス崩壊でガストレアと自衛隊が交戦状態に突入。前の話で記念碑「回帰の炎」と言う戦勝記念碑が出たのと、この後の台詞で「第二次関東会戦で快勝した自衛隊が」と言うのがある様に、自衛隊もバラニウム弾頭を使えばガストレアには勝てる筈だった模様。するとやはり民警の存在がイマイチ分からない。それが予想通りと言うか、あっさり崩れて大量のガストレアが雪崩れ込んで来る。Twitterで見た話だと原作ではモノリス崩壊前に自衛隊は今回もバラニウム弾頭積んだトマホーク(と書いてあった)飛ばしたりしたのに、それが謎の攻撃で悉く撃墜されていたとの話。単に無力だった訳ではない。
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自衛隊の戦線が崩されたので後ろに控えていた民警が戦う事になる。あんな広域を民警でって、どれだけ動員されているのか。しかも目の前のガストレアに集中して別働隊(見えてるんだけど)に気づかず、挟み撃ちにされそうになる。それに気づいた蓮太郎のアジュバントは蓮太郎が決めたらその通りに動くと言う事で、分隊の命令無しでそちらへ。でも小隊長らしき者が気づいて止めているんだから、その時に後ろに回られた!そちらの迎撃に行く!とそれで了解取ればよいものを。これも後から描写されるが、この小隊長は軍団長の我堂長政の子の我堂英彦。長くなるからアニメでは省略された様だが、小隊長の器が無いのを自覚していたが、長政によって任命されてしまったらしい。しかもプロモーターとしてはペアの子に対して心優しい人間だったそうで、それを踏まえてのあの最後の場面が効いてくる。尺の問題とは言ってもこれだけ省略されちゃうと英彦が本当に雑魚に見えてしまって気の毒。こう言う人間だったからか、長政が英彦の最期を蓮太郎に問うた時に「立派に戦ってたよ」と答えたのは長政の為と言うよりも英彦の為だったのかもしれない。
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ガストレアの別働隊の攻撃に向かった蓮太郎アジュバント、優れもの揃いと言うのもあって快勝。このメンバーならと思って元の場所に戻ってみればそこは悲惨な状態に。小隊長の英彦がやられてしまったパートナーの心音の手を最後まで握ったままガストレアに呑み込まれてしまう。その時に残した言葉は、あんなものがあったら勝てる訳が無いと言う、光の槍。蓮太郎もその時に目撃したが、光る棒状の物が飛んで来て見る見るうちに民警を叩きのめしていた。

このまま総崩れかと思われた所で、アルデバランが引き上げて行き、それとともに他のガストレアも戻って行く。一時休戦状態。

野戦病院では傷ついた民警が沢山治療を受けていて、延珠に手を握って貰って看病して貰うのが好評だとか。それは自分達のイニシエーターを失ったプロモーター達かなあ。そして室戸先生も治療に参加していた。シェルターに入れる特権を破り捨ててこちらに来ているとの事。光の槍にやられた患者は水銀中毒の症状を起こしているとの事で、あの光の槍は水銀を飛ばしているのか。これは蓮太郎アジュバントの拠点に戻った時のティナのシェンフィールドの情報からも裏付けられて、かなり大きなガストレアがそれを発射していたらしい。そちらもステージIV級。

そこに軍団長の長政からの呼び出しが蓮太郎にかかる。長政はアルデバランと直接交戦して左足を失ったが「くれてやったのだ」とうそぶく。ただ、アルデバランは不死身だとも。確かにアルデバランの脳を切り裂いた筈だったのに再生したから。ただ、その痛撃の為にアルデバランは今回一時撤退した訳だ。

蓮太郎から水銀を飛ばすガストレアを聞いて、それはプレヤデスと名付けられたと言う。その上で、先の戦いで命令に従わずに戦列を離れた廉太郎に対して敵前逃亡の罪をきせるが、そのプレヤデスを倒しに行けばその罪を不問に帰するとも言う。なかなか、最初登場した時は無能なやられキャラかと思ったら蓮太郎の言うとおりの狸オヤジで、頭も身体も働くヤツだった。今回の戦いはプレヤデスを倒すのが勝利のポイントながら、そこに、死地に向かわせるコマにした訳だ。

しかしそれをどう解釈したか分からないが、この後蓮太郎は単身でプレヤデス討伐に向かう。木更が止めに来るのだが、その時の言葉を聞くと敵前逃亡罪で蓮太郎アジュバントは解散させられたらしい。プレヤデス討伐は死地に向かうものとは言っても、この第三次関東会戦はプレヤデスを倒さないと人類側に勝利の芽はないんじゃないのか。だったら解散して命令系統からフリーになった木更・片桐・薙沢と相談してもし来てくれるのなら一緒にプレヤデスを倒しに行こうと言えば良いじゃないか。本当なら蓮太郎が選んだ道はほぼ100%全員が失われる選択だぞ。

ひとりでふらりと外周部に向かったらさっそく野犬タイプのガストレアのお出迎え。一匹二匹程度なら蓮太郎単身でも勝てるかもしれないが、群れで襲われたら圧倒的に不利。ここまでかと思った所に助けが入る。ひょっとして延珠が追いついたのかと思ったら、あれだ、予告で登場していた影胤だ。こんな所で会うとは奇遇だねと。
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生きていたのかと言う蓮太郎ではあるが、最期を見届けなかったからねえ。影胤は蓮太郎に薬や食事まで提供する。水銀柱を飛ばすプレヤデスの存在も知っていた。相変わらず人類が修羅の道を歩むのを希望する影胤ではあったが、蓮太郎の事は何故か気に入っている。こっちに来いと。そして蓮太郎にプレヤデスの居る方向を教えたばかりか、蓮太郎の後をついて来る。

蓮太郎一人じゃプレヤデスを倒すのは不可能と思ったが、影胤の付き添いがあれば何とかなりそうだ。
皮肉な物だな。

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星刻の竜騎士・第11話

仮面舞踏会に出る為のドレス選びをするエーコ。人間共に引けを取る訳には行かないと言うが、その実、一番負けたくないのはシルヴィアとプリムに見破られる。しかし、ここでプリムが余計な事を言ってしまって、アッシュが人間の女の子と恋する仲になって、結婚して、子供が生まれたら、エーコはどうするのかと。これを聞いていたたまれない気持ちになったエーコは外に飛び出す。これがアッシュの所に行くのかなと思ったら違った。

アッシュの方は着る物はもう決まり切っているので部屋でぼやっとしているだけだったが、そこにシルヴィアが意味深な様子で入って来る。
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なぜ胸のところのボタンだけ外れていますか。

若い男女が部屋の中で二人っきりでベッドの上に居る、なんて状況は「このあと無茶苦茶(ry」になりかねないのだが、シルヴィアの悩み事はミルガウス=ジュリアスの可能性が高いと言う点だ。父公王が兄を殺せる筈が無いとか、一番最初にミルガウスが出したネクロマンシアがモルドレッドだったとか、霊廟の前の台詞とか。答の出ない疑問に悩んでいた訳だが、アッシュはここで自分の例を引いてみる。アッシュの子供の時に父親が急に居なくなったが、母親はその理由を話してくれない。自分は早く大人になって直接聞き出してやるんだと。そう言うものかと思ったシルヴィアだが、そこにタイミング良く落雷。雷怖い!とアッシュをベッドに押し倒し、その上さらにはアッシュを上にさせてどこからどう見ても誘う体勢に。
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さっきと開いているボタンが違いますがw

しかし、何か呟いてアッシュの最後の理性の箍が外れかけた所にコゼットが入って来た。
姫様、ドレスの用意が出来ましたと。

ここで入って来るのがエーコかと思っていたのだが、エーコは雨の中を駆けだしていた。その後をプリムが追う。ところがエーコはアーニャと賊を発見して自分は身を隠したものの、プリムがエーコを呼びながら近づいて来た為に、それを護ろうとして賊の前へ。アーニャはミルガウスからエーコを掠って来いと言われていたので、完全に鴨ネギで、エーコは掠われる。あのまま宮殿の中にいたらエーコを掠うのは大変だったろうに、出来すぎだったな。

エーコの姿が見えないものの、プリムが後を追い、城内の事なら侍女達の方が詳しいと言うので、アッシュとシルヴィアがエーコ探しはコゼットに任せて仮面舞踏会へ。しかしその仮面舞踏会には今回の帝国の代理人として出席しているクラウス・ヴィンターハウゼン辺境伯と一緒にミルガウスが来ていた。ここで直接そいつが何者かと問い質そうとしたが、辺境伯がそのまますんなり答える筈もなく、睨みつけたまま。

ところが機会は向こうの方からやって来て、辺境伯がシルヴィアにダンスを申し込んだのを、シルヴィアがミルガウスならと逆指名した事で、二人で踊る事になった。ダンスの途中であれこれ聞いてみるシルヴィアだが、こんな時に聞く話なのかと一蹴されたものの、そのダンスの方式が騎士公国のスタイルだったと言う事で、ますますミルガウス=ジュリアスの疑いを強める。

ここで庭で倒れているプリムが発見され、エーコがアーニャらしき相手に掠われたと知って、きっとエーコはミルガウスの所だと思うアッシュ達。ミルガウスは辺境伯と一緒に居た訳で、だとしたら今エーコがいるのは辺境伯の船ベオウルフに違いないとシルヴィアのランスロットに乗って向かう。そもそもプリムが無事だったからこの関係性が分かった訳で、プリムが無事だったのはやはりアーニャに後ろめたさがあったからか。
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ベオウルフの艦内ではユグドラシルにエーコが入れられて魔力の強制注入でマエストロの状態にさせられようとしていた。ゼロから作り上げた訳でもないのにユグドラシルを信じ切っている帝国の技術者達は最大出力の魔力をエーコに注入してエーコを覚醒に導く。どんな副作用があるのかも知らずにやったので、ユグドラシルの暴発でベオウルフに穴が開くほどに。これで絶対あそこにエーコが居ると確信するアッシュ。しかも穴が開いたから入りやすい。

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