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2014.6.25 WED
TEXT BY OLIVIA SOLON
PHOTO BY SHUTTERSTOCK
TRANSLATION BY RYO OGATA/GALILEO
WIRED NEWS(UK)
ドイツの2人組、エゴン・ワンケとトビアス・ヴォルグナントは、各地の落雷データを収集できる「雷センサーのネットワーク」を構築した。そして、巨大な静電気がこの世界をどんな頻度で襲っているのかがリアルタイムでわかる雷マップ、「Blitzortung」が生まれた。
雷に関するデータはこれまで、空港や、雷サージ(雷による異常高電圧)が心配な電力企業などが利用する商用ネットワークが独占的に供給するものであり、データが欲しい人は高額の料金を払う必要があった。こうした雷に関するデータ利用を民主化したいと考えたワンケ氏が、2012年にこのプロジェクトを始めた。
当時、雷検出装置は市場にいくつもあったが、正確性や費用効果が優れているものはあまりなかったという。ワンケ氏は、到達時間による雷検出を採用した。この方法は現在、商用ネットワークでも使われてきている。
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