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2014-06-25

「骨太の方針」を単語抽出ソフトにかけてみる

 先日、『骨太の方針2014』が閣議決定されました。

経済財政運営と改革の基本方針2014 〜デフレから好循環拡大へ〜(内閣府)


 ふと思いついて、単語抽出ソフトを用いて「骨太の方針」において、どの単語がよく使われているか調べてみました。よく使われる単語をみることによって、いまの政府が重視していることが浮かび上がってくると思ったからです(そういう理屈なかったっけ?)。

 単語抽出ソフトはこちらのソフトを使わせてもらいました。

EKWords(DJSOFT)

使うとこんな感じで分析してくれる↓

f:id:walwal:20140625073522j:image

 

 今回は比較用として第一次安倍政権の時に閣議決定された『骨太の方針2007』も単語抽出ソフトにかけてみました。比較することによって今回の安倍政権の指向がより分かると思ったからです。

結果をまとめた表はこちら

単語骨太の方針2007骨太の方針2014
改革5820
構造改革60
経済再生031
経済成長146
成長717
生産性110
生産性向上80
競争力強化41
公共投資70
社会資本整備07
効率化1421
イノベーション2920
インフラ220
財政健全化1117
デフレ016
雇用310
社会保障713
復興013
教育611
高齢化17
教育再生27
大学改革41
少子化対策47
ワークライフバランス63


 この表を見ると、第一次安倍政権は文句なしの改革指向だったことが分かります。もちろん安倍首相はいまも改革指向でしょう。ただし、今回は改革だけでなく景気(安定政策)にも目配せしていることが分かります。

 安倍首相は前回の反省を踏まえているようだ。経済政策はともかく、安倍首相の目指している方向には「ちょっとなあ」と思っている私としては野党にも頑張って欲しいけど、これに対抗するのは大変だろうな*1

*1:というか野党も改革指向なのは変わらんか。だったら景気に目配せしている安倍内閣の方がマシということに……

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