大阪市教育委:給食制度の担当部長7月新設 生徒の不満で
毎日新聞 2014年06月25日 03時30分
大阪市教育委員会は7月1日付で、給食制度の担当部長を新たに設ける方針を固めた。今春から市立中学で1年生を対象に始まった全員給食について「量が少ない」「おかずが冷たい」など生徒から不満が相次いでおり、専従の幹部職員を置くことで改善を図る。
大阪市ではこれまで、課長級をトップとする学校保健担当の職員が給食を担当し、中学校給食担当は係長以下3人。自治体が給食担当を専従とする幹部を置くのは珍しいという。橋下徹市長は24日の市議会で「質の高い給食になるよう反転攻勢をかける」と述べていた。【茶谷亮】