ひろぞ~です。
悲しいです…僕は猛烈に悲しいですよ。
平成26年3月31日以降…日本で相次いでゲームセンターが閉店しているんです。
音ゲー(リズムゲーム)の聖地としても知られている「キャッツアイ町田店」。
こちらも3月いっぱいで営業が終了。
僕の近所のゲームセンターも時期を同じくして閉店してしました。
なんで消えちゃうの?
もう敢えて語るまでもないですね。そう消費税の増税です。
僕は経営者ではないので、細かいお金の計算とかは分からないです。
ですがゲームセンター側からすると、メーカ側から購入するゲーム機器(ネット通信料、アーケードカードゲームのカード入荷料金とか)の消費税は8%。
だけれどもゲームのプレイ料(1クレジット)を引き上げるわけにはいかない。この悪循環によって負担だけが残ってしまうようです。
昔のようにゲームセンターが非常に潤っていた時代、バーチャファイターなどが全盛期だった時代ですね。
その時ならば、1クレ200円といったことも出来たのでしょうが、今の状況ではそんな挑戦もできないでしょう…ただでさえギリギリでの営業で追い打ちを決められた様な状態です。悲しいけれど時代の流れというものなのでしょうか。
振り返ってみる
僕は幼いころからゲームセンターが大好きでした。
よく親に連れて行ってもらったのが近くのデパートの屋上です。
実際は両親が買い物をしている間、放置されていた様な状態でしたがw
放置されている間、お金もない僕は店内をウロウロ、ウロウロ。
それでもとても楽しかった記憶があります。
当時、ストリートファイター2が大人気でした。
親に死ぬほどお願いをして、スーパーファミコンのストリートファイター2を買ってもらい、いつでも家でプレイできる状態でしたが、ネットも整っていない時代。多くの対戦のテクニックはデパートの屋上で対戦しているお兄さん達から盗み見たものです。
対戦ゲームだけではありません。
同時期にしてUFOキャッチャーの人気が爆発し、中でも『クレヨンしんちゃん』のぬいぐるみに非常に人気が集まりました。僕は親とこぞって挑戦し、家のクローゼットがクレヨンしんちゃんでいっぱいになるくらい乱獲(?)したのはいい思い出です。
たまごっちブームの時にも怪しげな類似品が景品に出されていました。
恐竜を育てる『ぎゃおっぴ』、宇宙人を育てる『UFOっち』。UFOキャッチャーのアームの部分に割り箸が取り付けられており、あまりの難易度に財布も意識も失いそうになったりしました。
中学生になってからは駄菓子屋での練習を経て、ゲームセンターで対戦に没頭。
高校生ではポップンミュージックを手が真っ赤にになるぐらい必死に練習。
大学生では実際ガンダムパイロットになったかのような操作感でオンラインでの対戦が楽しめる『戦場の絆』で散財。
考えてみると僕の『遊び』はゲームセンター無しでは語れないといってもいいかもしれません。
これから
今は、大手のゲームセンターが頑張って営業していますが、消費税が10%になるとき、更に苦しい状況になってしまうことが予想できます。閉店に追い込まれてしまう店舗も増えるんじゃないでしょうか…
仮にこの後、衰退しちゃったとしても、自分がある業界の栄枯盛衰を存分に感じることができたのはとても光栄ですよね。全盛期だった時も楽しめたし、衰退期を悲しむことができたんです…
いや!メーカーさんが超面白いゲームを創りだして、もう一度あのゲーセンバブルを彷彿とさせるような時代を作ってくれるに違いない!!
そして可能ならば1万円を全部100円に両替して対戦にすべて費やす
…ぐらいの無茶な時代をもう一度経験してみたいと思うことも多いです。
故にメーカー殿の頑張りに期待せざるをえない…っ!!