楽天銀行の1週間定期預金で、さらに節税できる裏ワザ
- 2014/06/25
- 08:08
前回の記事「楽天銀行、1週間定期預金で年0.50%という高金利」を書いたところ、読者の森村ヒロさんから、楽天銀行の1週間定期預金でさらに節税できる裏ワザを教えていただきました。
それは、年0.50%の税引き後金利が年0.39%(楽天銀行WEBサイトより)のところ、なんと年0.4615%で済むという裏技です。やり方はとてもかんたん。
なぜ、それだけのことで税引き後金利が年0.39%から年0.4615%に上がるのかというと、ポイントは1週間という超短期の満期と、税金の端数切り捨て処理です。預金額10万円以上という楽天銀行の条件下では、135,572円が最も効率的とのこと。
森村さんからのメールを抜粋させていただきます。
いつもありがたく拝見させていただいております。
将来のためにしっかりと資産形成を行っていこうと決意して、水瀬さまのサイトや著作をきっかけに勉強させていただいているところです。
東京スター銀行の1週間定期でも使われていた節税対策技が、楽天銀行の1週間定期でも生かせそうです。
計算してみたところ、
135572円で1週間定期を預け入れると、税引き前受け取り利息13円、所得税(15.315%)1円、住民税(5%)0円、で税引き後受け取り利息12円で、税引き後金利0.4615%となりそうです。
135,572円を預金するのが最も節税効果があり、金額はそれ以上でもそれ以下でも、節税効果は弱まるそうです。1週間という超短期のため、端数切り捨て処理により住民税が0円となるマジック。おもしろいですね。
なお、上記は理論上の結論であり、実際に、楽天銀行で上記どおりの計算が行なわれるかはわかりません。サービス開始からまだ1週間経ってないですし。ご興味があれば、各自で実際に検証してみてください。
P.S
こんなツールを作られている方もいらっしゃいました。
TECHoh! 2014/06/19 定期預金最適化シミュレーター Ver.2
- 関連記事
- 楽天銀行の1週間定期預金で、さらに節税できる裏ワザ (06/25)
- 楽天銀行、1週間定期預金で年0.50%という高金利 (06/23)
- 場所にとらわれず、ノートPC1台でそれなりに生活するという選択肢 (06/17)
- 確定拠出年金(DC)の掛け金上限引き上げ。非課税口座でより多く投資できると思ったら…… (06/15)