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政府「河野談話」継承へ 韓国側は反発
6月21日 4時18分

政府「河野談話」継承へ 韓国側は反発
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政府は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話の検討結果を踏まえ、談話には、韓国側の意見がある程度反映されていることを示す一方、談話を継承していくことで理解を得たい考えですが、韓国側は反発しており、この問題に区切りを付けられる見通しは立っていません。

政府は、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、謝罪と反省を示した平成5年の河野官房長官談話について、談話の作成にあたって、韓国側と事前に綿密に調整していたなどとした有識者による検討結果を20日、公表しました。
政府は検討結果について、大使館ルートなどを通じて韓国側にすでに伝えたほか、今後開かれる協議でも取り上げ、元慰安婦の女性に償い金を支給した基金の設立など、日韓両政府で問題解決に取り組んできた事実を確認するとともに、談話の見直しは行わない方針を改めて説明することにしています。政府としては、今回の検討結果を踏まえ、談話には韓国側の意見がある程度反映されていることを示す一方、談話を継承していくことで、韓国側の理解を得たい考えです。
ただ、韓国側は、「日本側のたび重なる要請で非公式に意見を提示しただけだ」としたうえで、「一日も早く被害者が納得する解決策を提示することを促す」などと反発を強めており、いわゆる従軍慰安婦の問題に区切りを付けられる見通しは立っていません。

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