まずは、許容円周力を求める式では、基準ピッチ円径を掛けて(乗算)います。すなわち、他のパラメータが同じであれば、径の大きな物ほど、許容円周力が大きくなりますね。
また、ヘルツ応力の計算式では、平方根の中で基準ピッチ円径で除算しています。すなわち、径が小さな物ほどヘルツ応力が大きくなるということです。
ということで、許容円周力が小さくなる物と、ヘルツ応力が大きくなる物で計算しておけば、条件の厳しい方を計算したことになりますので、歯車の組合せでの歯面強さの検証は、小歯車だけ計算すればOKということではないでしょうか。
ただし、小歯車と大歯車で材質、熱処理等が違ってる(たとえば、小歯車がSCM浸炭焼入れ、大歯車FC)場合なんかは大歯車のほうでも計算しておいたほうが良いのではないかと思いますが
▼回答者からの追記
すみません、許容円周力を求める式、ヘルツ応力を求める計算式を書きませんでしたが、参考書を見て計算されているということで、知っておられるということで書きませんでした●質問者からのお礼
解答ありがとうございました。確かに他のパラメータが同じ場合、基準ピッチ円によって許容円周力は左右されますね。
歯車は、小歯車と大歯車で、力(Fkg)を伝達します。
そして、其々の歯車にかかるトルクは
* 小歯車の半径×力(Fkg) * 大歯車の半径×力(Fkg)で、
小歯車の半径×力(Fkg) < 大歯車の半径×力(Fkg)となるからです。
しかし、最近は歯車を加工して製作する事は稀なので、
購入するカタロクに伝達ワット(W)が記載されています。
●質問者からのお礼
解答ありがとうございました。
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