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パキスタン 旅客機に向け銃撃1人死亡6月25日 9時47分
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パキスタンで、北西部の空港に着陸しようとした旅客機に向けて何者かが銃撃し、乗客1人が死亡、乗員2人がけがをする事件が起き、現地の治安当局はイスラム過激派による犯行の可能性があるとみて調べています。
パキスタン北西部の都市ペシャワールで、24日夜遅く、国営パキスタン航空の旅客機が空港に着陸する直前、何者かが旅客機に向かって銃を連射しました。
地元の警察によりますと、この旅客機はサウジアラビアの首都リヤド発の国際便で、乗客乗員合わせておよそ200人が乗っていましたが、銃撃を受けて乗客のパキスタン人女性1人が死亡したほか、乗員の男性2人がけがをしました。
旅客機はそのまま空港に着陸したということですが、事件の影響で空港は一時閉鎖されました。
パキスタンでは今月8日、最大都市の南部カラチの国際空港がイスラム過激派組織に襲撃され、30人が死亡した事件をきっかけに、軍が過激派を掃討するための大規模な軍事作戦を北西部で始めていて、これまでに300人以上の過激派のメンバーを殺害しています。
現地の治安当局は、軍事作戦に反発するイスラム過激派が国営の旅客機を狙って報復攻撃に及んだ可能性もあるとみて調べています。
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