まだ夏本番はやってきていないこの時期ですが、クレジットカードの世界ではそろそろ冬のボーナス払いが利用可能な時期になってきました。
例えば三井住友VISAカードをお持ちの方の場合には、7月16日から冬のボーナス払いを利用することが出来ます*1。簡単にその流れを書くと、こんな感じ。
- 7月16日に冬のボーナス払いを利用。
- 支払いは1月26日なので、それまではお金の支払い不要。
- 来年1月26日に銀行口座より引き落としされる。
まぁ、一括払いの支払日がいつもであれば翌月なところを、冬のボーナス払いではなぜか最大半年程度も先延ばしできる…というイメージを持ってもらえればわかりやすいかと思います。
冬のボーナス払いは手数料不要:
ここで多くの方がご存知ないのが、冬のボーナス払いって手数料が別途、必要になるんじゃないかと思っている点。
いやいや実はそうではなく、リボ払い専用クレジットカードといったごくごく一部の特殊なクレジットカードを除けば、冬のボーナス払いで金利手数料が発生することは無いんですよ。
また、ボーナス払いっていう大層な名前がついているために数千円程度の支払いでは使えない印象があるかもしれませんが、別に生鮮食料品の買い物でボーナス払いを使ってもOK(お店が受理してくれる場合)。用途に関しては特に定められていません。
メリットばかりの冬のボーナス払い:
つまり、冬のボーナス払いってメリットばかり。まとめると下記のような長所があります。
- 金利手数料不要
- 支払いを最大半年程度、先延ばしできる
- ポイントも一括払い同様、しっかり貯まる
- 普段の買い物でも利用可能
現在、お金に困っているという方には嬉しい先延ばしですよね。キャッシングなどでお金を借りるくらいなら、冬のボーナス払いを利用して支払いを先延ばししたほうが賢い利用法だと言えます。
デメリットは少ない:
逆にデメリットは?というと、こんなくらいでしょう。与信枠を潰してしまう点だけ注意すれば問題ないと思います。
- 支払いが先すぎて、すっかり忘れてしまう。
- ボーナス払いを使いすぎると支払い金額が高額になる。
- 利用可能枠が潰されてしまう(冬のボーナス払いの未払い分だけ、カード利用可能額が少なくなる)。
お金に余裕がある方も使える:
最後にですが、お金に余裕があるという方にも冬のボーナス払いってお薦めなんですよ。なにせ冬のボーナス払いを利用した金額は来年の支払い時期まで手元に残るため、生活に余裕があるならそれをネットバンクなどの定期預金などに入れちゃえば良いのです。
まぁ、金利なんてほとんど付かない時代ですけれども、半年で0.2~0.3%くらいの利息収入は得られると思うので、投資好きな方は実践してみてください。ちりも積もれば…ですね。
以上、クレジットカードで冬のボーナス払いをすれば、手数料無しで支払いを来年1月まで先延ばし可能…という話題でした。
文末リンク:
*1:毎月26日払いに設定されている方の場合