2014-06-25

ピンサロに救いを求めようとしたが、性欲が湧いて来なくて店に行けなかった

大学生 男 コミュ障 アパート住まい ディープキスフェラはしたことがあるが挿入経験は無し

ピンサロに行こうと思った理由は、自分がごく限られた性的経験に囚われてしまっているのを何とかしたいと思ったから。溢れる性欲をどうにかしたいわけではなく、女の子との接し方を学びたいわけでもない。愛しあう行為は何ら神聖ものでないと体で知りたい。金を払って、見た目綺麗にしているものの実際のところ汚い奴らの体液にまみれたような姐ちゃんに演技してもらって、そんなことで自分幸せになるんだって実感したい。そうすることで変な執着心を振り払いたい。



まず、ごく限られた経験に囚われているのをどうにかしたい、というのがどういうことかという話をしよう。

以前付き合っていた恋人(以降A)にフられてから一年くらい。Aとは同じ専攻で、別れてからも否応なく頻繁に会っている。再び交際したいとは思っていないが、好きかどうかと言われれば、今でも好きだ。

露骨にAから拒絶されていた時期も有ったが、色々とこちらも反省して行動していたからか、最近結構マシになった。友達として良い距離感で接してくれることがあって、ずっとこんな感じでいられれば自分彼女も辛くならないかなと期待する。しかしつれない態度を感じることもあって、自分コミュ障であることもあって混乱してしまう。

否応なしに頻繁に会いすぎるのが良くないのかもしれない。Aとしては付き合ってもいない自分毎日一緒にいたい訳ではないはずで、それならばAの視界に自分が入っても放って行動することは当然ある。でも自分はそんな当たり前のことを意識してしまい、寂しさに任せて近づきたくなったり、あるいはひねかえって遠ざかりたくなったりしてしまう。適切な距離感なんて普通にしてれば分かるだろうと言われても、ただでさえコミュ障の上に恋で頭がおかしくなっている自分には無理な相談だ。たまに会うくらいだったらAの優しいところだけを見ていられる(あるいは、Aが優しいところだけを見せていられる)かもしれない。

さて、学科の人が研究室に振り分けられる時期が迫っている。Aが行く研究室は知っているが、自分はAとの関係を忘れて考えた上でその研究室に行くかどうか迷っている。ある意味でこれは偶然なんかじゃなく、Aに学問面でも人格面でも影響を受けてしまったせいで、同じ研究室希望するようなことになったのだとは思うのだけれど。上に書いたように、Aとあまり頻繁に会わないようにするために別の研究室に行くべきかもしれないと思う。一方で、Aと一緒に学問をしたいという気持ちもある。

今度、彼女と二人でいることになる時間が少しある。自分がどうしたいのかはっきりさせて、彼女はどう思うかを聞きたいと思っている。

もう一人の人間、Bがいる。Bとは長い付き合いで、Aと交際する前に、ふざけたような感じで性的行為をしたことが数度あった。自分がAと付き合う前にBには恋人ができて、自分はBのことが好きなような気がして、叶わないことに苦しんだ。Aと交際して心が晴れたことをきっかけにBとのギクシャクしていた関係直ちに修復した。Aと別れて以来は、再びBに対して変な感じになってしまうこともあるものの、上手くいなしてくれるBの優しさのおかげで概ね普通の付き合いが出来ている。

もし(難しいことではあるが)新しく誰かと交際することができれば、今ある苦しさも治まるかもしれないとは思う。しかし、たとえそうできたって同じことを繰り返すだけなのではないかと不安になる。

問題は、AやBの前のもっと子供のころ、叶わない恋らしきものをしたことはあるのに、そのときは今ほど苦しまなかったことだ。なのに今は苦しく、狂ったように執着してしまう。この理由として、性的経験が絡んでいるかもしれないと考えられるのだ。

もちろん、自分が単に性欲で動いているという側面はあるだろう。そこで性欲が湧いてくるのが嫌になり、そもそも自分が男であること自体が憎いと思う。イソフラボンが含まれている大豆製品を多量に摂って性欲を多少減らしたりしている。

だがしかし、例え性欲をそれほど感じないときでも、愛しいものは愛しい。単に性欲で動いているというだけでなく、もっと無意識的な次元で、たった数度の性的出来事絶対的ものとして固定されてしまっているかもしれないと考えられる。

そこで、金を払って姐ちゃんに相手をしてもらうことで澱を溶かしたい。できればAと二人になるタイミングまでのうちに、遅くとも研究室を最終的に決めるまでに。澱が溶けたあとに、Aのことをどう思えるか、それ次第だと思うのだ。



前置きが長く過ぎた。今日ピンサロに行こうとした話をする。

目当ての店は、やや小さな歓楽街にある、比較的新しくネット上で評判の良い店。大繁華街なんて柄じゃないと思う自分にはちょうど良い。

一旦大学から帰宅して、心配性過ぎるくらいに身だしなみを整えた後、目的の駅へ移動する。さあこれからピンサロキャッキャウフフしようというところだ。しかし、どうも気が乗らず、さらにはおしっこに行きたい気までしてくる。とりあえず喫茶店に入る。おしっこ匂いがするブツ晒すだなんて迷惑なので、コンビニウェットティッシュを買っておき、喫茶店トイレの個室でおしっこをした後に自分ブツを拭き拭きする。どうせ店に入ったら同じことをされるのは分かっているのに。本当に童貞らしいと思う。

実は、今以上に自分の気が触れていた頃に、見かねたBに事務的に手でしてもらって、どうしてもイケなかったことがある。恋人に不誠実にならないギリギリで精一杯のことをしてくれたのだとは思うが、どうしても(性愛に限った意味での)愛情が感じられなくてダメだった。さらに、童貞風俗に行ったものの緊張してイケなかったという話をネットで目にする。もちろん嬢はサービス範囲内の愛情を注いでくれる上にテクニックがあるため、Bのときとは全く違うのだが、しかしとても怖いのだ。

ちょっと前は、ただただ女を抱いて射精がしたくて夜の繁華街を目当てもなくうろついたこともあった(結局怖くてどこにも入らなかったわけだが)。あのときのような気分になれたら、どんなにか恐怖が吹き飛ぶだろうかと感じる。しか大豆製品の多量摂取のおかげで昔よりは性欲が減っている。まったく自分は囚われているのだなと、一人で皮肉に笑う。性欲が無いというわけでなく最近毎日自慰をするくらいなのだが、普段通りで良いだろうと昨日も自慰をしたのがいけなかった。

しかしせっかくここまで来たのだ。性的な気分を高めるよう念じてみて、しばらくするとそれに成功して勃起し、道行く女性の誰でもいいからヤりたいと思うようになる。しかちょっとすると萎えしまい、そんなことを何度か繰り返した。そのうちに興奮することに疲れて萎えっぱなしになる。お腹が減っているのが悪いかもしれないと思ってすき家に入って牛丼を食べて、キス迷惑にならないように念入りに爪楊枝で歯を掃除して口全体をゆすぐようにしてコップの水を含む。

そこで転機は訪れた。だらだらと携帯ピンサロ体験談まとめを見て、「女子大生ピンサロ永井http://www.dmm.co.jp/mono/dvd/-/detail/=/cid=dcol015/」というAV広告画像を目にしたときに、自分はすぐに勃起したのだ。そうだ、こんな娘が隣にいたら射精できるに決まっていると悟り、洋々と風俗が並ぶ地区に足を向ける。

まず中国人とおぼしき女性に「兄さん、可愛い娘いるよ」と声をかけられた。ぼったくり風俗店存在ネットで知っていたので、即座に危険を感じ取って無視して進む。そうしながら、「自慰ができるけども風俗射精できない人は、画像ではきちんと興奮できる人なんだよな。ピンサロ嬢の画像で勃つことは何の慰めにもならないのだよな」と冷めた思考が頭をよぎり始める。そんなことはないと自分を信じこませながら、先へと進む。

その先は客引きおっさんがずらりと並ぶ区画で、ここぞとばかりあちこちから声をかけられる。しか自分は、こういう客引きに遭ったときは無言で早足に去るものだと条件付けられていた。今度もその通りの行動を行い、目当ての店を目に焼き付けながらも行き過ぎることとなってしまったのだ。ただ、ニヤニヤしながら「ヌキ、あるよ」と露骨な声をかけてきたおっさんには、普段は完全無視だけれども今日苦笑いを返してあげた。ゆっくり目当ての店の前で悩むことができれば、入っていたかもしれないのにな。

結局、今日はだめだと思って家に帰ることにした。明日の授業が終わったら客引きが多くない時間チャレンジするつもり。精がつくものでも食べておこうと、スーパー煮干しと玉ねぎを買う。煮干しを食べると結構性欲が出た経験はある。玉ねぎは精が出るために精進料理に用いられない由緒ある食材だと思っていたのだけれど、今調べてみると俗説っぽかった。

ほんと、勉強しなきゃいけないのに、どうしてこんなことで悩んで、さら時間かけて増田に書いてるんだか。

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