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失敗を“共有”する「FailCon」が日本初上陸
国内外のITベンチャー起業家が失敗談を披露
失敗から学ぶ――。言うは易しだが、実際に失敗談を聞く機会となるとなかなか得られないのが現状だ。そんな中、起業家が自らの失敗談を語り、来場者と失敗を“共有”するイベント「FailCon」が2014年6月18日、都内で開催された。起業家がその成功談を語るイベントは多いが、失敗に焦点を当てたイベントは珍しく、その失敗からいかにして事業を立て直したかを知ることは意義がある。
FailConは2009年に米国・サンフランシスコで第1回が開催され、その後フランス、オーストラリアなど世界12カ国の都市で開かれている。日本では今回が初開催となる。日本でのイベントは、デジタルガレージのグループ会社でスタートアップ企業の育成事業を担うOpen Network Labが主催した。
エクイニクス創業者など著名起業家が登壇
講演者には国内外の著名な起業家が集まった。海外からは、ソーシャルニュースサイトのDiggやデータセンター事業者のエクイニクスを創業したJay Adelson氏(写真1)、英語のニュースを朗読するアプリ「Umano」を開発したSoThree共同創業者のIan Mendiola氏が登壇。
国内では、家計簿アプリのマネーツリー社長のポール・チャップマン氏、クラウドソーシングサービスを手掛けるクラウドワークス社長兼CEOの吉田浩一郎氏、レンタル掲示板運営のメディアクリップや生活のノウハウサイト運営のnanapiなどを立ちあげた古川健介氏、個人レッスン専門の先生を探すサイト「Cyta.jp」を運営するコーチ・ユナイテッドの有安伸宏氏、UI設計の受託ビジネスを手掛けるグッドパッチ代表取締役兼CEOの土屋尚史氏、サイバーエージェントやVOYAGE GROUPで企業内起業を手掛けた椿奈緒子氏が失敗談を披露した。
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