FWスアレスがまた噛みついた!? ウルグアイ勝利で決勝T進出も…/W杯
ISM
2014年W杯は現地時間24日にグループD最終節のイタリア対ウルグアイの一戦が行なわれ、1対0で勝利したウルグアイがグループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。この試合で、ウルグアイFWルイス・スアレスが相手選手に噛みついたようにも見える場面があり、今後波紋を呼ぶことになりそうだ。
問題の場面は試合終盤の79分。試合は0対0のままで、このまま引き分ければイタリアがグループ2位での決勝トーナメント進出が決まるという状況だった。ここでイタリアゴール前に侵入してきたスアレスとイタリアDFジョルジョ・キエッリーニが激突し、二人ともグラウンドに倒れ込んだ。その後立ち上がったキエッリーニは、ユニフォームをめくって審判に強く左肩をアピールし、スアレスから何らかの行為を受けたと主張しているようだった。しかし、審判は両者に何らかの処分を下すことはなく、そのまま試合続行となった。
両者が倒れる直前のリプレイを見ると、スアレスはキエッリーニの左肩付近に顔をうずめており、その後にキエッリーニがそれを振り払っていた。
スアレスにはかつて所属していたアヤックス(オランダ)、そして現在所属するリヴァプール(イングランド)でも試合中に相手選手に噛みついて、出場停止処分を受けた過去がある。また、その1分後にウルグアイが先制点を入れているだけに、イタリア側からすると試合の流れを変えるようなプレーだったとも言えるため、スアレスの行為は噛みつきだったのかどうかに大きな注目が集まりそうだ。噛みつき行為が認められた場合は、FIFA側からスアレスに対して何らかの処分が下される可能性もありそうだ。
=以下、決勝トーナメント1回戦組み合わせ=
6月28日
ブラジル(グループA1位)vsチリ(グループB2位)
未定(グループC1位)vsウルグアイ(グループD2位)
6月29日
オランダ(グループB1位)vsメキシコ(グループA2位)
コスタリカ(グループD1位)vs未定(グループC2位)
6月30日
未定(グループE1位)vs未定(グループF2位)
未定(グループG1位)vs未定(グループH2位)
7月1日
未定(グループF1位)vs未定(グループE2位)
未定(グループH1位)vs未定(グループG2位)