池袋で車暴走 1人死亡6人重軽傷

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 24日夜、東京・池袋の駅前で車が歩道に突っ込んで歩行者を次々とはね、1人が死亡、6人がケガをした。運転していた男は、「脱法ハーブを吸って運転した」と供述しているという。

 警視庁によると、24日午後8時頃、東京・豊島区の池袋駅前の路上で、車が歩道に突っ込んで歩行者を次々とはねた。車は歩道を40メートルほど走り、電話ボックスに衝突して止まったが、はねられた歩行者のうち、20代とみられる女性1人が死亡、20代から30代の男女6人が重軽傷。

 警視庁は、意識がもうろうとした状態で車に乗っていた飲食店経営の名倉佳司容疑者(37)を、過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕した。名倉容疑者は警視庁の調べに対し、「脱法ハーブという薬物を吸った。吸ったあとに運転して、人をはねてケガをさせたことに間違いない」と話し、容疑を認めているという。

 また、「脱法ハーブを車のなかに置いてる」とも話しており、警視庁は、車を検証するとともに、詳しい経緯を調べることにしている。