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【大リーグ】

ダルビッシュ、5失点で今季初連敗

2014年6月24日 紙面から

エンゼルス戦 の6回を投げ終え、険しい表情でベンチに戻るレンジャーズのダルビッシュ=アナハイムで (撮影・社英夫)

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◇エンゼルス5−2レンジャーズ

 “どや顔”が瞬く間にしぼんだ。レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)は22日、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に先発し、6イニングを5安打5失点(自責4)で4敗目(7勝)を喫した。連敗は今季初で、2試合連続の自責4以上は2年ぶりだった。

 新ルールに足をすくわれた。1回1死一塁。プホルスにエンドランが掛かった中前打を許すと、中堅マルティンの送球は三本間のファウルゾーンにそれた。カバーに入っていたダルビッシュが素早く処理し、振り向きざまのスナップスローで本塁送球し、判定はアウト。だが、ジメネス捕手のプレーが、今季から禁止された「ボールを保持しない状態での捕手の本塁ブロック」に相当すると判断され、ビデオ判定でセーフに覆った。

 時事電によれば、「(アウトだったら流れが)変わっている。練習の成果を出せて完全に“どや顔”をしていたが、セーフになり、すごく残念だった」とダルビッシュ。おどけつつも言外に悔しさをにじませた。

 制球難も災難に拍車を掛けた。4四球、2暴投。荒れ球に球審は微妙な球をストライクに取ってくれず、4回は甘いコースを2度もスタンドに運ばれた。「前回のオークランド(アスレチックス戦)で完全にフォームが崩れていたが、それを修正できていなかった。自分の問題で(相手の)ビッグイニングをつくってしまった」

 チームは今季最多の5連敗。借金5(35勝40敗)と首位から11・5ゲーム差はともに6年ぶり。エースでも負の連鎖に歯止めを掛けられず、今後の苦闘を予感させた。

 

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