W杯関連の賭けに負け、学生が飛び降り自殺 中国

2014年06月24日 20:19 発信地:北京/中国

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×中国北京(Beijing)の公園で行われたパブリックビューイングでサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の試合を観戦するサッカーファン(2014年6月13日、資料写真)。(c)AFP/GREG BAKER

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【6月24日 AFP】24日の中国国営紙・信息時報(Information Times)によると広東(Guangdong)省で、サッカーW杯の勝敗予想の賭けに加わった大学生が、3000ドル(約30万円)以上負け込んだことを悲観して、飛び降り自殺した。

 この大学2年生は23日、自分が通う大学構内の建物の7階から飛び降りた。目撃者は「彼が電話に向かって『無理言わないでくれ』『2日くれれば、金は返すから』などと言っていたのを聞いた」と語っている。それから「10分位話した後、電話を切ると立ち上がって突然、姿を消した」という。飛び降りた学生はすぐに広州(Guangzhou)市内の番禺(Panyu)区にある病院へ救急搬送されたが、医師らは蘇生できなかった。

 同級生によると、この学生はサッカーW杯の数試合の勝敗を予想する賭けで2万元(約33万円)近く負けており「大金を借りることになり、利子がとても高いと聞いた」という。

 中国でもサッカー人気は高く、観戦だけではなくサッカーくじも人気がある。国営の中国新聞社(China News Service)によれば、政府発行のサッカーW杯関連くじの売り上げは今回21日までに40億元(約650億円)に達し、前回2010年W杯時の2倍近くに達している。中国国家体育総局(General Administration of Sport of China)では最終的なくじ売り上げは100億元(約1600億円)を超えるとみている。(c)AFP

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