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29歳最年少市長を逮捕 事前収賄などの疑い

2014年6月24日18時8分  スポーツ報知

 浄水設備導入をめぐり、知人で地下水供給設備会社社長(43)=詐欺罪で公判中=から現金数十万円を受け取った疑いが強まったとして、愛知、岐阜両県警は24日、事前収賄などの疑いで、岐阜県美濃加茂市の市長藤井浩人容疑者(29)を逮捕した。藤井容疑者は現職市長としては全国最年少。

 逮捕容疑は、プールにたまった雨水を浄化して生活用水などに使う設備の公共施設への導入に絡み、社長から賄賂を受け取った疑い。両県警は24日朝、藤井容疑者に任意同行を求め、取り調べていた。

 藤井容疑者は共同通信のこれまでの取材に「社長から現金や物品をもらったことはない」と容疑を否定していた。

 美濃加茂市によると、浄水設備は昨年8月、市内にある藤井容疑者の出身中学のプールに実証実験の名目で設置された。実験費用は会社側が負担、水質検査の結果も良好だったが、設備が故障したため中止された。

 社長は今年2~3月、銀行から約1000万円の融資金を詐取した容疑などで逮捕、起訴され、公判中。

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