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セクハラやじ、鈴木都議以外の声紋分析、音源精査へ

2014年6月24日12時56分  スポーツ報知

 東京都議会のセクハラやじ問題で、被害に遭った塩村文夏都議(35)が所属するみんなの党の会派は24日までに、鈴木章浩都議(51)以外のやじ発言者を声紋分析で特定するため、業者と相談しながら音源を精査する意向を固めた。ただ、発言に不明瞭なところもあり、分析には難航も予想されるという。

 同会派の両角穣幹事長は「自ら名乗り出てほしいと思う。それが難しいなら各会派がしっかり調査してほしい」と話している。

 同会派によると、議会局から提供を受けた一般質問の映像・音声データには、鈴木都議の「早く結婚した方がいい」という声は明瞭に残っていたが、ほかの「産めないのか」などのやじは、一部だけ聞こえたり、ほかの音でかき消されたりしていた。

 塩村都議が20日に議長宛てに提出を試み、不受理になった処分要求書では、鈴木都議が発言した結婚に関するやじのほか「まずは自分が産めよ」「子どもを産めないのか」「子どももいないのに」といった言葉もあったという。

 議会局には24日も、批判などの電話が相次いだ。9人の職員で対応しているが、件数が多すぎて中身を集約しきれない状況。やじが飛び出した本会議翌日の19日までで1000件を超える電話やメール、ファクスが寄せられ、大半がセクハラのやじに批判的な内容だったという。

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