布川、次女が成人するまで「再婚させない」つちやかおりとの離婚届け提出し別々に会見
タレントの布川敏和(48)とつちやかおり(49)が23日、離婚し、都内で別々に会見した。長男で俳優の布川隼汰(21)と長女でモデルの布川桃花(20)は布川の元に残り、中学2年の次女(13)の親権はつちやが持つ。つちやは割烹(かっぽう)店主との不倫を認めているが、布川は次女が成人するまでの再婚&自宅連れ込み禁止を通達。つちやは「同じ考え」と同意した。
午後4時、布川は前夜(22日)に仕上がったばかりだというグレーのスーツ姿で会見場に現れた。靴下もパンツも新品を着用。一方、普段着のつちやは4時間後、別の場所で会見した。
先週、2人で数回、話し合い、離婚を決意。この日朝、つちやが書類を役所に提出した。交際9年、結婚生活は23年だった。
布川(以下、布)「彼女への思いやりが薄れていた。夫としての器量がなくなってしまった」
つちや(以下、つ)「話し合った時点で納得していたけど(提出は)こんなにあっけないのかと思った。今は穏やかな気持ちです」
慰謝料はなし。養育費は布川が支払う。成人している長男と長女は布川が住む自宅に残り、中学2年の次女は戸籍上は布川姓のままだが、親権はつちやが持つ。生活スタイルは1年半の別居生活と変わらない。つちやは所属する布川の個人事務所から独立する。つちやが5月の会見で「大切な人」と不倫を認めた割烹店主との関係については、話し合いの場では一切出なかったという。
布「離婚はそれ以前の問題が原因だと思っているので」
唯一、布川が語気を強めたのはつちやの再婚の話題だった。
布「それはないと思う。そのへんは話をした。次女が彼女と住んでいくにあたって、新しい誰かが住んだり、結婚したりとかになると、僕が(次女を)向こうに住まわすわけにはいかない。一緒に住むことは許せない。『成人するまでしっかり育てる』という条件ですね」
つ「どんなに娘に対して、いい人であろうが、一緒にというのは無理がある。私も同じ考えです。ないと思います」
取材を避けるため割烹店主とは会見以来、会っておらず、電話で連絡を取り合っているという。「今も大切な人?」という問いに、つちやは「う~ん…。そうですね」と以前ほどの情熱は感じられなかった。
◇布川、つちや夫妻離婚までの経過
▼5月1日 同日発売の「週刊新潮」が、つちやと割烹(かっぽう)店主が手をつないでいる姿を報じ、夫婦が別居状態にあると報道。
▼2日 つちやが会見で「離婚したい」。布川も30分後に会見。「びっくりです」
▼9日 都内の路上で、つちやが車を運転中に自転車に乗った女子大生と衝突。離婚協議が延期。
▼6月23日 離婚協議で合意に達したと連名で報道各社にファクス。
◆布川 敏和(ふかわ・としかず)1965年8月4日生まれ。48歳。元シブがき隊。
◆つちや かおり 1964年8月26日生まれ。49歳。アイドル歌手で女優として活動。
離婚・破局