【BOX】八重樫、ロマゴン「強過ぎて困惑」9・5井上とW防衛戦
2014年6月23日20時43分 スポーツ報知
世界ボクシング評議会(WBC)の両チャンピオン、フライ級の八重樫東(31)とライトフライ級の井上尚弥(21)=ともに大橋=が、9月5日に東京・代々木第二体育館で防衛戦に臨むことになった。所属ジムが23日、発表した。
4度目の防衛戦となる八重樫は、世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級、ライトフライ級に続く3階級制覇を狙うローマン・ゴンサレス(27)=ニカラグア=とぶつかる。挑戦者のゴンザレスは39戦全勝(33KO)の戦績を誇る。
東京都内で開かれた記者会見で、相手の印象を問われた八重樫は「強過ぎて困惑している。小さな穴を見つけて突破口を広げられれば」と話し、大橋秀行会長も「ゴンサレスは正真正銘、最強の挑戦者」と警戒した。
井上は、4月に日本選手最速のプロ6戦目で世界王座を奪取。初防衛戦でランキング15位のサマートレック・ゴーキャットジム(29)=タイ=を迎える。減量苦から階級を上げる選択肢もあったが「まずは王者としての仕事をしたいと思った。インパクトのある勝ち方をしたい」と語った。