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関東甲信、雷伴う大雨、ひょうも 感電で3人搬送

関東甲信、雷伴う大雨 ベランダに積もったひょう
マンションのベランダに降り積もったひょう(東京都調布市)
Photo By 共同 

 上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になった24日は、茨城県筑西市で1時間に48・5ミリを記録するなど、関東甲信を中心に雷を伴う激しい雨が降った。横浜市と茨城県石岡市では、落雷で感電したとみられる男性計3人が病院へ運ばれた。東京都三鷹市では、ひょうが数十センチ積もり、車が立ち往生した。

 横浜市泉区の野球場では午後、雨が強くなり片付けをしていた30代の男性2人が救急搬送された。近くの木へ落雷があった後に体調不良を訴えるのを目撃した人がいた。石岡市の工事現場でも午前、大工の男性(32)が落雷後に手にしびれを感じたと119番した。

 三鷹市中原1丁目付近の住宅街では午後、数センチの大きさのひょうが降り続け、道路上や住宅の庭に雪のように積もった。車が動けないという110番も相次ぎ、市職員らが重機なども使ってひょうを撤去した。

 ひょうは東京都世田谷区や練馬区、調布市などでも降り、道路の冠水や建物の浸水もあった。

 気象庁によると、筑西市のほか、兵庫県上郡町も1時間に48・0ミリの激しい雨で、ともに6月の観測史上最多。静岡県川根本町は46・5ミリで、群馬県桐生市は33・0ミリ、岐阜県高山市と神奈川県海老名市は32・0ミリだった。

 上空約5500メートル付近に氷点下12度以下の冷たい空気が流入し、地表との気温差で大気が不安定になった。25日もこうした状態が続く見込みで、同日午後6時までの24時間予想雨量は、関東甲信の多い所で150ミリ。

 気象庁は、土砂災害や浸水、河川の増水に警戒を呼び掛けた。竜巻などの激しい突風や落雷への注意も訴えた。

 梅雨前線の影響では24日、沖縄県の久米島で1時間に44・5ミリなどの激しい雨が降った。

[ 2014年6月24日 20:12 ]

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