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政治
【歴史戦 第3部 慰安婦・韓国との対話(3)】慰安婦も安重根も一緒くた 史実無視、中韓連携の不可解
「記念館は、安重根義士の愛国精神と民族を愛する心そして、平和思想を広く伝え、民族間の友好と世界平和を願う場所」
もっとも実際に館内をめぐっても、ここがどう「民族間の友好」に結びつくのか理解できなかった。
展示物を見ても、やはり安による伊藤の「15の罪悪」を強調し、安が中国・ハルビン駅で伊藤を狙撃するシーンがリアルに人形で再現されている。安がその際に使用した銃「ブローニング」の複製もあった。
一方で、伊藤が実は韓国併合に慎重だったことへの言及は見当たらない。
日本から見れば「テロリスト」(官房長官の菅義偉)である安の行為を、韓国では「義挙」と呼ぶ。さらには大統領の朴槿恵(パククネ)自ら中国の国家主席、習近平に記念館の設置を要請する。
事実追求も許さない
歴史は本来、いろいろな評価や見方ができるものだろう。だが、韓国では「日本の見方」が存在することすら理解されないようだ。
日本政府による当時の官房長官、河野洋平の談話の検証結果発表について、韓国紙、東亜日報は21日付社説で次のように書いた。
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