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政治
【歴史戦 第3部 慰安婦・韓国との対話(3)】慰安婦も安重根も一緒くた 史実無視、中韓連携の不可解
ソウル市の在韓日本大使館の前に設置された少女の慰安婦像の後ろの壁には、なぜか日本の初代首相(初代韓国統監)、伊藤博文を暗殺した安重根(アンジュングン)の写真入りポスターが張られていた。
ポスターには、安が伊藤の「罪悪」と指摘した「政権を強制的に奪った罪」「教育を妨害した罪」「東アジアの平和を壊した罪」…など15項目も列挙されていた。その中には、日本では根拠のない俗説とされる「明治天皇の父、孝明天皇を殺した罪」も含まれる。
メッセージ性重視
歴史に関わることなら、慰安婦問題も安も一緒くたにするのか。しかもそこでは、学問的な事実関係はあまり問われず、メッセージ性ばかり重視されているように思えた。
韓国民の寄付金と国家予算で、2010年10月に建て直された「安重根義士記念館」を訪ねた。入場は無料で、受付にあった日本語のパンフレットにはこう記されていた。
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