21日にブラジルに到着しました。街中、空港、ホテル、いろいろな場所にサッカーボールがあって、ブラジル人のサッカー愛が国中から伝わってきて、いいなーと思います。
21日のアルゼンチン対イラン戦を取材したんですが、観戦するブラジル人はイランが攻め込んだり、アルゼンチンがミスをしたら、すごい歓声をあげるんです。「(強豪の)アルゼンチン負けろ!」って思っているんでしょうね。辛口の日系ブラジル人サッカー評論家、セルジオ越後さんが「僕、ブラジルでは辛口な方じゃないよ」というのもウソじゃない(笑)。
日本代表は5度目のW杯出場になりますが、3点取られても4点取り返すような、これまでで一番攻撃的なスタイルのサッカーをしています。ポゼッション(支配率)が高く、見ていて面白い。
コートジボワール戦は1点先制して精神的にも優位に立ちましたが、守りに入って歯車が狂いましたね。ギリシャ戦はゴールに迫るも、フィニッシュがうまくいかず…。1戦目も2戦目も、選手たちが一番悔しい思いをしているはず。
コロンビア戦は(1敗1分けで)追い込まれて、逆に難しいことを考えなくてよくなった。シンプルに相手に勝つことだけを考えてプレーし、攻撃的な自分たちのサッカーを貫いて勝つ、奇跡を期待したい。今回は運動量、勝つんだという強い気持ちが大事。予想スコアは3対1で日本の勝利です!