2014年6月24日23時42分
24日午後7時55分ごろ、東京都豊島区西池袋1丁目の歩道に乗用車が突っ込み、男女7人が次々とはねられた。20代の女性が死亡したほか、男性1人と女性2人が重傷を、男性3人が軽傷を負った。警視庁は、車を運転していた男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。今後、容疑を過失運転致死傷に切り替えて調べる。男は「脱法ハーブを吸った後に車を運転した」と話した、と警視庁は説明している。
発表によると、男は埼玉県吉川市高久1丁目、飲食店経営名倉佳司容疑者(37)。車は歩道に突っ込んだ後、約40メートル走り、電話ボックスに激突して止まった。名倉容疑者は、意識がもうろうとした状態で車内にいたという。
現場はJR池袋駅西口の近くの繁華街で、多くの人でにぎわっていた。近くの飲食店に勤める女性(22)は「ドーン」「ガシャーン」と建物解体現場のような音を聞いた。「『きゃー』という悲鳴と『救急車、救急車』という声で、騒然となっていた。はねられた人はぐったりと倒れたままで、全く動いていなかった」と話した。
飲食店従業員の男性(19)は「1人は、はねられて10メートルくらい飛ばされていた。車に乗っていた男は警察官に引っ張り出されて、よだれを垂らしてぼーっとしていた」と話した。
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