［名言］ ブレる人の好きな言葉は、「自分らしく生きたい」。ブレる人は、自分らしさを探しまわっています。ブレない人は、自分らしくないことをやろうとします。

ブレる人の好きな言葉は、「自分らしく生きたい」ということです。
ブレる人は、自分らしさを探しまわっています。
「自分らしく」と言う人は、「あの人はこういう人だよね」というまわりのイメージを自分らしさと勘違いしています。
何かをやった時に、「あの人らしいよね」と言われたいのです。

ブレない人は、自分らしくないことをやろうとします。
「通常だったら、自分はこんなことやらないよね」と思うことをやれます。

「自分らしいことをやろう」とするのではなく、「自分らしくないこと」をやったほうが、圧倒的に人生は面白い出会いがあります。

『ブレない人は、うまくいく。』
（中谷彰広 著／学研パブリッシング） より

「自分らしさ」って、どういうことでしょう？

それはある種のレッテルを貼っているということです。几帳面な人とか、いつも明るい人とか、おとなしい人とか。

自分でも「自分はこういう人間だ」というイメージを持っているし、周りの人からも「こういう人だ」と思われている。

「君らしくないなぁ」とか「あなたらしくない」という言葉には、批判が含まれています。
自分でも「自分らしくない」と思うことは、やろうとしなくなります。

「自分らしさ」にこだわりすぎると、そのイメージに合わせようとして生き方の選択肢を狭めてしまうんですね。

「自分らしくない」ことにどんどんチャレンジすることで、自由にのびのびと生きることができ、世界が広がります。

私は大学時代の友達と毎年忘年会をしています。
友達は私がどういう人間かよく知っています。
その友達を毎年驚かせるようなことをするのが楽しみのひとつになっています。
「私らしくないこと」をやって驚かせるのです。

運動が大嫌いで、体育の授業をいつもサボっていた私がマラソンを始めたというので、友達はビックリしました。
書くことが嫌いで、卒論も泣き泣き書いた私が本を出したということで、友達はビックリしました。
かなりお酒を飲んでいた私が飲まなくなったことで、友達はビックリしていたし、ちょっとガッカリさせたみたいですけどね(笑)。

私のことをよく知っている友達を驚かせることが出来たということは、私が自分の殻をやぶって世界を広げたことを意味します。
今年の忘年会でも、なにか「私らしくないこと」で友達を驚かせたいなと思っています。

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