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最終更新:2014年6月25日(水) 0時49分

池袋で車暴走 1人死亡、逮捕の男「脱法ハーブ吸った」

 24日午後8時前、東京・豊島区のJR池袋駅西口近くの路上で歩行者7人に乗用車が突っ込み、1人が死亡し、6人が重軽傷を負いました。警視庁は乗用車を運転していた男を逮捕し、詳しい事故の状況を調べています。

 24日午後7時50分すぎ、豊島区・西池袋のJR池袋駅西口近くの路上で男が運転する乗用車が突っ込み、歩行者7人を次々とはねました。

 「音がすごかった。人が飛ばされていて。発砲事件が起きたのではないかと言っていて。(車は)蛇行していたので、信号も無視していた。女の人が叫んでいた」(目撃者)

 この事故で20代の女性が病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。そのほか、女性2人(24歳、22歳)と男性1人(20歳)が重傷を負い、男性3人(26歳、28歳、33歳)が軽傷です。

 警視庁によりますと、乗用車を運転していたのは埼玉県・吉川市の飲食店経営、名倉佳司容疑者(37)で、過失運転傷害の現行犯で逮捕されました。名倉容疑者は、調べに対し「脱法ハーブを吸った後に車を運転して人をはねた」と供述しているということです。

 警視庁によりますと、名倉容疑者が運転する乗用車は歩道に進入した後、現場にある郵便ポストをなぎ倒し、電話ボックスに当たった後に停止。警察官が駆けつけたところ、名倉容疑者は意識がもうろうとした状態だったということです。

 また、近くの交番の防犯カメラの映像には乗用車が20〜30メートル歩道を走っている様子が捉えられているということで、警視庁が事故の状況を詳しく調べています。(25日00:20)

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