ピーチ、初の最終黒字 国内LCCで初
産経新聞 6月20日(金)8時30分配信
関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが19日発表した平成26年3月期決算は、売上高が前期比2・1倍の305億円、最終損益は10億円の黒字(前期は12億円の赤字)となった。路線網を積極的に拡大し、順調に利用者数を伸ばした。23年2月の会社設立以来、初の単年度黒字となり、27年3月期も増収増益を見込む。
黒字達成は国内LCC3社で初。ピーチは就航から3年以内の黒字化を目標に掲げていた。26年3月期の旅客数は前期比約1・8倍の300万人、平均搭乗率は83・7%と前期より約6ポイント増えた。記者会見した岡村淳也財務・法務統括本部長は「LCCというサービスが浸透し、想定を上回る利用があった」と話した。
パイロット不足により、ことし5〜10月は約2千便の減便となったが、11月以降は外国人や自衛隊OBの採用で補う。「減便があった上期でも前年を上回る便数を確保している。下期はさらに伸ばせる」(同社)とみて、27年3月期は売上高、利益とも前期比1割程度の増加を予想する。
ピーチは24年3月に関空−札幌、関空−福岡線に就航後、路線網を拡大し、現在は国内、国際線で計16路線を運航。
最終更新:6月20日(金)11時31分
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