【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ギニアを中心に拡大している「エボラ出血熱」感染で、世界保健機関(WHO)は26日、隣国シエラレオネで感染者の死亡を確認したと発表した。発生確認はギニア、リベリアに続き3カ国目。
ロイター通信などによると、感染が広がったギニア南部と国境を接するシエラレオネ東部で死者1人を調べたところ、感染が確認された。
ギニアを中心に2月上旬以降、患者が増加し、感染拡大を確認した。これまでに感染が確認されたり感染が疑われたりした死者はギニアで170人以上、リベリアで約10人。
エボラ出血熱は致死率が50〜90%と極めて高い感染症で、確実な治療法はない。